化石の戯言

　何とか私のところでは被害もなく台風は通り過ぎてくれました。（といっても、実家をまだ見ていないなぁ）

　通りすぎた証に、風は西向きに変わり、西の空には青空が見えてます。明日は台風一過のいい天気になりそうですね。。。

　これで、暑さも行ってしまってくれればいいのですが。

  

　台風１５号、こっちに来るかと思っていたら思いのほか南の方を通ってくれている。おかげでひどいことにならずに済みそうだ。
　１時を回って、風が北寄りに変わっているのに気づいた。北寄りになったということは、台風の中心が名古屋よりも東に行ったということ。ということは、名古屋にとっては、峠を越した感じだな。。。

　まずは一安心。ただ、雨が午前中に比べると強くなっているし、風も出てきたので、昨日の雨で緩んだ土地のところは、これからも気が抜けないかもしれない。
　これ以上の被害が出ないことを祈ってます。  

　昨日から大雨で野天白川の増水で避難勧告やら避難指示の話がテレビの全国版で報道されていたらしい。
　昨日は、遠くに住む仕事中のはずの息子が電話をかけてきた。そして今朝は横浜に住むいん￥もうとが電話をかけてきて、心配してくれている。
　わが家が高台で浸水の恐れはないことを知っているにもかかわらず。もっとも、近くに出かければ水没する危険はあるからなのだろうが。。。

　昨日も書いたけど、道路に出ると泥水と石ころ南下が散乱。大体がこの辺りの道路は谷に作られているから当然といえば当然。一ツ山住宅の西の通りなどは、西側の山を削って川を埋めて住宅地にしたところや雨を流すのにコンクリー炉でふたをしてしまっているだけのところも。大雨がすれば当然この通りは川に早変わりするのだ。
　山が削られて住宅になったり、舗装してしまったおげで水の逃げ場がなくなっているから、一時の大雨がどこかにたまってしまうんだよなぁ。調整池もいくつかあるけど、地面が見えていた時の水の量と地面がなくなっての量は大違いだろうから、下手をするとあふれる危険性が高いように思う。
　あっちこっちで野水の被害はこんなところが原因の一つなんだろうなぁ。。。そんな削った土地の上に住む私は、なんとなく後ろめたい気もある。
  

　昨日私が住む学区は避難勧告が出ていた。といってもわが家は逃げつ場所がない。というよりも水没の危険性は２０メートルくらいの津波でも来ないとまずないだろうから、勧告は必要ないのだけど。。。
　よりになって勧告は解除されたのだが、この時開けている窓から何か聞こえてきたらしい。（私にはまったく聞こえない）家族が裏の戸を開けて外に出て聞いたらしいが、なんでも勧告解除を言っている防災無線らしい。雨の音とテレビの音で私には聞こえないのだ。
　
　震災の時だったか、被災者が防災無線が聞こえなかったっていっていたのをテレビで見たような。。。そうなんだ。外を歩いている人にはなんとか聞こえるかもしれない。しかし家の中ではどうなんだろう。それに大雨では雨の音で聞こえないのではないか？
　今朝の新聞で、防災無線に代わって携帯を使った連絡の方が載っていた。こっちの方が今の時代にはいいのかもしれないが。。。。

　防災無線のあり方にはちょっと感がなお差なけれないけなくなっているのかもしれない。