化石の戯言

　ＮＨＫの番組『ドクターＧ』　3週間ぶりである。先週と先々週はなんやら違う番組だった。

　今回の話は、腹痛。これが内臓から来る腹痛ではないという。
　結論的に言うと、腹筋（とは番組で入ったなかったなぁ確か腹直筋とか）にトラブルが起きて激痛になったと。アスピリン｛市販｝の飲み過ぎとそれが原因で、笑ったり咳をしたりしたことが引き金になったという診断。

　カンファレンスのシーンでは若い医師たちは、なかなかたどりつけなかったが、主役の医師の導きで結論に達して行った。
　この主役の医師の言葉に『目の前に痛みを訴えいる患者がいるから・・」と診療をしているのだが、この言葉にはこの医師の心構えに共感を覚える。
　実は、先日某所で医師とけんか状態になったのだが、その医師は私が症状を訴えても『わかりません』というし、挙句の果てに『検査の結果3週間先にならないと』なんていうから『目の前に苦しんでいるの放っておくのか？』と聞いたらなんと『診療科が違う』と来た。その違う理由を言わず二だ。
　この手の医師は本当にどうしようもない。
　以前目を回した時にある病院にＭＲＩを撮ってもらおうとしていったのだが、その医師は『めまいは耳鼻科に行け』と言いおった。確かに三半規管のトラブルで起きるのが代表的だが、脳にトラブルを抱えてもめまいは起きるのだ。その医師はそっちが専門のはずなのに診療科が違うとさぁ。。。。

　検査をしなければわからない、頭から診療もしないで病気を決めつける医師。こんなのが最近多すぎる。そしてそういうのに限って態度も横柄なんだよなぁ。。自分が患者になったことないのか？なってみたらわかると思うが。人の痛みを知らないのは医師になるのは困る。  

　最後は本当にできるのかと疑問が残る話だったなぁ。。。。

　前回の最後にＳＩＴの流れ弾に当たった遠野（佐藤浩市）は生きていた。それも2週間の傷という軽いものだった。その遠野の妻で、犯人安西（ＡＲＡＴＡ）と逃げていて警官ぬ撃たれて入院していた奈津美（斉藤由貴）が死んだ。遠野は警察病院から駆けつけるが一足遅く臨終には間に合わなかった。

　辞表を書かされた遠野だが、これには周りが反対、異論を唱えるもののその流れは変えられないものになりつつあった。遠野も奈津美の死で腑抜け状態になっていることもあったのだ。

　警察学校の卒業式。
　訓練生たちは、遠野を式に出席させろと式をボイコットしている。この連絡を受けた遠野は学校に駆け付け、訓練生を叱り飛ばす。そして子供だと。
　これに訓練生の宮田（三浦春馬）が、『子供扱いしているのは教官だ。式を見たうえでいってくれ』と。そして「教官でないのなら、遠野個人で出席して最後を見てくれ」と。

　ボイコットを解いた訓練生が式場に入る。卒業証書の授与では湯原（池松壮亮）が卒業生代表として受け取るはずなのだが、湯原は『授与の前に聞いていただきたいことがある』と。そして『遠野教官への処分には不満がある』と。出席していた警視総監は「自ら辞表を出したものだ」といい、式の中止を命じ退席しようとするが、遠野が謝罪し訓練生にも詫びるように命じる。しかし総監は退席しようとするが、校長が『辞表はまだ受理していません。式を継続する』といって、総監をも着席させる。

　式は終わって・・・・・・
　卒業した先の話を何人分か見せて・・・・　　そして最後の祭儀に、遠野は警察学校に戻ってきた。


　最後の警察学校の教官を続けるっていうのは、どうかなぁ。。。。。ドラマはいいけどね。

**目下　ドクターＧを見ているので、ここまで。