2008年10月19日

ドラ 負けそう

 目下 ドラとトラが戦っている。

 見たくない点数、 7対3ですよぉ。
 初回を除くと森野とウッズのホームラン。それも単発。
 これでは上に上がるの難しいなぁ、

 がんばれ!どら

 この地区の奥さんたちが優勝セール待ってんだぞ。


**
まけっちゃった  

Posted by 生田 at 21:03Comments(2)TrackBack(0)スポーツ

2008年10月19日

小説『親鸞と真佛』(22)

 
 親鸞の結婚 6

 都から越後へ行くには、小浜あたりから船で行くのでなければ、どこかの峠を越えねばならない。雪解けを待ったとしても、妙高の麓あたりは、現在の五月であっても峠付近には雪が残っている。トンネルのない昔は、高い峠を越さねばならないが、高い所は夏でも日陰には雪が残るほどである。特に雪がたくさん降った翌春は、その残雪も多かったことだろう。

 こんな辛い話を親鸞は、遠い思い出を懐かしむかのように真佛に向かって淡々と離していた。真佛もその話を遮ることなく黙って聞いていた。

 どのくらいの時間が経ったのだろう。秋の日が空を赤く染め始めている。そして、庵の中もだんだん薄暗くなってきている。
 そこで、真佛が話を締めくくるかのように口を開いた。

「上人。大変辛いお話でございます。しかし、越後に戻られてからの上人のご活躍は、聞き及んでおりますし、下野、武蔵にお移りになれてよりのご布教のお姿は私も目の当たりにさせていただきました。しかし、その上人のご活躍も恵信尼様の支えがあったからということでございましょうか」
「真佛よ。まこと;真その通りだな。恵信と生まれてきた子供たちからの心の支えなくては、あのように広く多くの方とお会いすることもなく、釈尊の教え、空師の教えを多くの方に語ることなどできはしなかったであろう。これも、すべて、弥陀のお心のなす業であろうな」
「上人。それにしましても、今日おうかがいしたお話の中に流れているものは、恵信尼様のお心の支えと同時に、その元になっているのが、三つの夢告ではございませんでしょうか」
「真佛よ。それはその通りだ。釈尊の解かれた道、仏の前でのすべての人の等しい姿、男も女も同じという思い、とくに女人の受けている差別を何としてでも解かねばならぬという強い決意は、真佛の申すように、あの三つの夢の御蔭であるな。特に、恵信を説得するためのもののようになった六角堂での観音菩薩の示現『女犯偈』が私と恵信の間の支えであり、それが私の布教の支えでもあったのだ。すべて、仏のお導き、弥陀の御計らいの家族の心の支えというものがあればこそ、現世で生きる楽しみというものであろう。これが現世でのまこと;真の往生というものであろうな。
短いとはいえ五年という恩師・空師法然上人のお導きについて、これまでの私の生き様には何の後悔もない。既にこの世での往生をいただいているという気持ちが、このようにさわやかな気持ちで生きておれるのだが。空師のもとに参ることになった三つの夢告はやはりすべて弥陀の計らい。ありがたいことじゃ。南無阿弥陀仏」




第21回 <= 第22回 => 第23回






**
 ここに記載している名前『村沢』は、私の小説の中に登場する人物で架空のものです。
 また筋は、これまでに読んだ文献から作者自身の思いとして独自に組み立てたものです。
 そのため、史実とは異なっているものと違っている可能性がかなり大きいとお考えください。
 
 WEB公開していますが、著作権は放棄していません。
  
タグ :親鸞小説

Posted by 生田 at 19:00Comments(0)TrackBack(0)小説の話

2008年10月19日

あれから一月

 昨日18日は、父親が旅立ってから丸一月目の日だった。もうじき、次の日曜に35日の忌明け法要が迫っている。

 そんなにたくさんはないけど、血縁が集まるので、家の中の掃除。ここ数ヶ月まともに私の周りの掃除をしていなかったので、この際やらねば。
 はじめたのはいいけど、くしゃみの連続。ホコリがたまってるんだよぉ。アレルギーの私には、このほこりの中に、春の花粉が残っていたりすると、てきめんに反応するのだろう。
 ひょっとして、目下のところはススキだけど、ススキは近辺にないから、やっぱり過去のもの、それといわゆるハウスダストとして、ダニなんかもあるのかな???

 今日は予定の3分の一、今週中に、全部しないとなぁ。。。。  

Posted by 生田 at 15:27Comments(4)TrackBack(0)今日の日

2008年10月19日

役所、大学の裏金

 10月18日の夕刊に『愛知県不正会計』と言う見出し。さらに、社会面には「文具購入装い・・」というタイトル。
 私に言わせれば、何を今ごろいう感じだ。文具=消耗品を買うこことにして、裏金を作ったり、予算に計上していない備品を購入したり、こんなことは役所だけではなく国公立大学では日常茶飯事といっても過言ではないかもしれない。現実にそういったことに巻き込まれていたのだから言えること。

 こうした処理は、毎年年度末に発生する。理由は、予算取りをしたものの、その予算が余る場合が多い。まぁ、土木などの談合があってても、契約率100%なんてことは少ない。大体が余る。余るとそれをどうするか、余ると次に予算で削られるというから、余らないように使い切ることを画策する。
 余った金は、一件一件が細かいあまりであっても、集めれば結構大きくなるから、それで備品を買ったり、裏金にするのだが、このときに消耗品を買うことする。
 備品を買うときは、あくまでも表向きは消耗品、多くはコピーペーパーやら何やらとにかく使い切るもを指定する。そして、納品するのは備品となる。
 (役所や大学などの学校の年度末の支払いをチェックすれば、誰でも気がつくだろう。消耗品が異常に多くなるから。何十万円も、コピーペーパーを買うか、普通)
 時には、消耗品を指定できないときがあると、迂回請求をさせる。その部署に関係する消耗品を納入できる業者に請求書を切らせ支払いを受ける。オーダー品を届けるのは役所なり大学。金はその業者から入ってくる。

 こんな裏は、いっぱい存在する。神田さんが『裏金はない』といおうというまいと・・・  

Posted by 生田 at 00:00Comments(0)TrackBack(0)社会性
  
2015大津・京都の旅
1泊2日のドライブ旅行
2015北海道・道東の旅
1週間870kmのドライブ旅行
大学OB会と
50年ぶりの鎌倉
OB会の後に鎌倉と横浜に行ってきました
15年年頭 広島宿泊の旅
鞆の浦、竹原、宮島に行きました
14年秋 京都宿泊の旅
久しぶりに新幹線に乗りましたが・・・
13年秋 京都ドライブ旅
京都の紅葉の名所・毘沙門堂に行きました
12年秋 室生寺ドライブ旅
すてきな観音様と再会です
室生寺五重塔
12年秋 京都ドライブ旅
1年ぶりの京都です
三千院
10年秋 平泉ドライブ旅
4泊5日 2000キロの一人旅です
平泉・わんこそば
   
10年夏 室生寺 日帰り旅
素晴らしい観音さんに出会いました
室生寺・五重塔
10年初夏 宇治・長岡 日帰り旅
09年11月26日久しぶりに黄檗山満福寺・六地蔵・法界寺谷寺・長岡天神
布袋さん
09年秋京都 日帰り旅
09年11月26日久しぶりに 紅葉がきれいな京都
南禅寺の紅葉
08年秋京都 日帰り旅
08年11月25日貧乏・一人・日帰り旅の記録です。
鳳凰堂を望む
観光シーズン 京都の歩き方
京都市・地下鉄 東西線沿線
09年浅草と川越
浅草観音
07年信州の旅
上田城内
アクセスカウンタ
プロフィール
生田
生田
 トップの写真は、我が家の庭で、鳥達につつかれ実もなくなり枯れ果てた柿の枝です。人生も同じで、仕事仕事で突き回されてここまで来て、落ち着いたら、だんだん枯れていくんだという思いです。  
オーナーへメッセージ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。 解除は→こちら
現在の読者数 18人
QRコード
QRCODE