化石の戯言

　清盛（松山ケンイチ）は還都を宣言。そして都へ戻る。しかし、まだ清盛は権力の保持を講ずるが、なかなか・・・
　そこへ高倉上皇が逝去。これで後白河法皇（松田翔太）が復権。これは清盛の上に立つ者が現れたということ。これには清盛も逆らうことできず。
　さらには、遊馬時子（深田恭子）に「もうゆっくりと生きたら」と諭される。これらのシーンの後ろには、過去の清盛歩んできた道が映し出されて。。

　清盛は夜、後白河法皇を訪ねて、双六の勝負をねだる。そして・・・・

　この双六の後清盛は法皇に、「平安の時代は終わり、朝廷の意向での武士の戦はなくなり、これからは武士同士の権力の争いの世となろう」と予言をする。

　一方で、源頼朝（岡田将生）は、鎌倉で着々と力を蓄え、鎌倉の都市計画を実行している。（これに対尾こうして清盛も都の都市計画をと言い出すが。。。

　
　双六は、上がってしまえばそれで終わり。もうそれ以上に上はないのだ。しかし、清盛にはあげれないところが一つ残った。これは清盛の権力で話せないことをおそらく実感したのだろう。頼朝は、それを実現することになるが、それは朝廷と対等に、いやそれ以上の権力を持つ世を作ること。

　双六は、ルールによっては一度は上がったかに見えても賽の目の出方で、その上がりから下に戻ることもある。清盛は、賽の目を上がりの数だけ出せなかったのだ。多く出したために、下がらざるを得なかったといえるのかもしれない。

　次回は、最終回。今回ン最後に清盛は高熱を出して寝込んでいた。

を演出するらしい。そして、頼朝の世の成立までやる感じだな。。