2010年12月28日

今年最後の木彫りの作品


 先日から彫っていた観音さんがやっと彫り終わった。約5日かかった。小さいのだけど材料がいいので細かな彫りができたということで結構時間がかかった。
 
 この顔は室生寺の十一面観音さんの写真を見ながらで、全体はいつも彫っている聖観音の形にはめ込んだ。材料取りを間違えたのでちょっと寸詰まりのふっくら顔になったけど、これまで彫ってきた中では一番かわいいと思う。

 この材料は初めてのもので、版画などで使われるホウの木。柔らかいけどキメが細かいので彫りやすかった。
 しかし髪の模様はやはりまだ私には技術不足でうまく彫ることができないのが残念。来年はもっともっとうまく彫れるようになりたいと思っている。

 今年は、完成できる作品は多分ないと思う。時間があればまだ彫るつもりだけど。  

Posted by 生田 at 20:58Comments(0)TrackBack(0)趣味の木彫り

2010年12月12日

意図しない構図

 先日彫った尼僧と一昨日彫った尼僧を並べたら、偶然にもなんとなく親子そろってといった感じになった。
 意図して作ったわけではないけど・・・・

  
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2010年12月11日

今日の木彫り

 今日は大掃除の一部をやって、疲れたのかそのまま居眠りをして・・・・・

 気がついたら3時半を回っていた。それから、買い込んできた刃物研ぎで彫刻等をといで、切れ味を確かめるためにまた桜で一つ彫った。
 下の写真の左、だるまさんのつもりで彫った、いずれ達磨の起き上がりこぼしを作るつもりなので、その前哨商戦。

 右は、昨日彫った「尼僧その2」を今日顔を修正した。この手のものは、彫りを深くすると何やら場ダンス崩れておかしくなる、なんで????

  

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2010年12月09日

今日の木彫り 尼僧

 本当に久しぶりにサクラの木を使って彫りました。やっぱりものすごく堅いです。

  

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2010年12月09日

初めてのヒノキ材の木彫り

 先日やっとヒノキのは材を買ってきた。一応彫刻用に用意されているものらしいが端材ということで格安(?)だった。

 そこで3日かけてここのところいくつも彫っている聖観音の仏頭を彫ってみた。高さ9.5センチでこれまでモノので2番目に小さい。実は小さいほうが私には細かな作業なので苦手なのだが、今回は過去に村べたらかなり楽に彫ることができた。
 その理由は、一つは材料がヒノキで扱いやすいことともう一つは彫刻刀がいいものに変わったからだと思う。(もうひとつ、慣れがあるかもしれないけど)
 しかし、まだ頭髪を彫るときはまだまだ彫刻刀がうまく運べない。未熟です。

 そして、昨日は3時間くらいかけて、初めてヒノキ材で円空彫りをした。高さは11センチ、角材を半分に割ったものを使用。うまく割れなくてちょっと戸惑ったが。
 やはり、材料が扱いやすくて、これまでよりも何とかイメージに近いものを彫ることができた。ただ、円空彫りはヒノキを使うと仕上がりがきれいすぎてなんか物足りない気がする。円空さんは荒さが命なのかなぁ??


 
  

Posted by 生田 at 10:37Comments(0)TrackBack(0)趣味の木彫り

2010年12月03日

木彫りの観音さん三兄弟



 この2カ月の間に3つの聖観音さんの顔を彫った。大中小あるけど、彫るたびに顔が違う。変えようと思う部分もあるけど、ここまで違った顔になるとは、自分自身思っていない。

 右は先日彫ったもの、左は2カ月になるのかなぁ?真ん中が今日彫ったもの。今日のが一番ふくよかで優しい顔してるけど、髪の毛がうまく彫れなかったので、完成とは言いづらい。
 
 この3つの顔を彫ってわかったことは、やはり材料をきめの細かなものにしないと、彫刻刀が入らないものがあるということ。

 木彫りを始めて7か月を過ぎたけど、まだまともな材料を使ったことがない。一度いい材料で彫ってみようかと思い始めた。
 結構金のかかる趣味だということもわかってきた。(困ったなぁ)  
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2010年11月16日

今日の木彫り

ここのところ木彫りは仏様ではなくって。。。。

これ、何に見えるでしょうか?
私の思いとほかの人の思いが一致するか
ちょっと心配で。。

  
タグ :木彫り

Posted by 生田 at 14:49Comments(2)TrackBack(0)趣味の木彫り

2010年10月14日

ネコを彫る

 今日は、朝から彫刻刀を研いでいた。せっかく買ってきて切れると思った彫刻刀の先が欠けてしまって、なんとも彫れなくなったから、いたしかたなく今までのものを研ぐよりしょうがない。
 もともと使っている彫刻刀は私のものではなく、どうも妹が授業で使っていたものらしい。だからかなり年代物だ。誰が研いだのか知らないけど、平の刃先はカーブを描いてしまっているから、これを矯正するだけでもかなり時間がかかる。グラインダーでもあれば簡単なんだが、そんな道具があるわけでもないから、砥石でごしごしやるよりしょうがなく。。。これも結構力仕事。

 何とか前よりも切れるようになり、先端も多少尖らせることができたので、木彫りをすることにした。
 何を彫ろうかと昨日から考えていて、根付なんかいいよなぁお思いながら、「そうだネコを彫ってみるか」とばかりに始めたのだが、その大きさたるや高さ2.5センチくらいものの。材料はサクラのかれた残り木。材料が固いうえに小さいときているので、とにかく彫りにくい。粗削りのときは、ノミなんて使えるものではないから、小刀で削るのだが、この小刀、先日の刃物まつりで買ってきた大きいやつでとんでもなくよく切れる。木を削っていたら、左の人差し指まで削っているではないか。。。。気づいてあわてて手袋をはめて。。。 おかげで余計に彫りにくくなった。

 悪戦苦闘して何とかできたのが写真のもの。ネコといっても私の場合はまともには彫らないのでいかにもネコに見えるかどうかわからない形を掘っている。

 

 左が正面、実は、目を失敗している。もっと幅のない目にする予定が彫刻刀をうまく操作できなくて長くなってしまった。足の部分ももう少し大きくするはずだったのに。これも操作ミス。
 右は、後ろ姿で、何とかしっぽのイメージをつけることに成功。

 小さいものをきれいに彫れるように、もっともっと努力と切れる彫刻刀を手に入れないと。。と思った今日でした。  

Posted by 生田 at 21:02Comments(0)TrackBack(0)趣味の木彫り

2010年10月11日

木彫り と 暑い3連休最終日

 今日は3連休の最終日。新聞が夕刊がなく、今日のニュースがいまいちわからない。

 今日は暑かったなぁ。。。といっても、家から出ていないので、外の様子がわかない。でも、とにかく暑くて、お茶を結構飲んだ。
 
 刃物まつりで買ってきた彫刻等が折れてしまったけど、それでもめげずに昨日と今日は木彫りをしていた。部屋にこもって。。。 (雨で出かけて、いい天気でこもって逆だよなぁ)
 彫刻刀の先が折れてしまったので、細かいところが切れ味の悪い古い彫刻刀ではうまくいかず、髪の毛の部分の彫りが全くダメになってしまった。顔の部分は歯が折れる前なので何とかイメージに近いものになったけど、神と冠がきれいに上がらないとだめだなぁ。。。
 
 ここのところ、円空彫りから遠ざかっている。そのうちにまた円空さんのまねをしようと思っているけど、家の中に彫り物がいっぱいあって、家族の顰蹙を買うようになった。何とかしなくては。。。  
タグ :木彫り

Posted by 生田 at 18:30Comments(0)TrackBack(0)趣味の木彫り

2010年10月10日

木彫り 観音さんに似なくて・・

 室生寺の十一面観音さんの顔の模刻を始めてかなりたつ。今回はその第4面目なのだが、どうしても顔が似なくて、力量の低さを痛感するだけ。
 今回は、10センチの角材に顔部分を掘っていたのだが、横幅が広すぎて耳まで入らず、中途半端になているし、だんだん出来上がってきたら、口から下あごにかけてが長すぎるのか、なんかど~~~ンとした顔になっている。

 

 上の写真は斜め前からのものなのであまりど~~ンは感じないけど、上唇がとがりすぎているし。。


 これが正面から。光線、光の当て方で表情がかなり変わるけど、これを見るとどうにもあご部分が長い。。なので、なので。。。これでも短くしたんだけど、まだ長い。
 あまり削るとまたイメージが変わってくるし。 難しいなぁ。。
  
タグ :木彫り

Posted by 生田 at 08:19Comments(4)TrackBack(0)趣味の木彫り

2010年10月02日

寄り沿う二体

 昨日今日と連続で木彫りをしている。昨日も書いたように、十一面観音さんの模刻をしているのだけど、気分転換に先日彫ったのを手直しをしてみた。
 この彫り物は、一番最初に彫った、とにかく生まれて初めての木彫りの像と同じサクラの木、同じ背の高さにして、似たイメージで彫ってみようと彫ったもの。
 堀上がって最初の像と並べてみたら、ん??偶然とはいえ、なんとなく寄りそうような。。。ただ、木の自然の曲がりを利用して彫っただけなんだけど。そして、写真を撮るときにまた発見、二体をくっつけてみたら、なんとぴったりくっつくではないかぁ。。。。
 へぇ。。。ただ単に、無心に彫りとこんな偶然もあるんだなぁ。と、感心するやら驚くやら。ということで、写真に収めました。



  
タグ :趣味木彫り

Posted by 生田 at 16:03Comments(0)TrackBack(0)趣味の木彫り

2010年09月21日

木彫り 執金剛神の完成

 先日から彫っていた仏像(仏さんではないけど一般に仏像という)は、実は『執金剛神』という仏像の中の『新』といわれる分野の仏像。
 円空物の中ではかなり有名なものがある部類で、参考にしている本の表紙も飾っているくらいだ。以前にも挑戦したのだけど、どうにもイメージが違いすぎて自分自身で納得がいかなかった。大体が今まで彫ってきたものは、一番最初のものはとにかく彫ってみようというだけのことで始めたので円く物からほど遠いものになってしまったけど、それはそれで味のある私の好きな作品になっている。

 始めてから5カ月近くになった。途中彫れない時があったし、円空さんとは関係のないものを掘ってもいたのだが、これまで彫った円空さんを頭に描いたものは、15体、ストラップ用も含めると18になるがとにかく納得がいくものは数少ないし、今見返すと、おやまぁというようなできのものがたくさんある。
 大体彫っているときは真剣なので、出来上がってホッとして、そのでき具合を公平に見るなんてことはできはしない。やはり時間をおいて、じっくりと人の目になってみる必要があるのだろう。
 今回の『執金剛神』は、出来上がったばかりで公平な目で見るのは無理かもしれないけど、なにはともあれ、これまで彫ったものとはな借り違って見えることは確か。


  とにかく、これまで深く彫りこんだことがないから、他の彫り物とはかなりイメージが違って見える。実は、これでも彫りは浅いようで、円空さんの本物はもっともっと深く彫りこんでいる。そこまで行きつくにはまだかなり長い年月を必要とするのだろうけど、趣味の段階で、まずはこのくらいが一区切りかなぁと思う。
 今回の『執金剛神』は、彫り始めのときに記事にしたように薪を使っているが、その薪が杉でかなり硬かった。その硬かったことが彫刻等を入れるには力入ったものの、彫った通りに木が残り、これまでのホワイトウッドのときのようにボロボロもろく崩れることがなかったのが幸いだったようだ。
 やはり、いいものを彫りたいと思ったら、いい材料を使わねばならないのだろうと思う。

 とはいうものの、今何千円、何万円とする材料を買ってきて彫ったとしても、満足いくものは無理だろうっということで、当面間伐材の幕を使って練習である。

 いずれは、ここという時期を見つけて、お金を奮発していい材料を手に入れて、阿弥陀さんを彫ろうと思っている。

  

Posted by 生田 at 17:44Comments(0)TrackBack(0)趣味の木彫り

2010年09月21日

木彫りをしていて思う住宅建築

 今日は木彫りをする日。といっても、一昨日も昨日もやっているけど、今日は本当に朝から完成に向けての日。

 今彫っているもは、先日も来たけど、奈良県の御杖の道の駅で勝って来た巻きを材料にしている。この巻きがどうも過ぎの間伐材と思われる。彫っているそれがそのかなん罰味の一本のうちの4分の井ということが年輪から分る中央の方はちょっとすかっとしているけど、外周は目が詰まっていて彫刻刀の刃が一時止まることがあるくらいに固いところが多い。
 それに、これまで彫ってきたホワイトウッドの同じ大きさの材料に比べると主さが全く違って重いのだ。これで分ることは過ぎとホワイトウッドでは相当に強度や耐久年数が異なるだろうということ。

 今日本の住宅では結構アメリカ式の2×4の住宅が多い。これは工期の短縮もできるし、費用も安く済んで、パネル工法に誓いから地震対策にはいいといわれている。しかし、使われている材料がホワイトウッドなのだ。地震に強いと入っても、材料の耐用年数が杉や檜などの在来広報に用いる木材と比べるとはかなり短い。
 まぁ、耐用年数30年と考えて、そのコロになるとまた立て替えればいいということなのだろうが、本当にそれでいいのだろうかという疑問が残る。
 我が家の場合は、もうじき築40年だが、檜作りで建具は杉となっているらしい。建物は4お念経ってもどこも傷んではない。(ただ屋根が重い河原なので大地震では潰れかねないああが)、建具も当時のままどこも修理をしていない。おそらくまだ吸う閏年持ちこたえるだろうと思う。
 本当にいいものを住まいとして持つのなら、少々高くてもいい材料、耐用年数の長いものを選ぶのがいいように思う。

 さて、お昼休みも済んだし、3日目になる今の彫り物を完成させねば。。。 がんばろ!!!  

Posted by 生田 at 13:36Comments(0)TrackBack(0)趣味の木彫り

2010年09月18日

久しぶりに彫刻刀を持つ

 8月のお盆ののとき、孫とモアイを作る約束をして、それを作って以来、本業に精を出していたので一月以上木彫りから遠ざかっていた。
 今日久々に木彫りをしようと道具を出して、小さいストラップ用の阿弥陀さんを彫ろうとしたのだけど、一月で完全に指先の状態が変わってしまって彫刻刀が思うように動いてくれないのだ。
 何かにつけて大切なことは『継続』であるらしい。

**一時間頑張ったけど、2センチ強の仏さんはまだまだ・・・ もう少し頑張ろう。

**木彫りをしていて気づいたこと。
 木彫りをすること、彫刻をすることは結構体力を使う。力仕事の面があるのと、手先の細かいことをするので、ぼけ防止にはいいのかも。
 それ以上に気づいたことは、真夏の木彫りではものすごく汗をかいたけど、今日は汗をかくことがものすごく少ない。それだけ気温が下がったということと、空気の乾燥度が全く違うということ。
 これは、彫っている木がかなり乾燥しているということでも空気の乾き具合が分る。  

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2010年08月15日

今日の木彫り モアイ3

 おとといモアイの少しでかいのを作った。しかしあれはあくまでもイメージだけだったので、今回は、少し実際のモアイの写真を見て、傾きなどを考えてみた。


 置くのは一昨日彫ったもので直立している。手前が今回ので後ろに傾いている。そこの部分を斜めに切ってみたのだ。形としてはそれなりの雰囲気が出たものの、一つ欠点が、こいつすぐ後ろにひっくり返るんだぁ。何か後ろにひっくり返り防止をしてやる必要があるかもしれない。

 実は今回のモアイは、最初はもっと鼻がでかかったけど、どうにもバランスが悪くてちょいと削って横を小さくした。まだ、大きいかなぁ~~って思う。  

Posted by 生田 at 23:34Comments(0)TrackBack(0)趣味の木彫り
  
2015大津・京都の旅
1泊2日のドライブ旅行
2015北海道・道東の旅
1週間870kmのドライブ旅行
大学OB会と
50年ぶりの鎌倉
OB会の後に鎌倉と横浜に行ってきました
15年年頭 広島宿泊の旅
鞆の浦、竹原、宮島に行きました
14年秋 京都宿泊の旅
久しぶりに新幹線に乗りましたが・・・
13年秋 京都ドライブ旅
京都の紅葉の名所・毘沙門堂に行きました
12年秋 室生寺ドライブ旅
すてきな観音様と再会です
室生寺五重塔
12年秋 京都ドライブ旅
1年ぶりの京都です
三千院
10年秋 平泉ドライブ旅
4泊5日 2000キロの一人旅です
平泉・わんこそば
   
10年夏 室生寺 日帰り旅
素晴らしい観音さんに出会いました
室生寺・五重塔
10年初夏 宇治・長岡 日帰り旅
09年11月26日久しぶりに黄檗山満福寺・六地蔵・法界寺谷寺・長岡天神
布袋さん
09年秋京都 日帰り旅
09年11月26日久しぶりに 紅葉がきれいな京都
南禅寺の紅葉
08年秋京都 日帰り旅
08年11月25日貧乏・一人・日帰り旅の記録です。
鳳凰堂を望む
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生田
生田
 トップの写真は、我が家の庭で、鳥達につつかれ実もなくなり枯れ果てた柿の枝です。人生も同じで、仕事仕事で突き回されてここまで来て、落ち着いたら、だんだん枯れていくんだという思いです。  
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