2007年07月07日

旅の記録 報佛寺 坊守さんのお話

 2005年5月10日 水戸市河和田 報佛寺

 報佛寺の本堂に上がり、奥様(坊守さん=お庫裏さん)からお伺いしたお話を要約すると、 
  ・歎異抄で有名だが、資料はまったく残っていない。
  ・現在位置は2回の移転で落ち着いたところ。元は国道50号線の西のほうにあったということ
  ・唯円の建立といわれているが、一度は水戸から離れたが、徳川の時代に現在の地に移ってきた。
  ・改修では、貧乏寺ゆえに本尊周辺がまともに作れていないということ
  ・回忌法要の話をしていて、私の家の23回忌やら祖父の27回忌の回忌法要をすると、水戸のあたりではそうした回忌法要はしないということで、そうした信仰の厚さをうらやましく思われたのではないかと思う。
 ・現在は、大谷派の末寺である。
 ・現在の土地は昔々の城で、車を止めたところは河和田城の堀の跡ということだ。

 唯円という親鸞の直系もしくは力ある弟子の寺ということではなかったのか、浄土真宗寺院の中での存在は、どうも大きくはないということだ。
 「歎異抄」にしても、唯円が書いたといわれているが、これも完全に信じられているわけではなさそうだし、また真実であったとしても、歎異抄自体が時代の流れの中で蓮如によって封印されたまま、明治まで日の目を見ることはなかったのだから、唯円の寺としても「歎異抄」が世に知られていないために寺の存在価値も小さいものとされてしまったのではないかと思う。

 奥様に、「これから、下妻の小島草案後に行く予定で、どの道を行くのがいいか」とたずねたところ、国道50号線を元に戻って小山の当たりから南下するのが一番いいのではないかというご返事だ。
ちょっと戸惑い、というのは国道50号線の込み具合が頭にあるからだ。私の頭の中は、自分で描いていたコース=筑波山麓を西進するコースとどっちがいいのかと・・・

 お茶を出してくださるということなのだが、予定よりも1時間以上遅れているのでお茶はご遠慮するといったところ「ちょっと待ってください」と奥に入られ、水戸名物の饅頭を2種類とお茶の缶を持ってきてくださった。ありがたく頂戴し、心からの御礼と、早々に立ち去るお詫びを言って庫裏を出た。

 庫裏を出て、もう一度境内を見る、そんなに広い敷地ではない。一般の住宅に比べればとんでもなく広いものだが、名のある寺の敷地としては広いとはお世辞にも言うことは無理だ。

 車に戻り、いただいた饅頭とお茶を地図を入れてきている箱の中に収める。そして、恨めしく昼食にしたかった蕎麦を食いはぐれた蕎麦屋さんを右に見ながら国道50号線に向かう。
 (稲田から報佛寺に来るときは、水戸市内への分岐を過ぎて高架を超えたところにあるインターで出るのではなく、高架を降りた先の平面交差の交差点を左折するとよい。)

 国道50号線を元に戻るように車を向けたのだが、やはり奥さんの言葉と自分の考えのどちらをと迷って、国道で車を止めて、バザードランプをつけて地図を見ることにした。こんな交通の要所で申し訳ないが、迷ったまま戻っていくわけにも行かないので。

 地図をみて、やはり国道50号線の混雑が頭をよぎる。それにやはり、筑波山の麓を走ってみたいという願望も強い。そこで、せっかくの奥さんの進言を無視することになるが、当初の私の考えたとおりの道をとることにした。それにしても常磐自動車道に乗ることになるので水戸インターに向かって国道50号線を戻ることになる。

 報佛寺の河和田交差点から水戸インターまでは、そんな距離があるわけではない。10分くらい走ったかという記憶しか残っていない。水戸インターから常磐道に上がる。上がってびっくり、とにかく広い、3車線ある。都心からかなり遠いところにもかかわらずこんな広い道路で、しかも交通量は少ない。広いからそう感じるのかというと、その可能性は幾分かはあるものの多いとはいえないだろう。かなり楽に走ることができることは確かだ。

 **次回は 常磐道、筑波山麓経由で下妻まで**
 **そしてその先は、いよいよ半日で 水戸から上越までの
     日本を縦断するという暴挙の記録の始まりです。**

**
過去の記録
 2005年5月9日
  名古屋から軽井沢 その1
  名古屋から軽井沢 その2
  軽井沢から達磨寺
  達磨寺から高崎・前橋
  前橋から専修寺 R50号線
  栃木県真岡市で宿泊
 2005年5月10日
  栃木県二宮町の朝
  朝のお勤め 高田・専修寺
  高田・専修寺 その2
  稲田・西念寺
  水戸市河和田 報佛寺

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 トップの写真は、我が家の庭で、鳥達につつかれ実もなくなり枯れ果てた柿の枝です。人生も同じで、仕事仕事で突き回されてここまで来て、落ち着いたら、だんだん枯れていくんだという思いです。  
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