化石の戯言

　第2シリーズの4回目。

　今回は胸の痛みを訴える女性の話。会社や私生活においてかなりなストレスをため込んでいるが、あるとき電車の中で急に胸が痛み総合診療の診察を受けることに。
　
　再現ドラマで若い研修医4人が病名を絞り込んでいく。
　最初は、ストレスからくる呼吸器系の疾患の診断をするが、担当教官の女医から重大な指摘を受ける。総合診療で重要なことは“命にかかわる病名”をまず頭に描くことだと。そして後半の再現ドラマで今回の女性の場合には整理の際のトラブルが原因と症状から病名を絞り込んでいく。

　一見まったことなるような診察結果だが、論理的に江はくする症状と描いた病名の特徴の矛盾を整理していくと正解の病名に行きあたっていく。
　毎度書いているけど、これは推理小説のストーリ展開、犯人あての推理過程と同じことなのだ。まぁ、パズルを解くのも同じかも・・・

　是非、ご覧になるといいと思います。総合診療の現場の一部を見ることができるのかもしれません。