2007年07月02日
旅の記録 二宮町の朝
2005年5月10日
栃木県真岡市、二宮町高田から茨城県水戸市そして下妻市さらに
朝 5時半に、いやもう少し早く目覚めた。
さすがこの年になると一日で400キロの車での移動は体に応える。ちょっとお疲れだが、朝食が6時半からなので、食事後すぐに出かけられるように、洗顔などを済ませ、メールチェックをしておく。
今月下旬の大阪でのセミナーに3人分のお申し込み、感謝感謝だ。
食事を終えて、6時50分に出発。前日書いてもらった地図を頼りに専修寺に向かう。なんだか田んぼ道はわからない。結局迷いに迷った挙句に、自分の勘のほうが当たっていたようで、何とかたどり着いた。
地図はこちら 右の木立の後ろのうすく小高い山は、筑波山かな?
7時15分ころだ。すぐに寺の境内に入る。住職が足音を聞きつけ窓から顔を出される。昨日とはうって変わった僧職のスタイルで。そして、「これからお勤めがあるので、一緒にされたらいい」と。
お勤めが始まるまでに少し時間があるということので、境内の写真を撮る。有名な涅槃像も拝見する。初めてといっていいくらいかな、涅槃像の実物は。3メートルもある立派なものだが、いまいち私にはしっくり来ない。写実的でないからだろう。
朝の境内は、前日の夕方の境内とはどことなく感じが違う。昨日は阿弥陀堂の後ろから日が射していたが、今朝は正面から日が射している。そんなに広くはない境内なので、写真をとっても時間はかからない。もてあましたので、本堂に上がる。
すでに住職は待っておいでだったようだ。私が入ると、「いい時間においでになりました。親鸞聖人の像はお勤めの間しか扉を開かないのです。お勤めが終われば閉じてしまいます。日ごろは特別なときでないとご覧になることはできません。」とのこと。何かご縁、お蔭を感じる。
実は、今日はコースをどうしようかずいぶん迷ったのだ。今日の夜は少なくとも長野あたりまで行っていたいと思ったのだ。それは天気予報によれば上越地方が好天に恵まれるのは水曜日だけということなのだ。となると、水曜日を移動日と考えていたのだがそんな悠長なことはいっておれなくなったのだ。
高田、稲田、水戸、下妻とできれば東北新幹線の小山駅もと思っているだけに、どうコースを組んだら長野まで戻ることができるかを昨夜考えていた。真岡のホテルを出て、一気に下妻に下り、そこから水戸へ行って、稲田、高田とすることも考えた。
しかし、どう考えても国道50号線の混み具合の予測ができない。といって、関東を横に移動する高速はまだこの近くにはつながっていないのだ。
朝目覚めて、決断を下す。最初の予定のとおり、高田から行くと。
そんな気持ちが仏に通じたのかも知れない。
次回と次々回 2回にわたって、専修寺での話を書きます。
過去の記録
名古屋から軽井沢 その1
名古屋から軽井沢 その2
軽井沢から達磨寺
達磨寺から高崎・前橋
前橋から専修寺 R50号線
栃木県真岡市で宿泊
栃木県真岡市、二宮町高田から茨城県水戸市そして下妻市さらに
朝 5時半に、いやもう少し早く目覚めた。
さすがこの年になると一日で400キロの車での移動は体に応える。ちょっとお疲れだが、朝食が6時半からなので、食事後すぐに出かけられるように、洗顔などを済ませ、メールチェックをしておく。
今月下旬の大阪でのセミナーに3人分のお申し込み、感謝感謝だ。
食事を終えて、6時50分に出発。前日書いてもらった地図を頼りに専修寺に向かう。なんだか田んぼ道はわからない。結局迷いに迷った挙句に、自分の勘のほうが当たっていたようで、何とかたどり着いた。
地図はこちら 右の木立の後ろのうすく小高い山は、筑波山かな?
7時15分ころだ。すぐに寺の境内に入る。住職が足音を聞きつけ窓から顔を出される。昨日とはうって変わった僧職のスタイルで。そして、「これからお勤めがあるので、一緒にされたらいい」と。
お勤めが始まるまでに少し時間があるということので、境内の写真を撮る。有名な涅槃像も拝見する。初めてといっていいくらいかな、涅槃像の実物は。3メートルもある立派なものだが、いまいち私にはしっくり来ない。写実的でないからだろう。
朝の境内は、前日の夕方の境内とはどことなく感じが違う。昨日は阿弥陀堂の後ろから日が射していたが、今朝は正面から日が射している。そんなに広くはない境内なので、写真をとっても時間はかからない。もてあましたので、本堂に上がる。
すでに住職は待っておいでだったようだ。私が入ると、「いい時間においでになりました。親鸞聖人の像はお勤めの間しか扉を開かないのです。お勤めが終われば閉じてしまいます。日ごろは特別なときでないとご覧になることはできません。」とのこと。何かご縁、お蔭を感じる。
実は、今日はコースをどうしようかずいぶん迷ったのだ。今日の夜は少なくとも長野あたりまで行っていたいと思ったのだ。それは天気予報によれば上越地方が好天に恵まれるのは水曜日だけということなのだ。となると、水曜日を移動日と考えていたのだがそんな悠長なことはいっておれなくなったのだ。
高田、稲田、水戸、下妻とできれば東北新幹線の小山駅もと思っているだけに、どうコースを組んだら長野まで戻ることができるかを昨夜考えていた。真岡のホテルを出て、一気に下妻に下り、そこから水戸へ行って、稲田、高田とすることも考えた。
しかし、どう考えても国道50号線の混み具合の予測ができない。といって、関東を横に移動する高速はまだこの近くにはつながっていないのだ。
朝目覚めて、決断を下す。最初の予定のとおり、高田から行くと。
そんな気持ちが仏に通じたのかも知れない。
次回と次々回 2回にわたって、専修寺での話を書きます。
過去の記録
名古屋から軽井沢 その1
名古屋から軽井沢 その2
軽井沢から達磨寺
達磨寺から高崎・前橋
前橋から専修寺 R50号線
栃木県真岡市で宿泊