2007年07月02日

情報の遺漏 と 契約書

ここのところ、またまた誇示情報の漏れが表に出ている。
 信販会社、自衛隊、学校の成績 などなど

 学校の問題は、外部委託の問題ではない。
  情報の重要性の認識の足りない先生個人の問題だが、
   (ほとんどの先生が認識邸内という可能背が)

 信販会社の場合は、
  信販会社の姿勢と、その仕事を請けた会社の姿勢の問題。
  請けたほうは、データ入力を外注するという、
   儲け主義主義に走り、安全性を考慮していない。
  もともと発注した会社の問題がもっと大きい可能性はある。
   個人情報を扱うということは、
   どんな状態であろうとも、もれる危険性を極力排除していかねばならない。
   そのためには、外部委託することは一番避けなければならない。
    外部委託することは、個人情報がその時点で外に持ち出されるわけだから、
    もうこれだけで遺漏する可能性が大きくなる。
    本来、内部処理をすべき類の情報なのだが。

  こういう話になると必ず出てくるのが「契約」の話。
   「キチンとした会社と契約していれば・・・」となる。
   先般の信販会社の情報遺漏は、
    世に言う、いわゆる「きちんとした」会社 の類ではないのか?
    大会社の情報システム開発部門 ではないのか?
    その会社は何をした。下請け(個人と思われる)にデー入力を丸投げした。
    「キ・チ・ン・とした」の意味をどう取るかだ。

 一番の問題は、「契約」をどう考えるか。
   契約で「遺漏させない」と交わしたところで、
   遺漏しないと思ったとすれば、それこそ問題だ。
    契約は、その事項を守るための指針ではなるが、
    その指針によって保護されるものではない。
   私にいわせれば、「契約は遺漏に対しては無意味だ」ということ。
    極論かもしれないが、
    このくらいのリスクをしょっていると考える必要が発注者側もある。

 ビジネスコンサルタント というものが
   海の向うから持ち込まれて久しいが、
   このコンサルタントなるものが、こうしたアドバイスが出来ていないのではないか?
   もっとも、出来てしまうと、
    その先の仕事を受けることができなくなる可能性が出てくる
   という側面がある。

BLOGにはふさわしいとは思わないけれど、
  日記として書き残しておきたい事項の一つなので。

この記事へのトラックバックURL

 

  
2015大津・京都の旅
1泊2日のドライブ旅行
2015北海道・道東の旅
1週間870kmのドライブ旅行
大学OB会と
50年ぶりの鎌倉
OB会の後に鎌倉と横浜に行ってきました
15年年頭 広島宿泊の旅
鞆の浦、竹原、宮島に行きました
14年秋 京都宿泊の旅
久しぶりに新幹線に乗りましたが・・・
13年秋 京都ドライブ旅
京都の紅葉の名所・毘沙門堂に行きました
12年秋 室生寺ドライブ旅
すてきな観音様と再会です
室生寺五重塔
12年秋 京都ドライブ旅
1年ぶりの京都です
三千院
10年秋 平泉ドライブ旅
4泊5日 2000キロの一人旅です
平泉・わんこそば
   
10年夏 室生寺 日帰り旅
素晴らしい観音さんに出会いました
室生寺・五重塔
10年初夏 宇治・長岡 日帰り旅
09年11月26日久しぶりに黄檗山満福寺・六地蔵・法界寺谷寺・長岡天神
布袋さん
09年秋京都 日帰り旅
09年11月26日久しぶりに 紅葉がきれいな京都
南禅寺の紅葉
08年秋京都 日帰り旅
08年11月25日貧乏・一人・日帰り旅の記録です。
鳳凰堂を望む
観光シーズン 京都の歩き方
京都市・地下鉄 東西線沿線
09年浅草と川越
浅草観音
07年信州の旅
上田城内
アクセスカウンタ
プロフィール
生田
生田
 トップの写真は、我が家の庭で、鳥達につつかれ実もなくなり枯れ果てた柿の枝です。人生も同じで、仕事仕事で突き回されてここまで来て、落ち着いたら、だんだん枯れていくんだという思いです。  
オーナーへメッセージ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。 解除は→こちら
現在の読者数 18人
QRコード
QRCODE