化石の戯言

　商家資料館の説明員の男性に２つ教えられたことがある。
　　その１：隣（交差点のところ）のお寺の仏層は一度見ておくといいよ
　　その２：山の上の方にあるお寺の庭がきれいだよ
　これを教えられたとおりに見ようと、「中山道みたけ館」を見た後にみにいくことにした。ただ、お寺はオクリさん（全国的には坊守さん）がいればという前提らしい。
　中山道から階段を上がって境内に。そして本堂を見せてもらってそのあとに、仏像を見するにはどうしたら？と思っていたら本堂の裏手に庫裏があるからそっちまで来るようにと書いてある。なんとなくさみしい裏手を庫裏に行った。雑草取りの女性に聞いたら案内してくれてインターフォンで聞いてくれたら、「ご住職がこれから出かける』との返事。そして送りさんが顔を出して『これから出かけるんですよぉ。不どこからおいで？』と。名古屋からと答えたら「あら、そう」とだけ。東京かららとでも答えたら見せてもらえたんかなぁ。
　ということで、願興寺の仏像群は見せてもらえなくて残念。

　致し方ないので、駐車場に戻る。その途中で、本堂の正面右にある石の観音さんに出会ったのでショット。まぁ、これで我慢せんといかんようです。


　車を山にま受けて走る。２１位号線に出て信号を左折して、小学校の横で右折して山に向かう。小学校の上にきれいな新しいお寺がある。建物は本当に新しいよ。
　そしてなんも止まっていない広い駐車場に車を入れてお寺に向かう。


　この入口のつくりから、本来は古くて由緒ある寺なのかもなぁ。。。でも本当に建物は真新しくてそんな由緒あるとは思えないけどねぇ。。。なんで新しいのだろ？？

　門から入って少し行った右手に枯山水の石庭がある。日が陰ってきているのが残念。日が高ければもっといい雰囲気で見られたかもなぁと、ぶつぶつ言いながら。


　この庭も新しいので、京都で見る石庭のような本当にかれた雰囲気はない。しかしよく手入れされた庭です。近くいかれたらぜひご覧あれ。
　
　あぁ。。お寺の名前ですねぇ。大智山 愚渓禅寺
　このあてらの庭は、竜安寺の寺の原型になったといわれています。ただ、前にも書いたように周りが新しく石庭もあたしい感じがするので、原型といわれてもそんな感じはしないかもしれません。とはいえ、この近辺に石庭では本当にいいものだと思いましたよ。

　見終えて血が出口から外に出る前に女性の顔をちらっと見た。目があって会釈したが、どこかの冷たい送りさんの表情とはかなり違って温かみを感じたのはなぜ？？？？また来ます。