化石の戯言

　きょうは、訳ありで大病院に行ってきた。そこでたくさんのガン患者からいろんな話を聞くけど、こんな変な医者もいるんだと言う話があって。。。。

　ある患者さんが、胃がんが源発で、それがあちこち転移したらしいのだが、その転移の順番がどうにも思わしくないと思われる転移の順番だと・・・・・
　ヘェ〜〜〜〜まぁ確かにそんな傾向はあるかもしれないが、すべての患者にそれを適用するのは幾ら何でも横暴でしょうに。それに、そんな言い方をすると患者は失望するだけでしょうに。
　ガン患者は、この私のその中に入るのだが、ガン宣告され、ガンを抱えていると言うだけでとんでもないストレスなのだ。そこに輪をかけて「まずい」と行ったんでは、患者は落ち込む以外に何がある？私の場合は、友人の石に毎度見直しをしてもらっているので、主治医が言うことはまぁ聞くだけで、友人にそれを伝えて再チェックをしてもらえるからいいんだが、ごく普通に人は友人に医者がいるなんてことは少ないだろうから、再チェックをしてもらうなんて言う機会は非常に少ないよなぁ。。。その患者さんには、セカンドオピニオンをどこかでもらうようにしたほうがいいとオススメしておいたけど・・・・・

　セカンドオピニオンに関しては、患者が尻込みするケースが多い。セカンドオピニオン取ると言うと、医者が嫌がって、怒って、この先まともに診てくれなくなるのではないかと不安になるからだ。今でもセカンドオピニオンとでも言おうものなら、嫌な顔して挙げ句の果てに怒ってそっちで診てもらえなんて抜かす医師もいるらしい。　
　まぁ、そんな医者は逆に診てもらわないほうがいいと思うよ。何はともあれ、診てくれる医師と相性がいいときはいいが、相性が悪いとどうしようもなくなることもある。相性が悪いと思ったら、町の医者なら病院を変える、大病院なら相談する窓口で正直に相談してみることだと思う。

　最近の若い医師たちは、ハートがなくなってきているよなぁ。。。「俺は医者だ」とばかりに威張り腐って、検査データでした患者を診ることができない、患者と問診で、診察の中で病状を判断する力が欠けているのが気になる。全部が全部出ないけど、最近付き合った若い医者たちは、困ったもんだなぁ。。。。

　あるとき、今日r校ではないけど遠出をしていて、夜中に体調崩して救急に飛び込んだが、だいたい夜中の救急は研修医たちである。その通り研修医が出てきて診察？下が、どう処理していいか判断に悩んだらしい。それは見てわかったので、私から処置を依頼したら、その通りの処方で処置終了。帰り際に「先生、いい医者になってくださいね」って言って帰ってきた。あれから３年になるけど、あの研修医だった医師は今どうしているかなぁ・・・・・