2010年11月21日
龍馬伝 第47回 大政奉還
土佐藩の大殿・山内容堂の大政奉還建白書を持って京都に行った後藤象二郎が、建白書をにじょうじょうの徳川慶喜に届ける。慶喜は怒るが、それに対して永井玄蕃頭が「容堂公は時勢を読むに長けている」と慶喜を諭す。そして、龍馬は、この永井玄蕃頭に直接会い、『徳川存続のための最後の手段』とさらに訴える。
慶喜は、龍馬との会談でhらを固めた永井玄蕃頭の意見によって最強のハンの重役を集めて意見を聞くが、すべてが藩侯ではないために意見を聞くことができない。ただ、土佐藩後藤象二郎を除いて。ただ、どのはんも反対意見すらいえないでいた。(時勢と判断していたのだろうか?)
そんな中、龍馬は何もすることがないと、成り行きを眺めていたのだが。。。そこに勝海舟が現れる。勝は龍馬にいう。「幕府をなくすことは難しい」と。それは、なくすことが、幕府にいる人間が色=仕事を失うことになり大変ことだと。これに対して、みんなが同じように、同じ身分となって仕事をすればいいと返すが・・
**
実は、これが本当に大問題なことに龍馬は気付いていなかったのかもしれない。何かにつけ大きく世の中がわかると、それに伴ってこれまでの仕事がなくなり、新しい仕事が生まれることが多い。現実問題として、これをどのくらいの人が理解できているかは、現在においても疑問を感じる。
私自身もある程度理解していたつもりだったが、どこかに驕ったものがあったのだと思うが、世の変化に対応することができなくつらい思いをした経験を持ている。
逆に、時代の変化を先取りした場合、その先鋒にいると時代の動きに乗り遅れた人から恨み、ねたみを買うことにもなる。そして、これによってかなりひどい目にあったことも経験している。
**
龍馬は、時代の先鋒にいた。そしてその時代を動かした人間となった。後日徳川慶喜は大政奉還を宣言し、朝廷に実験を貸し、徳川幕府は消滅した。
これには、勝海舟が龍馬を『たった一人で時代を動かした』とほめるが、龍馬はみんなでしたことと返している。
そんなところに、新撰組が龍馬を切ろうとしてきたが、勝がそれを阻止する。そして龍馬は近藤勇に『もう人切りはやめよう、一緒に新しい世の中を作ろう』と諭すのだが。金堂は刀をひいてその場を去る。
この場面に「ええじゃないか」踊りがある。時代の変革期というものは、なぜか世に不思議なものが流れる。私は、今のテレビのお笑いが多いことは、今の日本の時代の変革期と思っている部分がある。暗い、経済的に低迷する世の中はいつも漫才ブームが起きたりするのだが、今はその中にあるように思っている。株価がいくら戻って行こうとも、テレビの番組にこうしたものが続く限り、本当の意味で日本の世の中が変わったということではないと思う。
替わったと結論できるのは、こうしたブームが終焉を迎えたときだろう。
今のテレビ業界が、いまだに過去の流れを引っ張っているから、つまりは視聴率至上主義をひっぱっているかぎり、今の収益性の悪い時代にはギャラの安いものしか使うことができないわけで、これはひいては経済界が低迷していることを示しているように思う。
経済の低迷が改善されれば、違った意味での新しい形式の番組を作ることも可能になるのだろうが、今の状態では難しいのではないか。
話はそれてしまったけど、龍馬は、今回のドラマの冒頭で「ええじゃないか」を何事といっていた。時代を動かしていることは自覚していても、歴史の中での過去の事例を見ていないような気がする。
そして、それが、自分の身に危険が迫っていることは覚悟しているとはいえ、本当に意味で危険になってくる要因を分析できていなかったのではないか。
毎度書くけど、今の日本は、変革期だと思う。政治にしても経済にしても、芸能関係の世界にしても、また学術研究の分野でも然りで。しかし、そうした時代にありながら、龍馬のように世をう互角人物に出会っていない。
出てきてほしいのだが・・・・・・・
慶喜は、龍馬との会談でhらを固めた永井玄蕃頭の意見によって最強のハンの重役を集めて意見を聞くが、すべてが藩侯ではないために意見を聞くことができない。ただ、土佐藩後藤象二郎を除いて。ただ、どのはんも反対意見すらいえないでいた。(時勢と判断していたのだろうか?)
そんな中、龍馬は何もすることがないと、成り行きを眺めていたのだが。。。そこに勝海舟が現れる。勝は龍馬にいう。「幕府をなくすことは難しい」と。それは、なくすことが、幕府にいる人間が色=仕事を失うことになり大変ことだと。これに対して、みんなが同じように、同じ身分となって仕事をすればいいと返すが・・
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実は、これが本当に大問題なことに龍馬は気付いていなかったのかもしれない。何かにつけ大きく世の中がわかると、それに伴ってこれまでの仕事がなくなり、新しい仕事が生まれることが多い。現実問題として、これをどのくらいの人が理解できているかは、現在においても疑問を感じる。
私自身もある程度理解していたつもりだったが、どこかに驕ったものがあったのだと思うが、世の変化に対応することができなくつらい思いをした経験を持ている。
逆に、時代の変化を先取りした場合、その先鋒にいると時代の動きに乗り遅れた人から恨み、ねたみを買うことにもなる。そして、これによってかなりひどい目にあったことも経験している。
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龍馬は、時代の先鋒にいた。そしてその時代を動かした人間となった。後日徳川慶喜は大政奉還を宣言し、朝廷に実験を貸し、徳川幕府は消滅した。
これには、勝海舟が龍馬を『たった一人で時代を動かした』とほめるが、龍馬はみんなでしたことと返している。
そんなところに、新撰組が龍馬を切ろうとしてきたが、勝がそれを阻止する。そして龍馬は近藤勇に『もう人切りはやめよう、一緒に新しい世の中を作ろう』と諭すのだが。金堂は刀をひいてその場を去る。
この場面に「ええじゃないか」踊りがある。時代の変革期というものは、なぜか世に不思議なものが流れる。私は、今のテレビのお笑いが多いことは、今の日本の時代の変革期と思っている部分がある。暗い、経済的に低迷する世の中はいつも漫才ブームが起きたりするのだが、今はその中にあるように思っている。株価がいくら戻って行こうとも、テレビの番組にこうしたものが続く限り、本当の意味で日本の世の中が変わったということではないと思う。
替わったと結論できるのは、こうしたブームが終焉を迎えたときだろう。
今のテレビ業界が、いまだに過去の流れを引っ張っているから、つまりは視聴率至上主義をひっぱっているかぎり、今の収益性の悪い時代にはギャラの安いものしか使うことができないわけで、これはひいては経済界が低迷していることを示しているように思う。
経済の低迷が改善されれば、違った意味での新しい形式の番組を作ることも可能になるのだろうが、今の状態では難しいのではないか。
話はそれてしまったけど、龍馬は、今回のドラマの冒頭で「ええじゃないか」を何事といっていた。時代を動かしていることは自覚していても、歴史の中での過去の事例を見ていないような気がする。
そして、それが、自分の身に危険が迫っていることは覚悟しているとはいえ、本当に意味で危険になってくる要因を分析できていなかったのではないか。
毎度書くけど、今の日本は、変革期だと思う。政治にしても経済にしても、芸能関係の世界にしても、また学術研究の分野でも然りで。しかし、そうした時代にありながら、龍馬のように世をう互角人物に出会っていない。
出てきてほしいのだが・・・・・・・