2011年05月26日

福島原発の真実は?

 福島原発は、どこまで情報が隠されているのだろう?私は、事故当初から汚染水の遺漏があるのではといってきた。あれだけの大きな地震があったのだから、建物自体に亀裂が入ることは十分に考えられる。設計震度よりもかなり大きな揺れがあったのだから、亀裂が入っていること自体を最初から疑うべきだったのだ。亀裂がなければ、汚染水が漏れることはないだろう。
 そしてメルトダウンの話は、冷却のために海水を入れることの停止を指示した・しないともめている。しかし、今日になって「海水をいれることはやめていない」と東電は言い出した。誰が、何を言って、何を指示して、・・・・ いったい、どれが真実なのだ?一刻の猶予も許されなかったはずなのに、こんなに嘘で固めたものでは対策は遅れるばかりだろう。

 対策が遅れれば、それだけ汚染した水、空気が近くだけではなく世界中にばらまかれるということ。それがどれだけん人々に影響を与えるのかということ。
 国会では菅総理の責任云々を言っているが、彼の責任以前の問題ではないのか?彼は設計をしたわけでもないし、建設の許可をしたわけでもない。建設許可は自民党時代に行われたこと。それを忘れたかのごとく自民党が総理をつついている。そして、民主党内部でも首相になりたいのか、歓おろしのために責任をついている。
 今回の問題の責任は、根本としては東電の隠ぺい体質にあるということ。

 最初の汚染水遺漏に話を戻すと。
 金属容器が溶けたといっているが、溶けたところが接続部分とも新聞に書かれていた。どんな形の接合をしたのだろう。例えば鉄のような金属を接合するには、溶接という方法がとられる。この溶接、一見つながったように見えて、その部分は接合した材料と同じ強度になるといわれているが、わつぁ日は、これにはものすごく疑問を感じている。
 その理由は、生の材料は、作りだされた時の金属強度があるのだが、これに熱を加えると当然のごとく強度に変化が出る。これが冷えれば同じ強度になるといわれているが、その根拠をわつぁ日は聞いたことがなかった。
 鋼材を使った橋梁などの設計をしていたときに、その設計から出来上がった橋げたをかなり見てきたけど、ほとんどが鋼板に溶接をすると必ず鋼板は変形する。変形したということはすでにそれだけで何らかの応力変形があったということを示している。この応力変形には、素材の時の強度と同じと判断するのはいかがなものだろう。
 この論理でいけば、計算上の金属強度は接合による変形で変化をしている。耐震強度は素材で行われるから、応力変形をした場合のものではない。つまり、計算震度よりも大きなものが来た時には、その接合部分は耐えられるかどうかは、接合の制度にも大きく左右されるだろう。

 原発の圧力容器がどんな材料で、どんな接合をしているか分からないが、本当に強度がまともに出ていたのだろうか?もし溶接をしていたのなら、その溶接材の強度は十分だったのだろうか?
 多分に、設計震度と実際の震度の違いから、接合部分が破壊されたとしても、それは当然のとこと思うけど。。。。 それに、金属は、人間と同じで、疲労もします。

 素人のたわごととお読みください。

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この記事へのコメント
海水注入→菅が辞めろと言う→

止めたといったが実際は冷却をしないといけないので海水注入継続中
とりあえず、海水注入をしないといけないと菅を説得

そんな流れじゃないのかなぁ。

水道の蛇口みたいにすぐ止めれるような気はまったくしないし。

でも、地震当日にアメリカ軍からの冷却するための棒でしたっけ?を断ったのは菅ですよ。

被害拡大した張本人だと私は思うのですけど。

あと、ポンプ車も日本にあるのにわざわざ中国のを待っていたし。
中国と韓国は被災地に写真だけとって米軍のスパイ活動していっただけですしね。

そして、ボランティア大臣の辻元清美は何をしているのかしらね。
Posted by みりんみりん at 2011年05月26日 20:51
菅は、素人だから、断る理由付けができない。
後ろにいる原子力委員とかいう連中が
一番の問題。
と私は思ってるんです。

どっちにしても
ここまで来たら、政府も東電も
全部話してくれた方がいいように思うんですが。
Posted by 生田生田 at 2011年05月26日 22:23
 

  
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