2013年02月05日

ラストホープ 第4話

 今回は再生医療の話。その再生も心臓と来て、最先端もほんとにいいところだが…

 現時点ではiPS細胞による再生医療はまだ現実ではないので、その代替えとして心臓の細胞を摂取してそれを培養して…というかなり難しい話みたいだなぁ。。。

 実は、私は30年くらい前に母を亡くしているけど、その原因が心臓だった。主治医からは心臓移植しか手はないといわれていて、ペースメーカーを埋め込んだが半年後に転倒して頭を打って脳死と判定された。(心臓はペースメーカーのおかげで動いているから止まらないのだ。。。脳死判定で、ペースメーカーを止めるかどうかを問われた時のあの時の複雑な気持ちは今もはっきりと覚えている)

 今回のドラマで初めて(だと思う)医療費が出てきた。心臓移植には3000万かかるって。母親に心臓移植といわれても3000万なんて出せなかったよなぁ。命は金で買うものなのだろうか?
 今回のドラマの手術に関しての医療費がいくらなのかはわからない、たぶんかなりな金額になるともうのだが、多分に保険はきかないだろう。いったい誰がどこからそれを工面してくるのか?

 毎度思うことは、前にも書いたように、金のある人間はそれなりの医療・治療を受けることができる。しかし、金がないとそれを受けることができないのだ。つまりは命は金で左右されてしまう。
 私は、昔から臓器移植にはものすごく抵抗がある。特に心臓などに関しては。。。臓器移植は多くが脳死判定の人間の臓器を取り出してそれを移植するのだが、それには取り出された患者の命を止めるという前提が必要になる。人の命を左右するのは神の領域で人間の領域ではない。それを法律で認めたからいいということで命を止めてしまう。そして、臓器を受けた方は高額な金を必要とする。受けた人間は、人の命を買うことになるのだ。これが理解されているのだろうか?

 生きるための最後の望み。それがラストホープなのだが。。。臓器移植を今の脳死判定に頼らず、iPS 細胞などの再生医療でまかないことができる日が一日も早く来ることを望んではいるのだが。。それも人の命にかかわることは間違いないよなぁ。生きるためなんだから。
 神の領域を犯した人間は、いつかしっぺ返しを食らわねばいのだが。聖書に言うバベルの塔にならないことを心から祈っている。

この記事へのトラックバックURL

 

  
2015大津・京都の旅
1泊2日のドライブ旅行
2015北海道・道東の旅
1週間870kmのドライブ旅行
大学OB会と
50年ぶりの鎌倉
OB会の後に鎌倉と横浜に行ってきました
15年年頭 広島宿泊の旅
鞆の浦、竹原、宮島に行きました
14年秋 京都宿泊の旅
久しぶりに新幹線に乗りましたが・・・
13年秋 京都ドライブ旅
京都の紅葉の名所・毘沙門堂に行きました
12年秋 室生寺ドライブ旅
すてきな観音様と再会です
室生寺五重塔
12年秋 京都ドライブ旅
1年ぶりの京都です
三千院
10年秋 平泉ドライブ旅
4泊5日 2000キロの一人旅です
平泉・わんこそば
   
10年夏 室生寺 日帰り旅
素晴らしい観音さんに出会いました
室生寺・五重塔
10年初夏 宇治・長岡 日帰り旅
09年11月26日久しぶりに黄檗山満福寺・六地蔵・法界寺谷寺・長岡天神
布袋さん
09年秋京都 日帰り旅
09年11月26日久しぶりに 紅葉がきれいな京都
南禅寺の紅葉
08年秋京都 日帰り旅
08年11月25日貧乏・一人・日帰り旅の記録です。
鳳凰堂を望む
観光シーズン 京都の歩き方
京都市・地下鉄 東西線沿線
09年浅草と川越
浅草観音
07年信州の旅
上田城内
アクセスカウンタ
プロフィール
生田
生田
 トップの写真は、我が家の庭で、鳥達につつかれ実もなくなり枯れ果てた柿の枝です。人生も同じで、仕事仕事で突き回されてここまで来て、落ち着いたら、だんだん枯れていくんだという思いです。  
オーナーへメッセージ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。 解除は→こちら
現在の読者数 24人
QRコード
QRCODE