化石の戯言

　Appleしゃから　今日iPadが発売された。正直欲しいのだけど…

　このiPadは、iPodのでかいやつというイメージだけど、うたい文句、売り文句は電子出版である。電子出版は本当にいいものなのか？疑問に思うこともある。
　PCを扱う仕事をしてきた人間がこんなことを言うのもおかしな話だが、ペーパーレスんぽ世の中が本当にいいのかどうかは昔から疑問に思っている。
　たとえば、今そすふぉウェアを買うとマニュアルはほとんどといっていいくらい付いてこない。あってもぺらぺらなもので、本編はすべてCDのなかかオンラインで見ることになる。これがどれだけ不便なことか毎度新しいものを乳異種するたびに思うことだ。
　
　なぜ不便に思うのか？
　画面の操作をするためにマニュアルを読まねばならないのに、その操作手順のマニュアルが占めてしまって、肝心な操作をすることが面倒なのだ。なんでこんなことしなければいかんのかと毎度思う。やはり、画面とは別に手元の書いたものを読みながら操作をしたいのだが。。。
　
　もうひとつの問題。
　昔、そう数年前までは光磁気ディスク＝MO がたくさん使われた。その前というか並行してフロッピーでしすくが主流だった。ところが、最近のPCにはフロッピーディスクの入れ場所がない。MOも使えないものが出てきている。
　では昔のデータをどうやってみればいいのか？簡単には見ることができなくなっている。

　昔デジカメで撮った写真をMOに入れていて最近見たいと思ってハタと困った私である。


　今日の新聞やらTVでiPadのニュースで言われていたこと。これで書式がなくなるのではないかと。なくなると大変なことになる。
　すべてを電子化すると、例えば電機がなくなると情報は何も見ることができない。古いデータのメディア（前に書いたMOのようなもの）を接続することができなくなったら、むかしのものをみることができなくなる。書籍の代わりのデータは読むことができなくなるのである。

　私は、昔から、デジタルデータは１００％信用できるものとは考えていない。理由は、買い残ができてしまうことなのだが、何度も書いたように、技術の変化とともに古いものは見ることができなくなるからだ。
　これに引き換え、アナログのものは、電気がなくても読める、見ることができる。そして、PCの扱いを知らなくても見ることも読むこともできるからだ。書籍がなくなることはないとは思うが、なんでも電子化しようとする風潮には危険性を感じている。

　とはいうものの、一つのiPadの中にとんでもない札数の本を入れこむことができるのは魅力で、で可決ときには、今のノートPCの代わりに持って歩きたいと思うのだが。。。。　
　お金がほしい。また、宝くじを買いに行こう。（仕分けされるかな？）