2008年01月31日

またもチャイナショック

中国製の食材に殺虫剤が。
 しかもそれが一応信用のあるといわれる食品会社からの発売になるものだ。

 私は、昼食用に冷凍食品をよく食べるのだがこの中にそのメーカがあった。しかも問題になった餃子である。たまたまなんともなかったのか、問題になった人がたまたまなのか?何とか私は無事では有るが。

 今日は、夕食に餃子の差し入れがあった。調理日は今日の冷凍ものではないものだが、食するときはちょっと気持ちがねぇ・・食べてから3時間を過ぎたが、体調に変化はないので、大丈夫と判断してよさそう。(夜中におかしくなったらどうしよう。今日は一人住まいだよ)

 さて、本題に戻って。
 輸入したJTフーズと販売した生協C00Pの記者会見だが、お互いに検査義務がないように責任を押し付けあっている。相変わらずの食品会社の身勝手さである。頭を下げればいいというものではない、心底反省をしたうえでの頭下げをしないと。見た目には、反省している様子は伺えない。

 中国の対応は、これ以上に問題がありそう。検査したが、混入の形跡はないという。なにを考えていっているのやら。だんだん、これまで以上に、中国産の食品は食べることはできなくなる。
 さて、ここで問題なのは、日本の食料自給率だ。もう30%くらいしかないという。どうしてこうなってしまったのか。贅沢を言うようになった割には、価格を下げろという消費者の矛盾した要求が安い食材を求めて中国に行き着いた。向こうも安い価格に見合うように安い管理をしたのだろう。
 やはり安いものは安いのだという認識をしっかり持たないといけなくなったのだろう。

 人は、裕福でありたい。裕福であるためには経済はどんどん右上がりでなければいけない。しかし、それは価格をおしあげることにもなる。利益を生むためには、生産価格は安くなくてはならない。これはそもそもが矛盾なのである。
 子供のころは、貧乏だった。今でも貧乏だが、その貧乏のレベルが違う。食べるものも、きるものも本当に質素だった。今の貧乏は、質素ではない。ただ周りに比べてだけといっても過言ではない。
 子供のころの貧乏は、国全部だった。もちろん一部裕福なのはいたが。その貧乏さのなかで、心は豊かだったのではないかと思う。今実家に一人でいて、子供のころの生活を思い出しているが、貧しかった割には、何かものすごくいろんな思い出が残っている。心が豊かだったのではないかと思うのだが。

 こんなことを書いていると止め処もなく書き綴ることになるのでここいらで留めておこう。

 安い食品を望んだのは、紛れもなく私たちだということを反省の原点にして。

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この記事へのコメント
こんばんは。
昔は心が豊かでしたね!近所のおばさん、おじさんみんな声かけてくれたし、学校でも
先生との距離が近かった・・・
この問題が発生した事をきっかけになにかが変われば・・・いいほうに
ただ拒否するだけでは解決しないと思います。だって自給自足できない日本は、外国に頼ってる現状をしっかり受け止めなければいけないし
Posted by 花 at 2008年02月01日 19:43
みんながお互いに声をかけてました。
 今は、みんな知らん振り。
でも、実家に帰って、昔ながらの人に出会うと、声をかけていただけます。やはり暖かいです。

 食べ物は、本当は自給自足は一番なのでしょうが、今の世は難しいですね。私の祖父母は疎開先にいついて、野菜などは自給自足に近かったですね。
 でも、今はその土地も全国でも有数の過疎地。自給自足されてるんだろうか?
Posted by 生田 at 2008年02月01日 23:20
 

  
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