2010年06月06日

龍馬伝 第23回 池田屋に走れ

 先週見損なった「お龍」をやっとじっくり見ることができた。しっかりした女に仕上げてあるねぇ。俳優さんがそういう顔をさせているのか、かなりきつい性格に仕上げている。いろいろ聞いてきたお龍の宇和座からいえば当然のような性格かと思う。

 ドラマは、時代的な時の流れは激しいはずなのだが、今回は何んとなく時逃れが遅くなったように思えた。それはなぜなのか?わからない。

 岩崎弥太郎(=香川照之)に子供が生まれた。かわいい顔した子供と使っているよぉ。。。。

 土佐では、武市半平太が牢の中にいる。阻止妥当用などの暗殺に関する厳しい詮議が行われているのだろう。大阪か、京でとらえられた人切り以蔵も土佐に連呼売れて、かなり厳しい詮議を受けている。以蔵への命令が半平太から出たのだろうとの詰問である。これに足して、以蔵は知らぬ存ぜぬで通し、半平太に会わせろと。そして以蔵と半平太が合うことが実現するが、ほんの短い時間で離されてしまう。これがどう進んでいくのか、読めないなぁ。。。。精神的な動きもさることながら、土佐藩の詮議から決定までの時間が長いように思う。ひょっとしたr、これが時間が止まった湯に思わせたのかもしれない。

 龍馬のほうは、大阪での訓練から新しく作られた神戸の訓練に移る。そして咸臨丸と思われる船も見えたが。なんとなく、話がとぎれとぎれで、全体がまとまらず、つながりが私には見つけづらくて。。。。

 今日では、池田屋に攘夷派が集まっていたのだが、それに新撰組の攻撃が入る。
 龍馬は、これを防ごうとしたのか、京に走るものの間に合わず。これもなぁ。。。時間的な流れが、わからないのだ。神戸から京都まで歩いて行ったらかなり時間かかるぞ。間に合うわけないだろうに。

 そういえば、途中で土佐藩の大殿・山内容堂が茶をすすりながら曼荼羅を見ている。そして「極楽はええ脳」と。
 極楽ですかぁ。。。。誰も行ったことのないところなのにねぇ。行ったこと無いのに絵が描かれている。まことしやかに。それを見て「ええなぁ」とは。そういう時代なのか。

 世の中は、特に、京都はこれから極楽どころではなく地獄になる。誰が、閻魔さんの役をしたのか知らないが、改革派を地獄に追い込んでいく。そして、龍馬のその一人になっていく。
 人が人を殺す、いつの世もあってはいけないことなのだが。

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