2010年09月24日

鳥人間コンテスト

 昨年は開催されなかった『鳥人間コンテスト』。今年は2年ぶりの開催で懐かしい。。。

 このコンテストは、もう30年も昔になるかなぁ。中京TV系の日曜日のよる7時台にやっていた『何でも新記録』だったか、そんな名前の番組から出発し、飛行機部門だけが独立して読売テレビが主催する番組になった。
 当初は、滑空部門は昔の名残で仮想してただ飛び込むだけなんて言うのもあったが、ハングライダーなどで10メートルの大の上から滑空するという本当に基本的なコンテストだったが、それにプロペラ機部門ができて距離を争うようになった。そして歴史は20年を超えてしまった。

 今年の開催での滑空部門を見て驚いた。機体が人力プロペラ機と同じような大きなものに変ってしまっている。過去のハングライダー程度のものはなくなってしまったのだ。この辺りはちょっと寂しいなぁ。。。もう一度基本に返ってほしいと思う。
 ただ、この番組のおかげとも言えるのではないかと思うが、こうした仁源の力以外の動力を使わない飛行隊の研究があちこちでされるようになったということ。こうしたことは本当に理科系があまり重きを置かれない現在に置いては喜ぶべきことではないかって思っている。
 プロペラ機部門では、過去の変遷でいくと二人矩と言ったものもあったりしたが、やはり機体が重くなるという欠点を克服することができなかったようで、現在はなくなっている。ただ、今年1機だけあったのだが双発機だ。左右の羽にプロペラが付いていた。残念ながらいい記録は残せなかったが、メカ的な問題とパイロットのこぐ力への抵抗値が大きかったのかもしれない。
 今年は、距離部門ではあまり大きな記録が出なかったが、タイムウトライアル部門ではびっくりする記録が出た。このチームは、過去に優勝などした大学のOBたちが新たにチームを訓での挑戦で、機体の制作、パイロットの訓練など、素晴らしいものを残したと思う。

 私は、どちらかというとばかばかしいものへの挑戦が結構好きなのだ。このコンテストのきっかけになった記録会、そして初期のコンテスト。飛び出してすぐに落ちてしまう。金と時間をかけて作ったものを数秒で壊してしまうという馬鹿な挑戦が好きだたの。
 これは、多くの理科系の新しいものへの挑戦をしている人間が往々にして陥る危険なものでもあるのだけど。

 私は、金がないから、こうした高額な金額を必要とするものに果てが出せないが、本業の分野では、プログラム言語でもないソフトウェアを使ってゲームを作ったりする挑戦をよくやったものである。

 無駄なこと、と一見思われるものが、それが実はこの先の世界への新しいもの作りへのきっかけになって行くことがよくある。

一時流行したキャッチフレーズ
think different

 

 来年もやるなら久々に見に行きたい。今年は、開催日を待ちが低手、室生寺に言ってしまっていた。。。。。

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この記事へのコメント
小学生の頃にわくわくしてみていたものです。
どんどん距離が伸びて陸についてしまったら着地はどうするんだろって思っていました。
Posted by みりん at 2010年09月25日 19:17
今年は延びなかった。
体力勝負だからなぁ・・・
タイムトライアルは、技術の問題
来年以降も楽しみ。
生で見るとね。機体のきれいなのを実感できるよ。
飛ぶやつは、本当にきれいだよぉ。
Posted by 生田生田 at 2010年09月25日 21:08
 

  
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