2010年08月29日

龍馬伝 第35回 薩長同盟ぜよ

 桂小五郎が薩摩藩邸に入った。そして西郷隆盛とやっとのことであ会うことになった。しかし桂は、会談を始めるには承認が必要、しかもそれはさまもと龍馬が必要と言い出した。怪訝な顔の西郷に、桂がその意味を話す。そして西郷もそれを飲み、龍馬の到着を待つ。
 薩摩藩邸近くまで来た龍馬と長州の三吉は、うろつく親善組を避けるために一旦伏見の池田屋に移り、身を隠す。
 
 池田屋では、女将の登勢とお龍が心配している。龍馬は登勢に心配は無用というが、登勢は息子と思っている人間の安否を気遣ない親がいるのかという。龍馬はそれに感謝の意を表す。そして、お龍にも龍馬は、これ以上の心配はするなというが、それを聞いたお龍は池田屋を飛び出す。
 夜になって、龍馬と三吉は薩摩藩邸に向かうが、そこでお龍が薩摩の連絡役を引き連れてきた。そして、桂と西郷が小松帯刀邸に移ったことを知らされる。
 池田屋を出るときに、これが最後のような話をする龍馬に、お登勢がたしなめ、お龍がもっと役に立ちたいから戻ってくれほしいという。龍馬は、必ず戻ると言葉を返して池田屋を出る。

 途中、新撰組のトン所に龍馬がいくという。それは龍馬に代わって捕まっている土佐藩の人間をすくうためと。。。 
 ほんとかいなぁ?いくら人の気持ちを大事にする龍馬でも、命を狙われているところに、大事を放り出してのこのこ言ったのだろうか???
 何とかそれを三吉が止めたのだが、止めたところにつかまっていた岩崎弥太郎が釈放されて放り出された。弥太郎は、産地気が池田屋に運んだ。
 (ちょいとばかし距離的に簡単にはいかないけど、どうやって運んだのかぁ?)

 小松帯刀邸で、盟約の階段が始まる。そして5項目の軍事盟約ができたが、それでは対等でないという桂の言葉に龍馬が人の命、これまで国を重い死んでいった人たちもこの盟約に含め、双方が尽力するとの条項を付け加えることで話はまとまる。

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 このシーンで不思議なことが。薩摩藩邸でのことだが、縦わきはこの時は過労であったと思う、西郷よりも位がかなり上のはずだが、席の位置が完全にひっくり返っている。これは、ちょいと考え物だと王のだが。。
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 こうした階段の裏では、新撰組と見回りの葛藤、会津藩の松平容保のイライラブリが移されている。
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 さて、ここでも身分の違いが出てくる。新撰組は侍の扱いではない。見回り組は侍ということで、見周り組が新撰組に「控えい」といい土下座させている。屈辱なれど近藤勇は土下座を。

 
 今回のドラマで、身分の違いでのいがみ合い。これを見ていて思うことは、こうしたいがみ合いをしているところはたいて、その後没落する。日本の軍隊がその例でもある。
 内部的に抑圧された状態で、外にそのはけ口がない時は、中で陰湿にいじめが横行する。これで人の心がズタズタになってしまったまとまりがなくなる。

 目下の民主党の党首選挙。なんとなくそんな抑圧されてたイメージが私の中にはある。新人議員たちが圧力を受けてなびいたとすれば、これはゆくゆくは民主党の法界になるだろうし、ひいては日本の法界の始まりになりそうな気がしてならない。

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