2012年01月22日

運命の人 第2話

 この小説=ドラマの原作の大本は、佐藤栄作首相が沖縄返還に際して米国とかわした密約のすっぱ抜き事件であることはわかっている。あの事件の後で首相は、記者会見場から新聞を追い出しテレビだけにしてしまっている。その姿を描いているということらしい。
 とはいえ、小説なのでまったくか何ケイない話がいっぱい出てくるわけだ。しかし、実際に会った事件が題材となるとその立場の人間がたとえ名前を変えて登場しても、今も実在する人がいると本当にそれがあったのかと誤解されるかもしれないなぁ。特に、家族や他の人間関係などは大変だろうなぁ。

 このドラマの場合、外務省勤めの三木昭子(真木よう子)は実際にはどんな人だったのだろうかと思いをはせる。ドラマでは夫(原田泰造)がいて、それにもかかわらず主人公・弓成亮太(本木雅弘)に思いを寄せているわけだけど、完全な降り人になるから、実在の人の立場はどうなるんだぁ?なんて心配したり。

 しかし、この三つ木という女性は、極秘文書をコピーして弓成に渡している。そんなに多くの人間が見ることのない極秘文書だけに、すぐにでも犯人はわかりそうなものなのだが、実際にはどうだったのか?現実にすっぱ抜きになるわけで、多分にドラマと同じようなことがあったのだろうが、このすっぱ抜きが国や国民にとっていいことだったのどうか?国民は知らないほうがよかったのか?しかし、知ってしまっても大きな問題にはなっておらないし、現在の沖縄の基地返還問題がうまく解決方向にいかないことや、核兵器持ち込みの問題などは実行されているということで、日本人はこうした問題をなんにも思わなかったのだろうか?って思ったりもする。
 
 60年安保はとんでもなく大荒れで死者まで出たが、70年安保は違った形になって。赤軍や何やらの武力での動きはあったが、国民の大半が横を向いていたような感じを私は思い出として持っている。
 
**
 原作を読んでみるといいのかもな?そうすると、府ドラマの描き方と山崎さん事態の思いとの差がわかるかもしれないな。

この記事へのトラックバックURL

 

  
2015大津・京都の旅
1泊2日のドライブ旅行
2015北海道・道東の旅
1週間870kmのドライブ旅行
大学OB会と
50年ぶりの鎌倉
OB会の後に鎌倉と横浜に行ってきました
15年年頭 広島宿泊の旅
鞆の浦、竹原、宮島に行きました
14年秋 京都宿泊の旅
久しぶりに新幹線に乗りましたが・・・
13年秋 京都ドライブ旅
京都の紅葉の名所・毘沙門堂に行きました
12年秋 室生寺ドライブ旅
すてきな観音様と再会です
室生寺五重塔
12年秋 京都ドライブ旅
1年ぶりの京都です
三千院
10年秋 平泉ドライブ旅
4泊5日 2000キロの一人旅です
平泉・わんこそば
   
10年夏 室生寺 日帰り旅
素晴らしい観音さんに出会いました
室生寺・五重塔
10年初夏 宇治・長岡 日帰り旅
09年11月26日久しぶりに黄檗山満福寺・六地蔵・法界寺谷寺・長岡天神
布袋さん
09年秋京都 日帰り旅
09年11月26日久しぶりに 紅葉がきれいな京都
南禅寺の紅葉
08年秋京都 日帰り旅
08年11月25日貧乏・一人・日帰り旅の記録です。
鳳凰堂を望む
観光シーズン 京都の歩き方
京都市・地下鉄 東西線沿線
09年浅草と川越
浅草観音
07年信州の旅
上田城内
アクセスカウンタ
プロフィール
生田
生田
 トップの写真は、我が家の庭で、鳥達につつかれ実もなくなり枯れ果てた柿の枝です。人生も同じで、仕事仕事で突き回されてここまで来て、落ち着いたら、だんだん枯れていくんだという思いです。  
オーナーへメッセージ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。 解除は→こちら
現在の読者数 18人
QRコード
QRCODE