2008年09月27日

精進料理

 先日の葬儀の後の初七日法要、実はそれだけではなく、通夜の席の裏、式の前にも食事をしたりしている。そのときに当たり前には『精進料理』と思うでしょうが。
 
 確かに通夜の席では、いなり寿司と巻き寿司 でここには今問題の薬品やら事故米が入ってはいたかもしれないが、動物性タンパク質はいなかったようである。通夜あけての朝食は、今思い出そうにも記憶にない。そういえば私は用意された朝食ではなく、前夜のすしを食べたようだ。
 式が終わって、葬儀場に戻り初七日法要を行って、そのあと親類縁者だけでの会食をした。ここで出てきた食事には、刺身はあるは他に肉料理もてんぷらも。変わったものですねぇ。。。。

 とかくと私が精進料理でなければならないと思っていると思われそう。私は、そもそも『精進料理』なるものに疑問を持っている。『精進料理』とは、一般には動物性蛋白を用いないで、その代用を植物性蛋白や、語りや味を似せる植物性のものを使った料理とする。ここに含まれる意味は「動物を殺したものを使わない。」である。命を問題にしているらしい。
 ここで、疑問が生じる。命あるものは動物だけなのだろうか?植物には命はないのだろうか? そんなことはない。歩き回る動物が命あるのは確かだが、地に根を張った植物だって立派に命を持っているからこそ葉が茂り、花を咲かせ、実をなすのである。その根、茎、葉、実を私たちは食している。

 いつから、誰が動物だけに命があるとしたのだろう?どこかの時点で、儀式としての法要のために「精進料理」なるものを考え付いたのだろうが・・・・

 もともと仏教では、布施は信者が僧侶を食べさせていくために、いろいろのものをふせとして与える。その中には動物性のものも含まれていたと聞く。さらには、いただいた布施を僧は断ることをせず、全部食べるの原則とも聞く。

 「宗教儀式、くそ食らえ」である。

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