2013年06月16日

八重の桜 第24回 二本松少年隊の悲劇

 とうとう奥州が戦場になってしまった。叱ら我が家られたのだからもう、どうしようもないわけで、公衆の拡販が連携しての抵抗も、最新の軍備の官軍と関が原時代と変わりない装備の奥州連合軍では大人と子供以上の差がある。
 白川口総督の西郷頼母「西田敏行」は、そうしたことを松平容保(綾野剛)に訴え、戦いをやめるべく恭順を説くが、容保は頼母を解任してしまう。

 まぁ、意地をここまで張る為政者がいると、どれだけ臣民が苦労するか?史実は確かに抵抗を最後までする容保だが、ドラマで描かれているような本当にどうしようもない為政者だったのか?
 この幕松から明治初期にかけての為政者=各藩の藩主、その取り巻き、幕府の将軍、その取り巻きで、怒マラヤ小説で描かれる人物で共通して出来がいいのは、薩摩の島津斉彬と幕府の勝海舟くらいか?まぁ坂本竜馬は別格なのでいろいろ描かれてはいるが・・・・
 私は、個人的には高杉晋作が好きなのだが、このドラマではいまいちだったかな?

 さて、白川が落ちて、秋田が官軍に下った。これでもう奥州の結束はバラバラになった。白川の次の防波堤は二本松藩だが、ここでの官軍を引き留める役に会津の少年たちが加わっていた。鉄砲での応戦も力不足で、撤退を余儀なくされたが、その撤退の際にトラブルを起こして殺されたりと。。。

 子供まで動員して守らねばならない意地ってどういうものなのだろう?ドラマを見る限りは容保の本当にバカな意地としか映らないが。。。

 何にしても戦争は人が死ぬ。人が死ぬことを前提に勝てない戦をする馬鹿さ加減は日本という国がこのドラマの時代から70年も下って、ドラマ以上のおバカをしてしまっているが、為政者の意地の張り合いほど馬鹿なものない。
 現在の日本は、まだ意地の張り合いを示すほどのことはないが、なんとなく阿部政権はチャイナに向かって、意地を張りだそうとしているかのように思えてならない。戦いを知らないお坊ちゃんは、闘うための道具を持ちたいらしい。誰かが止めないと。それは国民自体かなぁ?馬鹿な為政者は、今は臣民が引き釣り降ろす制度もあるんだけど。。。


 次回は、白虎隊 ねぇ・・・

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