2013年03月05日

ラストホープ 第8話 (生きるためには・・・筆者の思い)

 今回の話は、心臓間移植と脳死。そして、白血病に対しての臍帯血移植。

 入院中の患者(石田ひかり)が心筋梗塞になった。緊急手術をしたが心臓手術は成功酢たものの脳死になってしまった。これは失敗と病院内の指摘になるが。。。
 こんなドラマのストーリーは横に置いといて。

 実は私は、脳死判定されその後の処理をどうするかの決断を迫られた経験を持っている。ものすごくきつい選択なのだ。
 今回のドラマでは心臓は手術の結果で自力で動いている。だから周囲の関係者は脳死であっても死を認めたがらないものなのだが、私の場合は心臓はペースメーカで動いていたのだ。ペースメーカーを止めない限り心臓死はあり得ない。それで脳死判定を受けてどう判断するのか?

 今回の場合は、患者の遠い親族が延命を望まないことで延命処置をしないことになったが、これは心臓を止めなくてはならない。ただ延命用の器具を外せば済むのだろうか?そうばかりとは言えないが。。。。
 今回のドラマでは、臓器移植カードを持っていて移植を許可していたことで、法的脳死判定の結果を踏まえて臓器移植が行われた。


 患者の立場でものを感がると。
 ある程度ののちの死を宣告された患者は、どう考えるか?これは現在の私が願を抱えていることである程度の想定は可能だ。私の場合は完治することはなく、転移の可能性も否定されていないので、どこかで再発、再燃の可能性があり、一度は治療していなければ死んでいたとまで言われているのだから。
 患者としては、死を覚悟し、悟る必要があるといえるだろうなぁ。死を恐れていてもしょうがないのだということ。人間に限らず生きとし生けるものは必ずどこかで死を迎える。その死の瞬間がいつ来るかということがわからないだけなのだ。死んでしまえばそれで終わりで、何も考える必要もないから怖がる必要もない。それよりもいつお迎えが来るかを知ろうとすると、びくびくするだけで何もできなくなる。
 そんなことを怖がっているよりも、生きている瞬間瞬間を悔いのないように生きていくという覚悟を持てばいいと思うのだ。それが一番充実した生き方になって、それ自体が生きていく力になっているように思うのだが。
 
 がんで余命宣告を受けた人を多く知っている。しかし、本人はそんなに悲観していることもないかも、関係者の方が悲観しているかもしれないなぁ。悲観しても始まらないのだよ。余命宣告されたら、その余命を精一杯楽しんで生きなくては。それが人間の最後の楽しみではないかなぁ?

 いつお迎えが来るかわからない人間の戯言です。
 私は、お寺に行き仏さんと向き合うと、「迎えに来なくていいです。会いたくなったら私から会いに行きますので」と唱えている。これも生きる一つの楽しみです。

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