2011年08月19日

川の恐怖  陽はまた昇ると天竜川事故

   川遊びの恐ろしさ

 書き忘れていた。山に行って川にはるときはとにかく注意が必要なのだが、ドラマではその話はなかった。あの訓練の山がどのくらいの高さだかでてこなかった。

 私の経験では、川の流れは2つの大きな危険を持っている。
 一つは、流れの速さ。これは浅瀬でもへたをすると溺れてしまう。先日いった和良町のまわ・和良川で私は何度となくこれを体験している。川の中にある医師はコケでぬねり、下手をすると滑ってひっくり返ることが多い。(昔藁草履をはいていたのはこれを避けるためと聞いたことがある)ひっくり返ったところが水深3センチくらいでも、頭が川下であおむけに倒れるとなかなか起き上がれないのだ。下手をすると花に水が入り溺れ死ぬ。体を左右どっちかに回転しておきあがらないと、本当に溺れてしまう。子供はこれを知らないから子供の水難事故が起きる。

 もう一つは、川の流れはとにかく冷たいということ。流れている水はそれだけで体温を奪いのだが、それに水そのものが冷たいので、体温は急激に下がる。海の水とは大違いなのだ。私は一度、大学生のころ和良川の水に入って腰までつかった状態で対岸に渡ろうとして、あまりにも冷たく出途中で動けなくなったことがある。何とか気力で戻ったものの、あの恐怖は今でも覚えている。
 山の中の川に体が入るときは、この体温の急激な変化のあることを知っておく必要がある。昨日の『陽はまた昇る』ではロープを持って対岸に渡ろうとしていたが、服を着ていて動きが悪いところに体温を奪われたら恐ろしいことになる可能性を秘めている。本当はドラマの中でそんな話を出してほしかったって思ったのだ。

 一昨日天竜川で観光船が事故を起こしたが、これも流された時の人間の体の変化の話が出てこないので、出来たら出してほしいって。
 事故を起こした場所は、川の流れの突き当たりで早い流れが岩に突き当たって流れを変えるところ。ここはかなり川底がえぐられて深く、水はかなり渦巻くと同時に上下のうねりみたいなものもある。実は和良川にもそうした場所があって子供のころは絶対に近づくなと言われたもの。冷たい流れの中で渦に巻き込まれ上下に巻かれると浮かび上がるのは難しい。まずは死を覚悟すべきなんですが。。。

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