化石の戯言

　７月２９日　今日の小説「親鸞」では挿絵に鹿野の大きな腹に遵西が顔をあてているところが書かれている。
　ん？　もうこれは九重の塔の最上階に上がっているはずなのだが、鹿野はこんな大きな腹をしてどうやって上ったのだろう？もっとも、この塔の階段がどんなものかわからないから判断できないけど、五重塔などの記憶から行くと塔の階段はかなり急で、通常の人間でも上り下りは結構大変なのだが、あの腹は臨月間近という印象で、こういう人が上るのはかなり難しいだろうなぁ。。。。小説だから、まっイッカ

　それにしても、一緒にいる行空が反乱を起こした。さすが小説の意外性。行空が黒面法師の首に刃物を当てて、遵西、鹿野と善信に逃げろといっている。今回はつぶての弥七も出てこないのだ。
　それにしても悪の権化、黒面法師ともあろうものが、そんなスキを見せたのか？？？


　小説を書くときの意外性というものはこういった書き方をしないといけないようだ。勉強になりますねぇ。

　  

　今日は出かけるときはまだ雨は降っていなかった。夜中に降ったみたい。
　今１２時丁度、雨は上がっているが、ついさっきまで結構降っていた。

　バス停で、バスを待つ。なんとなくいつもの顔と違うなぁ。夏休みのせいだろう。それと時間も少し違いか。
　バスの中で、えっ？　一番前でお化粧している女性がいる。そんなに若くないよぉ。そういえばこの人前にも何回も化粧しているの見ているから、多分毎日に同じ席で同じことをしているのだろうなぁ。すっぴんで乗って、降りるときは完成です。’でも変わってのかな？）
　最前列だからその人からはほかの人は見ることできない。だから誰にも見られていないと思っているのではないか？ところがどっこい、市バスは大きなルームミラーがあるのだよ。結構多くの人から、化粧しているのが見えるのに気づいていないみたいだ。何をしているか全部逐一見えている。お気をつけあそばせ。（見られても平気な感じではあるが）

　地下鉄の中、やはりいつもと違う。今日は小学生はいないけど、中学校か高校の子が乗っている。それになんとなくおばさんがいつもより多いのはなぜ？？
　三十路に入ったばかりという感じの男性がラフなスタイルで本を読んでいる。平日に、この年齢で、この時間帯で・・・・　そうか、水曜日にお休みの仕事かなぁ？　昔々、私がそうだったものな。
　
　名古屋駅で地下街に向かう。東山線の切符売り場で一人の男性が、うろうろ。周辺の地図を見たり。ひょっとして、あおなみ線の乗り場を探しているのではないか？
　ガンダムはもう終わっているから違うか？デモね、ちょっとマニアックに見えたよ。

　地下街を少しずれて昼飯のねたを買う。お弁当作ってこなかったから。この時期弁当やばいときあるものなぁ。

　西の空はバスから見たときは真っ暗だった。地下鉄を降りたら土砂降りかと思ったけど、そんなに降ってはいなかった。真っ暗でもなかったし、ツインタワーの上も見えていた今日です。