2013年07月28日

八重の桜 第30回 再起への道

 うんんん  やっと未来の夫・新島襄が現れた。といってもまだアメリカにいるらしく、日本を心配しているってところで。この心配のところで、「明治とは、明るく治まる」ということらしいと。。。しかし、「過去の戦いの遺恨が再燃しなければいいが」とも。
 
 いっぽうで、江戸の謹慎所に送られている会津藩士たちは、家老の萱野権兵衛(柳沢慎吾)の処刑ということで、松平容保の命も助かり、藩士も命をつなぐことができ、さらにはお家断絶に名はらずに、お家再興もかなった。しかし、その再興は会津の土地ではなく下北半島に「斗南」という名前でのことだった。
 さて、このお家再興の「斗南」という話を聞いた藩士たちは、いきり立つ。いくらなんでも馬鹿さ加減が表に出ているのだが、史実なのか?史実としたら、本当に馬鹿モンだと思う。理由は、自分たりが負けたという認識がないからなのだ。負けたのであれば切腹を命じられたり、処刑されたりしても致し方ないのだが、それが命を救われ更にはお家再興がかなったのなら、それは感謝すべきことなのだ。だから、ばかアナ戦をしたということになるのかもしれないが。。。

 さて、主人公の八重(綾瀬はるか)は米沢藩の過去に尚之助が鉄砲を教えた藩士のところに身を世出ている。何とか商売をしながら、食い扶持を稼いで。。。(本当にできたのかなぁ?)
 ただ、戦争の精神的な後遺症があり、会津をバカにした男を殺しかけてしまう。まぁ、何とも恐ろしいものですねぇ。そういった教育をされてしまうと。

 現実に、戦争というときになると、敵を殺すことが正義と教えられる。たくさん殺すと英雄と教えられる。負けても、敵にはむかおうとする。今回のドラマの中でも、子供に父親が死んだことで仇討ちをさせようとする女。私から見ればバカな話なのだが。

 人が殺されてその仇討ちをする。そうするとそのころされたものがまた仇討ちをする、、、これは延々と続くことになる。こんなばかなことをしているのが撫し、軍事というバカな存在なのだ。こういう負の連鎖はどこかで断ち切らねばならないのだ。例えば、綿日は父親を太平洋戦争で亡くしたが、敵国であるアメリカに仇討ちをしようなんて考えたこともない。考えて、誰かアメリカ人を殺したとしたら。。。本当におバカになってしまうのだ。

 日本は、先週の選挙で好戦派の人間が多く当選した。攻め込まれるという被害妄想、まぁ幾分現実味があるといえるかもしれないが、それでも今本当に侵略されたとしたら、戦争できるのか?誰が攻めていく?自衛隊?本当に戦うか?できるか?そして勝つことができるか?どうだろう。
 そんな戦うことをする以前に、闘わないでもいい外交をすることではないのか?戦わない道を選択する、そんな人間育てることに命を懸けてほしいのだが。。。

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