2012年04月17日

37歳で医者になった僕 第2回

 かなり今回は最初から、現在大病院での問題点をあからさまにしている。ただ、これを見ている人がどれだけ気付くことだろう。

 1:PCのモニタを見たまま患者の顔を見ない医師
   これは、電子カルテを導入している病院に多い。
   大病院でなくてもモニタを見ながら、キーボードでの入力に気を使い
   そのために患者の顔を見ることができないのだ。
   
 2:入院患者の回診をろくにしない
   入院患者がなにを考えているか、何に困っているかそんなことの訴えを
   看護師に任せてしまっているから、いざ容態に変化が起きたときに対処できない。

 3:診療科の縦割り、担当医間の縄張り
   大病院の多くで診療科によって縄張りがあり、他の診療科のことには遠慮して
   患者の訴えをまともに伝えることができない。ある診療科で診察中に別の科の
   担当となる症状に出くわしてもその担当課に連絡すらとらない医師。
   同じ診療科でも受け持った患者を他の医師から診療について口を挟まれるのを嫌う。
   つまりは、院内でのセカンドオピニオンなんてのは夢の夢となる。

 4:患者とのこコミュニケーションを取りたがらない。。。
   診療で一番大切なのは、医師が間社から信頼うを受けること。それで患者がきちんと
   した症状を話せるようにしなければならない。しかし混むにケーションを取らないために
   信頼関係が気付けず、患者から本当の意味での隠れた症状などを見つけることができない。
   これは、本当の治療を遅らせることにつながっていく。

 斎藤工が演じている医師は、『患者の愚痴や使い走りはナースの仕事』とまで言い切った。
  実は、これが多くの医師が腹の中で思っていることでもある、現実にそのように動いている
  医師がほとんど。本来は、患者の日常生活の中に病気の元となるものが現れることが多いのだが。。。


 今見ているシーンで。。。
 松平健演じる部長医師教授かな?彼の発言。「それはうちの病院の利益になるのかな?」 利益追求を優先して、本来の治療を後回しにする。こんな病院は結構多いもの。これに反発すると、どこかに飛ばされる可能性が大きいねぇ。。。

 さて。まだドラマは続いている。じっくり見るために、今回はここいらで。


 あとでまた追記をしましょう。

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