2018年11月28日

仏さんに惚れ込んで 63 広隆寺 阿弥陀如来坐像

 広隆寺となると一般的には”国宝第1号指定”の”弥勒菩薩”ということになるのだが、この”弥勒菩薩”に関してはすでにこちらに書いている、
 そちらにも書いたことだが、実は私は広隆寺の”弥勒菩薩”にはなんだか引かれないのだ、”なぜ国宝指定になったのか?”とさえ思うくらいなのだ。多分4度(これを書いている時に記憶を辿ってみたら前の”弥勒菩薩”を書いた時の記憶が間違いだと気づいた)広隆寺には行っているともうのだが、どうにも興味がない。多分に今は”如意輪観音”と言われている、奈良・中宮寺の私が若い頃”弥勒菩薩”と言われていたあの黒い美人が私がこの世で一番最初に惚れ込んだ仏像だから、その反動で中宮寺に行った数年後に広隆寺に行っているから、中宮寺の印象がかなり強いんだろうと思う。
 その”弥勒菩薩”を一番最近見たのはもう25年くらい前になるかもしれない。京都に遊びに行って、映画村なんぞを見て、その後で立ち寄ったと記憶している。
 当時は霊宝館に弥勒菩薩は安置されていたのだが、その霊宝館にはたくさんのぶつぞうがおさまっていた。参拝者の殆どが”弥勒菩薩”の前に立ち止まる。他の仏像には殆どと言っていいくらいに興味を示さない。そんなに”国宝”という文字に拘らねばならんのだろうかと思うのだが。

 今回書こうとしている”阿弥陀如来坐像”は、記憶では未読菩薩を見ている位置の背中の方向にあったと思う。最後に参拝した時に、弥勒菩薩を見て振り返った時に”おぉこちらの仏像のほうが良くできている”なんて声を出してしまったと記憶しているのだ。
 このときは、まだ法界寺の阿弥陀如来に出会っていない。それにまだまだ阿弥陀如来を見て回ろうなんて思ってもいないときだった。それが素晴らしいと思ったものなのだが。

 この阿弥陀如来は、法界寺や平等院の阿弥陀如来よりも少し小さいんですが、置かれている場所や状態が違うので、そんなに大きいという印象が持っていなかった。でも私自作の仏像データベースで大きさ比較するとそんなに違わないんだって。。。
 法界寺や平等院の場合は方丈の中に収まって単独なのだが、こちらはたくさんの仏さんの中にいるし、建屋が大きいから小さく思ったのかもしれない。

 しかし、今ネットで確認位をたのだが、”阿弥陀如来”は本堂にでんと置かれているという。では私が見たと記憶している阿弥陀如来は一体阿だったんだ?
 ということで、今回のこの記事は、間違いということになるんだろうなぁ。20数年、いや下手すると30年という時の流れで、私の記憶が間違っているのだろうと思う。年は取りたくあないものだ。

 どなたか、霊宝殿で”弥勒菩薩”脳知りにある大きな坐像をご存知の方。ご教授いただけないでしょうか?もしできればその画像がわかれば幸いです。

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