化石の戯言

　今　BSでWestSide Story をやっている。
　イントロのあのソウル・バスのニューヨークを単純化したイメージの画像を何年ぶりで見たことか。。
　最初に見たのは、高校３年の秋だったと思う。もう５０年近くにも前になるんだなぁ・・・それからTVでの放映を何度見たことだろう。ここ数年未定なったかが，こうして久しぶりに見るとまた違ったものを見る気がする。
　今流れているのは，ビルの屋上でだんすをしている「アメリカ』という曲，実は，私はこの曲が大好きで。。。『マリア』という曲が昔はサウンドトラックの曲としてトップに上がっていたように思う。その他に「Tonight」。これは途中からの筋のバックにアレンジされて流れれるが、それよりも好きなのだ。
　
　好きといえば，主役のマリアのナタリーウッド。彼女を初めて見たのはこの映画ではなく，ワーズワースの詩をモチーフにした『草原の輝き』だったが。それ以来のファンになってし，あった。彼女は不幸にして事故（噂では殺されたとも）で早くしてなくなってしまったが，最後になった映画「ブレーンストーム』も偶然に貸しビデオで見つけてみた。円熟した女性になっていたが。。。
　ナタリーは，ジェーム・ディーンの映画『理由なき犯行』にも出ていたらしいが，この映画はどっちかというとエリザベステーラーの方が有名だけど，残念なことに私はこの映画を見ていない。二人のタイプの違う美女をいつかみたいとは思う。

　それにしても，古い映画を懐かしんでみるようになったということは・・・

　古い映画にも関わらず，冒頭のダンスは今になってもあせていないように思う。当時いわれたことはこの映画のダンス（もっとも舞台で始まったのでそれなりの振り付けらしいが）がそれ以降のダンスにかなり大きな影響を与えたと。
　今の時代のダンスは，あのくねくねの蛸踊りみたいなのが多いが，マイケルジャクソンのスリラーなんかもかなりこのウエストサイドの影響があると思う。

　そしてそして、レナード・バーンスタインの音楽の素晴らしいこと。

　  

　交通量の多い道路を渡って大善寺に入る。

　寺の門の前左に「大善寺」と書かれた立て看板。そこには「浄土宗」とも書かれている。毎度浄土宗の寺に行くと不思議な気になる。法然さんは、法蔵菩薩＝阿弥陀如来の第１８顔により人が浄土に向かいと言っている人なので、なんで他の仏（菩薩も含め）がここまで出てくるのだろうと。。。
　多分に何かのいわれがあることは確かだ。

　門をはいると境内には車が数台あちこちに止まっている。ネット検索で大善寺を調べたときに書かれていた「駐車１０台」と書かれていたのはこの境内のことなのだろうか？？初めての人間にはきついよなぁ。。
　そんな境内の門を背中に左前方に六角堂があり、この中にお地蔵さまが安置されているという。そのお地蔵さまはトップの写真だ。

　六地蔵というから６体の地蔵菩薩が安置されていると思っていたのだが、期待に反して１体しかないのだ。でもきれいだねぇ。。。。近くに行けなくて残念。
　下の写真は、この寺の由緒を書いたもので、京都市の多くの寺に建てらているものだ。それによるとかなり古く７０５年の創建とある。最初は６体あったのだが、平清盛の命で６体をばらして主要な通りに分置したので１体になってしまったという。それにしても期待をさせられたなぁ。。

　六角堂の右手奥にはよだれかけをかけて石仏がたくさんある。こうした姿も浄土宗までかな？浄土真宗であれば、あまり見ることがない。新しい寺が多いことと、阿弥陀さん以外がないということからかもしれない。



  

　どうして６月１日にしなかったのか？どうせ衣替えするなら１日が良かったのに。

　きょうの帰りに通ったら　スカートはいてたよぉ。