2012年01月15日
運命の人 第1話
山崎豊子さんの小説。それも一番新しいもので、2年前に発表されたものをドラマ化したものとのことだ。彼女の作品なので、ある程度の事実をネタに登場人物の名前を近いものに変えて表現しているが、それはおのずと誰をさしているかはわかってしまう。
時代は1971年、昭和46年のこと。私が結婚したあくる年でまだ大阪に住んでいたころだ。ということで、これは生き証人がいっぱいいるから、時代背景を誤らないでほしいと思っている。
主人公・弓成亮太(本木雅弘)は、エリート新聞記者で、一通の極秘文書を手に入れてしまう。これはドラマでは不正手段によるもの。(最も極秘資料の入手はほとんどが不正になるだろうが・・)その文書は、英文によるもので、沖縄返還に関しての基地返還予定リストだった。
この資料をもとに、新聞に大々的に政府が国民を欺いていることを一面で書いてしまう。
***
文書をてみ入れたとき、その文書をコピーしに行った。そこには当時企業に導入され始めたコピー機が。今では当たり前になっているが、当時は、まだまだかなり高価なもので、おいそれとは簡単に導入できなかったものだと記憶している。
***
霞が関・外務省の事務官・三木昭子を真木よう子が演じている。彼女の着ている服のスカートの丈がものすごく短い。そう、あ奈緒時代はかなりスカート丈が短くなったのだ。ミニスカー全盛のころかなぁ。ツィッギーなんてのは若い女性のあこがれの時代ではないかな?(ネットで調べたら、1967年、このドラマの時代の4年前に来日している)
**それにしても、真木よう子はこの時代の女になじんでいるかのような***
弓成は、三木のいる事務室によく顔を出している。そして、みきが整理している極秘文書を後ろから覗き込む。それを三木はこれ見よがしに見せて入るが・・・・・
この二人が、それなりに何らかの事件を起こすことになるんだなろうなぁ。。。。
弓なりは、上司からたしなめられるが、『それでは新聞記者の意味がない』とばかりに威勢のいいことを言っている。多分に30台のエリートが一番陥りやすい状況かな。寝室で寝ているときに飛び起きる、そんなストレスからくるものだよな。(程度、仕事の種類は全く違うけど、こんな年齢の時にずいぶん似た雰囲気だったと、我ながら・・)
この飛び起きたときに慰めているのが彼の妻・由里子(松たか子)でかなり精神的にダメージのある夫を支えているという感じがする。この家族の家が、かなり立派なんだよなぁ。あの年齢であれだけの家をもっているというのは、かなり年収があるか、彼か妻のどちらかがそれなりの資産のある家の息子もしくは娘なんだろう。
**
家の雰囲気、夜の照明があの時代の少し前の流行を使っている。これは私が仕事としていたので、懐かしく思う。あれだけの間接照明を使うのは、いまではどうかなぁ?当時(というより少し前)家電メーカーはこぞって間接照明を進めていたはずだけど。
**
その弓成夫妻とは違って三木昭子の家は、そんなに裕福な家ではなさそう。しかし、外務省に努めているからには、裏で何かあるのかな? **夫を原田大造が演じている。いい俳優になった**
**
外務省の建物に名古屋市役所を使ったり、なんとなく納屋橋かと思う橋が出てきたぞ。
**
弓成のプロポーズの言葉がすごいね。当時の仕事人間そのままの言葉。「自分は新聞記者を天職だと思っている、君の支えが必要なんだ』だと。。。
弓成は三木昭子を食事に誘った。そしてそのお礼にと君はネクタイ(かな?)を渡すが、それを入れた封筒には沖縄返還に関する極秘文書のコピーが入っていた。そして三木昭子は『弓成さんの力になりたい』と。これで完全にこの二人は犯罪者だわなぁ。。。
ライバル誌に沖縄返還の条文では出しぬかれたが、その穴埋めのために三木がまた極秘文書を弓成に渡す。そして「負けてほしくないんです」とまで言わせるが、いったい何がそれを言わせているのか?
**
時代背景にあまり違和感はないけど、ちょっと気になるのが、男性陣のネクタイ。あんなに幅広かったっけ???ネクタイは流行があるからなぁ。
時代は1971年、昭和46年のこと。私が結婚したあくる年でまだ大阪に住んでいたころだ。ということで、これは生き証人がいっぱいいるから、時代背景を誤らないでほしいと思っている。
主人公・弓成亮太(本木雅弘)は、エリート新聞記者で、一通の極秘文書を手に入れてしまう。これはドラマでは不正手段によるもの。(最も極秘資料の入手はほとんどが不正になるだろうが・・)その文書は、英文によるもので、沖縄返還に関しての基地返還予定リストだった。
この資料をもとに、新聞に大々的に政府が国民を欺いていることを一面で書いてしまう。
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文書をてみ入れたとき、その文書をコピーしに行った。そこには当時企業に導入され始めたコピー機が。今では当たり前になっているが、当時は、まだまだかなり高価なもので、おいそれとは簡単に導入できなかったものだと記憶している。
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霞が関・外務省の事務官・三木昭子を真木よう子が演じている。彼女の着ている服のスカートの丈がものすごく短い。そう、あ奈緒時代はかなりスカート丈が短くなったのだ。ミニスカー全盛のころかなぁ。ツィッギーなんてのは若い女性のあこがれの時代ではないかな?(ネットで調べたら、1967年、このドラマの時代の4年前に来日している)
**それにしても、真木よう子はこの時代の女になじんでいるかのような***
弓成は、三木のいる事務室によく顔を出している。そして、みきが整理している極秘文書を後ろから覗き込む。それを三木はこれ見よがしに見せて入るが・・・・・
この二人が、それなりに何らかの事件を起こすことになるんだなろうなぁ。。。。
弓なりは、上司からたしなめられるが、『それでは新聞記者の意味がない』とばかりに威勢のいいことを言っている。多分に30台のエリートが一番陥りやすい状況かな。寝室で寝ているときに飛び起きる、そんなストレスからくるものだよな。(程度、仕事の種類は全く違うけど、こんな年齢の時にずいぶん似た雰囲気だったと、我ながら・・)
この飛び起きたときに慰めているのが彼の妻・由里子(松たか子)でかなり精神的にダメージのある夫を支えているという感じがする。この家族の家が、かなり立派なんだよなぁ。あの年齢であれだけの家をもっているというのは、かなり年収があるか、彼か妻のどちらかがそれなりの資産のある家の息子もしくは娘なんだろう。
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家の雰囲気、夜の照明があの時代の少し前の流行を使っている。これは私が仕事としていたので、懐かしく思う。あれだけの間接照明を使うのは、いまではどうかなぁ?当時(というより少し前)家電メーカーはこぞって間接照明を進めていたはずだけど。
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その弓成夫妻とは違って三木昭子の家は、そんなに裕福な家ではなさそう。しかし、外務省に努めているからには、裏で何かあるのかな? **夫を原田大造が演じている。いい俳優になった**
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外務省の建物に名古屋市役所を使ったり、なんとなく納屋橋かと思う橋が出てきたぞ。
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弓成のプロポーズの言葉がすごいね。当時の仕事人間そのままの言葉。「自分は新聞記者を天職だと思っている、君の支えが必要なんだ』だと。。。
弓成は三木昭子を食事に誘った。そしてそのお礼にと君はネクタイ(かな?)を渡すが、それを入れた封筒には沖縄返還に関する極秘文書のコピーが入っていた。そして三木昭子は『弓成さんの力になりたい』と。これで完全にこの二人は犯罪者だわなぁ。。。
ライバル誌に沖縄返還の条文では出しぬかれたが、その穴埋めのために三木がまた極秘文書を弓成に渡す。そして「負けてほしくないんです」とまで言わせるが、いったい何がそれを言わせているのか?
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時代背景にあまり違和感はないけど、ちょっと気になるのが、男性陣のネクタイ。あんなに幅広かったっけ???ネクタイは流行があるからなぁ。