2007年10月04日
北国街道 1 06旅の記録 3日目 9
第3日 北国街道・19号を走る その9
上越から長野 18号線をはずれ北国街道に入る 1
ここでは、土産を買うこともなく、何も買うこともなく、車に戻った。
本当に下っていくのが急である。しかし、昔に比べて、家並みが続く。やはりオリンピック以後、急激な発展があるのだろう。しかし、このあたりは雪が多いのではないか。雪が多かったら、通勤はどうなるのだろう。私の頭には、このあたりの新興住宅は、長野のベッドタウンというイメージができているのだが。
国道18号線は、とにかく道路両側に家が建て込んできた、本当に10年以上という歳月がこのように周りの環境を変えたのだ。オリンピックとそれにあわせた高速道路の建設。そして、それに伴って産業の誘致。人の流れは多くなってきたのだろう。こんなに標高の高いところにたくさんの人が住む。皆さんどういったお仕事をされているのだろう。大変失礼だが、大きな産業があるという印象はない。長野という都市はそれなりに産業もあるようになってきているが、それらのところに、ここの新しい住民は通勤しているのだろうか。
18号線を長野に向けて走りながら、そんなことを頭の中に思い浮かべている。道は下るだけではなく、急な坂の緩和の意味で左右にカーブする。
私の予定では、18号線をそのまま走るのではなく、途中で裏道に入る。その裏道が北国街道であってくれればいいのです。地図に書かれている「北国街道」を頼りに、それに従った道をたどると、信濃町から約9キロ下ったところに『牟礼』という駅があるがその近辺で18号線から外れて南に長野市街に向かっていく。
18号線は、昔走った記憶で行くと、中野市に向かって降りていくのだが、この道はかなり遠回りをすることになる。件のお蕎麦屋さんを紹介いただいた方の話では、『地元の人は長野に行くのに18号線は走らないよ』と。(信濃町の人は、信濃町から黒姫駅方面で戸隠に抜けて長野・善光寺の裏手に下るとも。このルートは見晴らしがかなりいいという話。)
さて、18号線は下っていきます。ぐぅっとカーブして、どこかからか横を川が流れている。そうだ、信濃町は分水嶺だったのだろう。そんなことは意識していなかったが、川の流れは新潟県では北を向いていたが、今は大筋南を向いている。
そして牟礼に入るところに来た。信号で停車。右手の橋を渡ると信越線のガードをくぐることになる。しかし、頭の中にはこの先の地図がない。消えている。幹線から外れるとこうしたことになる。ちょっと心配になってきた。
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上越から長野 18号線をはずれ北国街道に入る 1
ここでは、土産を買うこともなく、何も買うこともなく、車に戻った。
本当に下っていくのが急である。しかし、昔に比べて、家並みが続く。やはりオリンピック以後、急激な発展があるのだろう。しかし、このあたりは雪が多いのではないか。雪が多かったら、通勤はどうなるのだろう。私の頭には、このあたりの新興住宅は、長野のベッドタウンというイメージができているのだが。
国道18号線は、とにかく道路両側に家が建て込んできた、本当に10年以上という歳月がこのように周りの環境を変えたのだ。オリンピックとそれにあわせた高速道路の建設。そして、それに伴って産業の誘致。人の流れは多くなってきたのだろう。こんなに標高の高いところにたくさんの人が住む。皆さんどういったお仕事をされているのだろう。大変失礼だが、大きな産業があるという印象はない。長野という都市はそれなりに産業もあるようになってきているが、それらのところに、ここの新しい住民は通勤しているのだろうか。
18号線を長野に向けて走りながら、そんなことを頭の中に思い浮かべている。道は下るだけではなく、急な坂の緩和の意味で左右にカーブする。
私の予定では、18号線をそのまま走るのではなく、途中で裏道に入る。その裏道が北国街道であってくれればいいのです。地図に書かれている「北国街道」を頼りに、それに従った道をたどると、信濃町から約9キロ下ったところに『牟礼』という駅があるがその近辺で18号線から外れて南に長野市街に向かっていく。
18号線は、昔走った記憶で行くと、中野市に向かって降りていくのだが、この道はかなり遠回りをすることになる。件のお蕎麦屋さんを紹介いただいた方の話では、『地元の人は長野に行くのに18号線は走らないよ』と。(信濃町の人は、信濃町から黒姫駅方面で戸隠に抜けて長野・善光寺の裏手に下るとも。このルートは見晴らしがかなりいいという話。)
さて、18号線は下っていきます。ぐぅっとカーブして、どこかからか横を川が流れている。そうだ、信濃町は分水嶺だったのだろう。そんなことは意識していなかったが、川の流れは新潟県では北を向いていたが、今は大筋南を向いている。
そして牟礼に入るところに来た。信号で停車。右手の橋を渡ると信越線のガードをくぐることになる。しかし、頭の中にはこの先の地図がない。消えている。幹線から外れるとこうしたことになる。ちょっと心配になってきた。
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