2007年07月04日

旅の記録 朝のお勤め 専修寺 その2

 2005年5月10日 栃木県 二宮町高田 専修寺 朝のお勤め の後



 お勤めの後の歓談で

 私の「親鸞が下妻市の小島草案から移動した理由が「水害」あるのでは?」という質問に、「行ったことがないのでわからない」とのこと。それでは、この高田の近くは、そういった心配はないかとの質問には、それはまずないということだ。
 しかし、それは現在の環境でのことだろうと思う。とはいえ暗に認めておられるように、暴れ川といわれる小貝川を近くに抱えていることは、今のように護岸設備のないときには、いかがだったろうと思うのはわたしの思いすぎだろうか?

 そういえば、真岡から専修寺たどり着くまで、なんか寺が多いなぁと思って走っていた。その話を向けると、「ああ。あれは寺じゃないですよ。民家です。このあたりは、寺のように大きな屋根を持つ家を建てるんですよ」との返事だ。

 この専修寺の近辺は、太平洋戦争終了後までは寺の所有地でいわゆる小作人といわれる人からの上納物でかなり裕福な寺であったとのことだ。(親鸞の教えでは、そんなことは本当はあっていけないと思うのだがと、胸の中で思いつつ聞いている。)
 それが、終戦後の農地解放・没収の憂き目に会って、現在では檀家もかなり少なくなり、貧乏寺になってしまったということだ。確かに、境内の多くの建物がなかなか手入れされていないようには思う。

 もっとも、国や県の指定文化財でもあるので、修復の際には補助金で賄われるとのことでもある。(目下、京都の東本願寺が平成の大改修中だ、3年先だったかの、聖人750回忌に間に合うようにとの改修だが、本願寺は文化財ではないので全額自前とのこと。ということは檀家からの布施、そしてそれを溜め込んだ檀那寺からの上納金でまかなうということなのだろう。我が家も、その一部を出していることにはなるのだが)

 親鸞は、この寺に7年いたとおっしゃる。稲田にも同じくらいいたともおっしゃる。そして、稲田にはもともと西念寺があり、そこに親鸞は庵を作った。しかし、この専修寺は親鸞が建てたものだということをおっしゃる。ん?私がこれまで読んだ書物と違うように思う。私の思いは当然だろう。親鸞は「寺は持たず、弟子は持たず」なのだ。だから、寺を建てるわけはないはずなのだが、それがどうして寺を建ててしまったのかと、不思議な気持ちになる。どうも、私はどこへ行っても疑問を持ちすぎるのかもしれない。


 さて、もう9時だ。ゆっくりしている時間はない、長野まで戻る予定なのだから。住職にお礼を申し上げて、寺を出る。これから、笠間市の稲田にある西念寺に向かう。すでに2度来たことのある道を逆行する。前日来たときにも思ったことだが、とにかくだだっ広いところだ。ただし、道は狭いが車の量も少ないので、結構飛ばすことになるが。

 今は南に車を走らせているのは国道50号線に出るためだが、国道50号線はこのあたりで少し北上していることを地図で確認している。それを意識して小貝川の橋を見つけて東に向かう。ちょっと大きめの交差点があったので、それを右折、南に下る。
 これが予想していたとおりのところに出た。もっと東という手もあろうが、細い道を延々と走るよりも国道の方がいいと思う。(とはいえ、あせるとこれが崩れることも・・・)

  目下国道50号線のバイパス工事中があちこちで行われている。

小貝川の東、50号線との交差点

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 次回は、茨城県笠間市稲田の 西念寺 です。

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過去の記録
 名古屋から軽井沢 その1
 名古屋から軽井沢 その2
 軽井沢から達磨寺
 達磨寺から高崎・前橋
 前橋から専修寺 R50号線
 栃木県真岡市で宿泊
 栃木県二宮町の朝
 朝のお勤め 高田・専修寺

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