2012年03月11日

運命の人 第9話

 弓成(本木雅弘)は裁判の初審には勝ったものの控訴審では敗訴となり、仕事への復帰はできなくなった。そして追い打ちをかけるように父親(橋爪功)がなくなった。父親の青果会社の建て直しのために郷里に残ることになった。
 
 **ここで、私は、この弓成という人間をどうしようもない人間と思ったのだ。会社の番頭のいる前でその時点での世の中の大事件、ロッキード疑獄の取材ができないことをぼやいたのだ。これには番頭が怒りをあらわにしたのだが、そんなことも割らない人間が、青果会社の経営はいうに及ばず、本当の意味で世のために取材やまっとうな記事をかけるというのか?

 裁判の打ち合わせで東京に戻った弓成を待ち受けていたのは、息子の海外留学、そしてそれを進めている弓成の妻・由里子(松たか子)の従兄妹の存在で、そこには疑惑を含んでいた。。

 一方で、相手の昭子(真木よう子)の方は、裁判に勝ったことで夫(原田泰造)がいい気になっているが、それが昭子自身の生活を苦境に立たせている。
 この昭子を読日新聞の山部が訪ねて、真実を話すように説得にかかるが、昭子は拒否する。

 最高裁の決定が出た。抗告棄却。つまり弓成は有罪と決まった。そして、弓成は毎朝新聞を退社。

 **実際の事件を裁判についていはそのまま踏襲しているのだろうが、・・・・・
 
 弓成の代謝の時に、上司の司が「君は本当の新聞記者だ」というが、本当に『本当の新聞記者』なのか?私はこのドラマに描かれている弓成ガ新聞記者であるというのなら、それは間違っていたと思う。汚い手を使っての記事は、矢なり有罪といわれるべきだろう。それは昭子との情愛を抜きにしてもだ。
 国家のうらの問題を暴くためには、それなりの取材活動をしなければいけないのではないのか?たまたま見かけてしまった極秘資料をコピーするのはやはり犯罪だろう。まとものな取材活動ではないと。。。

 最後の最後に、弓成は青果会社を潰してしまった。生活もかなり荒れたものになるが、これもやはりまともではないだろう。まともな考えをもつのなら酒やギャンブルに逃げたりはするべきではないだろう。
 そして昭子は引っ越しをして行方をくらます。

 

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