化石の戯言

　今日何気なくテレビを見ていたら、中京テレビ（日テレ系）で「最先端医療…」なんてのをやっていた。

　その中で先端手術マシン「ガリレオ」を使った手術の画面が映し出されていた。そして、その項の最後に「健康保険適用」の話が出ていた。
　保険の適用は今年２０１２年４月１日からということだが、私がかかっている大病院にはこの施設はない。この名古屋近辺であれば「藤田保険衛生大学」にあるのは知っているが。。。

　もっとも、私はいまさら手術する気はないが、重症患者には朗報なんだろうなぁ。。しかし、おそらく手術は予約がいっぱいでかなり待たされるんではないだろうか？その間に。。。。

　私のようにステージ４出会った人間が、手術もせずにホルモン療法だけでもう１年以上も普通の人間と同じように生活している。手術した友人は尿漏れで悩んでいるし。。。。
　何が幸いするのか？

　人間いつかは死ぬ。それがいつになるかが問題なだけ。いつお迎えが来るのか知らないけど、そのお迎えが来るまでがんであっても仲良くおつきあいして、暴れないようにしてくれるようにすることだろうと思っている私です。  

　圧迫骨折から約３月半。ここのところ毎週リハビリに通っている。そして、今日はレントゲンを撮った上での医師の診察（診断だろうなぁ。レントゲンの所見を話すだけだから）。

　結果としては、つぶれた脊椎と上の脊椎の２つの骨が合体して一つになってしまって、それがほぼ固まったらしい。そのくっついたことで体がまだ完全に慣れていないからいろいろと違和感を感じているらしい。
　ということで、カゴ式のコルセットは今日で終わり、腰痛で使う幅広の柔らかいコルセットを装着するようにという指示が出た。そして、リハビリは８月の待つくらいまで、ぽつぽつやりましょうということで。

　まぁ、リハビリのお兄さんにもいい方向と言われ、医師にもいい方向と言われ。とはいえ、本人はまだ違和感に戸惑いが続いているんだけどね。だけどどうしようもないんだよなぁ。。。薬で治るものでもないらしいし。  

　夜も寝苦しかったというか。。。でもないかぁ。でも眠りも浅くて。。。。

　朝からカンカン照りつけて暑いなぁ。。。。でも、日陰にいつと湿度が低いせいか涼しさはあるけど。昼飯食ったら、血糖値が上がってもう汗いっぱいで、ガマの油のごとく。

　血糖値は、日頃は低い方でお腹が空くと冬なんかはもう体が冷えてしまって・・・　夏は、食べていない時はいいけど、食べると血糖値が上がって前にも書いたようにガマの油。
　
　まぁ、血糖値はそれで済むんだけど、先週友人のところで採血して尿酸値を調べてもらった。うっ！！なんと、また上がり始めたのだ。昨年秋口からプリン体のある食べ物控えていたけど、あんまり食べるものがなくて欲求不満から来るストレスで爆発したから、一旦食べ物の制限解除した。それから２カ月。大丈夫と思っていたら、なんと上がり始めてしまったのだ。油断禁物ですなぁ。。。

　ということで、昨日からプリン体のある食べ物を控える食事にまた戻りました。痛風にはなりたくないものなぁ。（痛くて歩けなくなるんだってねぇ）  

　昨日は一日検査食を食べて、夜９時半に下剤を飲んで。。。検査職以外には食べられないから、目下の食欲旺盛な腹を満足させることもできず、お茶や水を飲んでしのいだのはいいけど、トイレがものすごく近くて困ったり。
　下剤を飲んでからも大変で、夜中に何回もトイレに行くことになって、今朝は少々睡眠不足ぎみ。それでも何とか腹の中は空っぽに近くなっていたらしい。しかし、夕食以降の絶食は堪えたなぁ。。

　１０時に自宅を出発して、実家にちょいと立ち寄ってそのまま友人の病院に。
　予約時間の１１時少し回ったところで検査室に呼び込まれ、裸になって検査服を着るように命じられた。検査室で真っ裸になって、検査服に着替えた。何度もしていることだけど、わびしい姿だと思う。鏡がないから見えないのでいいけど。。。
　看護師が検査大（レントゲン用）に来世になれというので横になって、横向きで体をかがめた。見えないから何をしているのか分からないが、何かを肛門から入れて、そこに管を入れたらしい。（そういっていた）。検査技師さんが来てそれを使ってバリュームを挿入した。なんてこないと思っていたのだが。。だんだんおなかが張ってきた。しかし、そんなのはまだ序の口と、看護師がいう。この先ものすごくお腹が張るからって。。
　バリュームの挿入が終わったところでレントゲンを撮るために、先生がきた。そしてレントゲン撮影開始。
　正面向いて、頭が下になるように台がひっくり返って、体を横に向けたり、反対向けたり、そして腹這いになったり。。。だんだんおなかの張りがきつくなってくる。挿入したものが出そうになるくらいにはってくる。その度に看護師が『しっかり締めて、頑張って』を繰り返す。
　腹ばいになった時が一番きつかった。猛烈に痛くなったのだ。途中でモニタに私の腸の様子が映し出されているのが目に入った。腸の中でバリュームが揺れている。まるでワイングラスの中でワインが揺れるように。
　どのくらいかかったのか?わからない。とにかくお尻を締めて我慢することに専念してたので。解放され田と思ったら、ものすごい便意を催した。すぐトイレに駆け込む。挿入したバリュームがそのまんま出てくること・・・・・・・。昨夜の下剤がまだ聞いているのか、なかなかおさまらない。”のぞみ”も負けそうなくらいだ。何とかある程度出たところで検査室に戻って、服を着る。
　待合室で診察まで待つ。この待つ間にも２度３度とトイレに駆け込む。一度は満席で待ち切れずにスタッフ用のトイレを拝借したほど。
　それを拝借している間に診察の順番がきたらしいが、いないので後に回された。トイレから戻ってしばらくしてやっと診察。この時はまだお腹の針は治まっていない。

　資産つして鵜に入って、レントゲン写真を見ながら先生の第一声。「残念だけど、ガンの兆候はないな」ときたもんだ。まぁ友人だから言われることなんだよなぁ。それから図に書いて腸の位置を説明してくれて（この時頭にそれが入っていない。私の芽はレントゲンに写っているもののに興味が。職業病の映像に変な興味があるから）
　写真を見ながらの説明。まずはポリープらしきものはない（だろう）とのこと。ただしあちこちに白い丸いものが見えるし、腸の壁から外側に小さいキノコが生えたようなものがあるが、これは腸の外側にある筋肉が弱っているために腸の壁が外に出ている（一種のヘルニア）ものだとのこと。これはいたしかたないものだと。ただ、これらから出血する可能性があるので、血便が検出されたのはその可能性があると。
　説明の途中でいわれたこと。大腸が長くてよじれているって。長いと便器気味になるそうで、よじれているのは、なんでも私の性格がへそが曲がっているからだって。。。。アハハ・・・・・だ。
　真剣に聞いていたらそんな冗談を言われて。しかし、心配なくてよかったと、友人もホッとしたといっていた。

　診察を終えて、尿酸値を調べるために採血。そして診察料をお支払いして病院を出た。

　これで、なんでも食べられる。即その足で“大門うどん”に直行。毎度のごとく、カモ肉のつけ麺ををおいしく食べてきた。
　しかし、お腹の張りはまだおさまっていないし、便意を催すことも治まっていない。実家に急行して。。。。これをかいている今は夕方６時を回っている。かんとか便意は治まってはきたが、今度はお腹が空き始めた。安心するとこんなものかなぁ。。  

　明日大腸検査をすることになった。といってもバリュームを挿入してレントゲンを採るとのこと。なんでもないし今日は初めての人間には辛いからということでまずは。。。
　このバリュームの挿入が肛門からになるんで、その前に大腸を空にしなくてはならない。ということで今夜下剤を飲むことになっているが、それだけでは足りないらしく腸にガスがたまらない食事をしなくてはいけない。ということ専用の検査食を昨日与えられた。

　朝は、おかゆとみそ汁。おかゆに卵汁をかけたものを温めて、それにインスタントみそ汁にお湯を入れたもの。お粥は何とも歯がゆい味。みそ汁は私の様に塩分カットをしている身にはちょっときついかも。お粥も塩分が入っていると書いてあったが、その割には感じなかったな。量は結構多目で朝ご飯には多すぎた。
　昼は、朝と同じお粥にふりかけを変えたもの、それにすまし汁だ。量は同じ、お粥の味も変わらないが、ふりかけに梅が入っているからアクセントにはなっている。すまし汁はいまいちだったなぁ。。

　夕食は、まだ先の話で、それまでに腹が空いたらと間食が用意されている。ビスケットとグミ見たいなゼリーとジュース。これらはまぁグリコが作っているもので、結構食べ慣れたものかな?

　しかし、これだけではおなか空くよなぁ。。。食べていいものは飴くらいで、後はお茶かスポーツドリンクを飲めとのこと。日ごろのし好品を一切カットしなければならないから、ちょっと辛いかもな。
　大病院だとこれを検査入院ということで病院食で処理するんだよねぇ。。多分1月のヘルニアの時のように。

　今日は夕飯を食べてからは絶食となる。10時までに下剤とコップ2杯の水を飲んで、そのあとはお茶だけ、そして明日は10時以降一切の飲み食いはご法度。そして、11時にバリュームを飲む。

　どんな結果が待っているのか?
　血便が出たということでの念のためにの検査だけど、この分野では名医といわれる友人の医師が『できるだけ早く検査した方がいい』という言葉は、ちょっと焦っている。  

　昨日の夜、NHKの特番でガン治療の現状に関する番組があった。

１：小児ガンの子供を拠点に集めろ。。。
　本当にそれでいいのか?確かに拠点に集めて集中的に治療を行うことで、救えるものが多くなるかもしれない。しかし、その拠点に近い子供はいいだろう。遠くに住む家族は一体どうなるのか?子供だけをその拠点の病院に預けるわけにはいくまい。当然少なくとも母親が付き添うことになるだろう。その宿泊費など生活は一体どうするのだ。金がかかるのは当然と言いたいだろう。そうなれば、命を金でしか買えないことになってしまうのだ。
　本来は、拠点ではなく、いたるところに専門の医師がいて診察し、手術などを必要とするときにだけ拠点を使うべきだと私は思う。

２：新薬の開発の治験の許可
　日本ではガンの新薬が開発されてもそれを臨床で試すための許可が下りないという。役所の馬鹿たちは、『安全』というのを楯にとってわけのわからないものは許可しないのだ。患者になったことのない人間に患者がどれほど新しい技術を待ち望んでいるか分からないだろう。
　死を宣告されたような印象でいる患者にとって、新薬の治験で命を落とそうとも同じことなのだ。あわよくば命が長らえるのであれば、危険を承知で治験を受けようとするのだ。
　役人の馬鹿さ加減は、新薬の開発に対しての3つの省の縄張り争いもある。昨夜は小宮山大臣が、これからは『国家戦略室』（古川さんの担当）が行うのでこれまでとは違うというようなことをいってはいたが、遅い。いつから始まるではなく、明日からでも始めなくてはいけないのだ。

３：どうしようもない現状
　番組を見ていて、現状を嘆くばかりで、改善するという方向が見えていないのだ。ガン専門医の養成をどうする?そんな話があるようで、結果はないに等しいのだ。大学というところ、上から目線の団体が、本当に患者の治療をしようとしているのだろうかって・・・・・
　現実にガン治療に通っているわが身としては、大病院の患者への取り組み、大いに疑問を感じている。大学間の、いよ区間の縄張り争い、学説争い。こんなのがはびこっている限り改善は望めないだろう。
　薬価の話が出てこない。これは、開発に金がかかるから当然出来上がったものは高くなると。。。。しかし、開発直後から保険適用の認可が下りまでの時間が長すぎるのだ。

４：治療にかかる費用
　ガン治療の治療では先端技術を使うと保険が適用されない。たとえば圧放射線治療は1回300数十万円すると言われている。こんな金どれだけの人が用意できるというのだ?昨日も書いたけど、薬価が高すぎる。私は、何とか今は支払えるがこれが長年このまま続くとなるといつ支払いができなくなるか分からない。
　命は金である。金がなければ治療は受けられないのだ。それを緩和するための方策が保険診療なのだが、その保険適用の認可が下りなければ、金持ちしか落ち落ち病気になっておれないのだ。


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　ガン患者になって初めて、見えてきたものがある。何事も、体験して初めて見えるものなのかもしれないが。。。  

　今日は5週間に1回の診察日。朝10時半くらいに病院に入って診療が終わり注射を打ち終わるまでに1時間半以上。まぁそれでも速い方かな。

　今日の結果。PSAは0.06まで下がりました。いい方向に向かっているということで、5週間先までもうち度様子を見て、その結果に問題がなければ診察と注射は3カ月に一度にするということに。助かるなぁ。。。。　でも、下手すると、診察日忘れたりして。

　血液検査のほかの問題も貧血傾向はガンを抱えているのでいたしかたないということだし。。

　これで、骨折がなければなんてことない普通の体みたいに過ごせるんだけどねぇ。

　ただね、問題がないわけではなくて。3カ月に一度の検診となると、注射がその3カ月一度だからしょうがないのだが、飲み薬が3カ月分。90日分として、1錠1000円もする薬だから9万円。それを保険で賄っても2万7千円。これを一度に払わねばならないのだよぉ。大変だぁ。。。。
　病院の薬剤師さんと話をしたけど、ジェネリックを処方してくれんだろうかって。まだらしい。ならばせめて調剤薬局で頼むから処方箋書いてくれないかなぁ。。。というお願いもして。


　ともあれいい方向に向かっている。主治医からくぎを刺された。『もともと厳しい状況に会ったので、くれぐれも羽目を外さないように』と。
　それを言われた後で、早速食堂に行って月イチの肉料理を食べてしまったのだぁ。。。  

　脊椎の圧迫骨折をしたその夜から布団の上では寝ていなかった。一度だけ寝ようとしたが、痛みが激しく断念した。昨夜久しぶりに布団で寝ようと思いちょっと集めに布団を敷いてもらって（まだ重いものが持てない）いつもの就寝時間に布団の上に身を横たえた。

　ん・・・・・・　何とも懐かしい間隔なんだが。どうにも腰が落ち着かない。２０ふっくらいだろうかそんな感じでまどろんでいたら、寝付きはしたが、長くはもたなかった。１時間くらいしてどうにも腰が落ち着かずちょっと痛みも。布団の上は断念して椅子に戻ってしまった。

　実は、コルセットを変えている。骨折対策のコルセットでは布団の上ではな得られないのだ。というのはしめつけがきついのと、あばら骨にコルセットが当たり痛みが激しい。それで普通の腰痛対策のコルセットに変えて寝たのだ。
　やっぱりこれでは脊椎骨折の対策にはならないんだろうなぁ。

　ということで、布団の上で完全に元のように眠ることができるのはまだ少し先になりそう。
  

　脊椎を骨折して一月半を過ぎた。もうじき2カ月になる。この間実は布団の上で寝たことがない。今のリクライニングのイスで寝ている。

　最近痛みも少なくなってきているし、久々に布団で寝てみるかと、布団を敷いてもらった。何せ思いものはまだ持てないから、敷いてもらわねば。（この点椅子は、ベッドと同じでその手間は要らない。（でも最初は、ベッドメーキングもしてもらわねばならなかったけど）

　風呂からあがって、布団にあおむけで寝てみた。ぎゃぁ～～～～～背中に激痛が、何がどうして、こんな痛みになるのか分からないが、とにかく痛い。いたしかたないので、また椅子に戻って。。。。。

　今夜は、おとなしく最初から椅子で寝ます。  

　今日は夕方近くまでごろごろうじうじしていたけど、このままでは足腰が衰えてしまいそうと、一念発起で散歩に出ることに。
　今日は割と激痛に襲われることもないので、歩けるかと思ったのだが・・・


　家の近くを一回り。何とか無事に痛みもなく・・・（ウソ）　月曜日に転びかけてすねをしこたま打ったのでその痛みがまだとれない。だからそこが痛いけど、骨折の痛みは歩くときはかなり少なかった。
　少しでも散歩ができた喜び。明日はこれの倍は歩きたい。


　歩いていて、見つけた花。名前が相変わらずわからない。

  

　今日は連休明けで前回の診察から２週間近くなったので医院に行ってきた。連休明けで混んでるかと思いきやそんなに込んでもなくて、割とすんなり。受付から生産までで約１時間。こんなもんだなぁ。。

　レントゲンを撮って、医師から言われたこと。快方に向かっていると。そしてカルシウムが骨につき始めている。痛みがあちこち動くのは正常な状態とも。

　実は、昨夜はものすごい痛みで立つことすら覚束なかった。風呂に入って何とか解放されたが、今朝になって、痛みはウソのように弾いていた。
　その話をしたら、今の回復の過程では天候特に寒暖にはかなりシビアに反応するらしく、強い痛みに襲われることもあるとのことで、心配はいらないって。。。
　こんなこと分かっているのなら、いずれこういう症状になりますくらいのことを予言しておいてほしいもの。こちとらただでさえいろんなものを抱え込んでいるので、なんで痛むのかをいろいろ考えてしまうではないかぁ。。。。。

　まぁ、何とかいい方に行っているということで良しとしよう。（信用していいのか???）  

  

  

　今日は月一見てもらっている友人の医師に骨折後始めてみてもらた。骨折翌日のＭＲＩも持って行ったのだが、あれからもう３週間たっているので、かなり状況は変わっているだろうと。。。

　飲んでいる薬の一覧も持って行ってみてもらったら、かなり強い薬を飲まされていたようで、これは胃を痛めると言われた。そして、目下口内炎ができているが、その原因も薬の副作用とのことだ。それにしても主治医の整形外科がそういった注意は何もしてくれていない。困ったことだ。
　他にもいろいろ見てもらったが、癌対策のホルモン剤の副作用は血液検査にはあまり出ていないようだが、目下の骨折の影響が血液検査に出ていると。いろんな検査項目の値が変わったのは、やはり骨折による血流の変化度が影響していると言われた。

　確かに、骨折後に体の調子がいろいろ変わっているから、うなずけること。この辺りは、やはり信頼置ける友人を持っていることがよかったなぁと、友人に心からの感謝をしている。   

最近ものすごい食欲

半端でないのだ

理由は?

多分に

ストレスだろう



なぜ

ストレスが？


何もしないという

何もできないという


こんなストレス初めて
何かをすることで
それができなくて
イライラするのはわかるけど
何もしないことが
こんなにもストレスになるとは

一日も早く
外を闊歩
できるようにならねば