化石の戯言

　１１月３日　夜７時からTVで長門・南田夫婦のドキュメンタリーが放映された。
　　題名は『失われ行く妻の記憶』です。

　奥さんの、南田洋子がアルツハイマーになっているとのこと。記憶がだんだん薄れていく、つまりは、記憶に残らない、残ったものも消えていくわけで、今日の出来事も明日が覚えていないのだろう。
　
　どちらかといえば、旦那の長門裕之の方がそうなるかと思っていたのだが、現実は逆になってしまった。人生はわからないものである。

　病院の名前が「浴風会」と書いてあった。
　そういえば、この病院の名前は記憶がある。私が学生時代に住んでいた荻窪の南のほうに『浴風園前』というのがあったはず。今は、感情８号になっているが、４０年前はまだ環８はなかった。片側１斜線の細い道だった。それに、田舎だったよぉ。少し南にいけば畑ばっかりだったものなぁ。。
　いい環境のところだと思います。

　それにしても、芸能人というのは、こうした病になってもTVに顔を出さねばならないのだろうか？普通、意識があれば、断るかなぁ？しかし、本人としては、いまだにTVに出演するという気持ちで出ているのかもしれない。
　社会への啓蒙にもなるかとは思うが、施設に入ればそれなりに金がかかる。芸能人としての生活を維持しながらの療養生活となれば、こうした形のギャラ獲得もありうるのか。逆に言えば、一般人から見ればうらやましいのかもしれない。  

　今日のニュースで　歌手・フランク永井が先月なくなっていたと。

　彼の歌は、私はあまり好きではないが、中学校２年（だったかと思う）のときに「有楽町で逢いましょう」がヒットしたことはしっかりと記憶に残っている。その後たくさんのヒット曲も結構記憶には残っているが、彼の歌を歌うことはまずなかった。

　歌わない理由は、キーがまったく違うことが第一。私のキーは結構高かったから。それに、歌謡曲があまり得意ではないということも。

　しかし、人の人生はいろいろですね。あれだけのヒットを飛ばしていた彼が、自殺を図ったことがある。ヒットを飛ばしていたがゆえんに、鳴かず飛ばずになったときの寂しさがあったのかもしれない。
　これは、有名であれば有名であった人ほど陥る気持ちなのかもしれない。

　何はともあれ、冥福を祈ります。

　また、昭和が遠くなった。

  

  

　PanasonicはSanyoを子会社化することになったようだ。
　そして、ブランドを残すとも書かれている。

　しかし、本当にそれで済むのか？
　経営効率化を図らねばならないときに、現状の経営のままでいいのか？
　そんなことはわかっているものを。

　いずれは消えるのだろうと思う。
　ただ、直後の従業員などへの配慮としか。。。。。。

　昔の松下の裏のやり方を思い出す。
　　いや、これは、松下だけではなかった。。。。  

　来年４月に輸入小麦の価格が安くなるって。。。

　だから、パンなどが少し安くなりだそうで。

　この時期、少しでも安くなればねぇ。。

　といって、ここ最近値上げした会社、困った会社だ。（でも、仕方がないの？？）