2011年12月04日

坂の上の雲 第3部 が始まった

 今年で3年目。ということで第3部らしい。そしてスタートが第10回。過去9回については、先日来再放送で全部やっていた。ほかに見るものがない時はそれを見ていたのだが。。。。

 今回の第3部のメインストーリーは『日露戦争』ということなのだろう。かなり無謀な戦い。日本が外国と戦争をするのは毎度のことながら無謀なものばかりだと思う。
 古くは朝鮮半島に攻め込んだ女帝がいたし、豊臣秀吉も清国制圧を目指してまずは挑戦とばかりに出て行った。そして明治に入っての『日清戦争』も力もないのに大国を相手にした。この戦いがが刻を相手にして買った初めての戦争ではなかったか。たまたま勝ったものの負けていれば今の日本はない。勝つなんて言う可能性を軍部が考えていたのか?たまたまつぶれかけていた清を相手にしたから勝てただけであり、まともな時代だったら手出しはしなかったかもしれない。
 そして、日清戦争に勝ったことがロシアとの軋轢を産み、それが戦争へと向かいわけだけど、これなんかは本当に無謀もいいところの話。
 無謀だからこそ、かく一つ一つの地域戦で奇襲や常識を破ったことをせざるを得ないのだ。正々堂々と真っ向から戦うなんてことはことはできない。最たるものが太平洋戦争の真珠湾攻撃だっただろう。
 
 今回のドラマの「旅順攻撃」ではロシア艦隊を封じ込めるため、イヤ艦隊の物資補給を断つための港の封鎖で、そのためには旅順を守る砲台をつぶさねばならず、乃木希典が率いる陸軍がかなりな死者を出さざるを得なかった。
 何とか旅順封鎖に成功したものの、ロシア艦隊をつぶさねばならず、今度は東郷平八郎率いる海軍が常識破れの『丁字作戦』(『コの字型作戦』と記憶していたのだが)をする。これは、戦艦武蔵の上院であった恩師から何度聞かされたことか、戦法としては型破りであり八方破れの作戦だと。

 何を書いても日本が外国と戦うなんて言うのは力がなさすぎるのだ。こんな小さな国が巨大な戦力を持つ国と戦っても、いっといいの勝利以外は絶対に負けることになる。戦うのではなく、なぜ話し合うことで解決できないのだろうか?
 まぁ、明治のころの世界では話し合いは無理だったかもしれない。世界の列強がアジアへの侵攻をうかがっていたわけだから。しかし、今はそんな時代ではない。大国が戦争をすれば地球が滅びることになる。話し合い以外にないだろうに。なぜ日本も大きな軍備を持とうとするのだろう?

 戦争をすれば人が死ぬというのは前提条件。死という前提でのものは私としては認めたくない。命は大切です。

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