2007年07月10日
旅の記録 下妻から長野に
2005年5月10日 茨城県下妻市から 長野に向かう
または、 日本横断 その4
時間は、もう1時をだ。予定よりも1時間以上遅れているのだ。これから長野までたどり着くには国道を走ると5時間以上かかる。前日は碓氷峠の下りだったが、今日はあの高さを上ることになる。来るときと同じ時間では上ることはまず無理だろう。つまりは5時間ではたどり着く事はできないだろうということだ。
これで、関東の目標は、親鸞関係は終わったことになる。本当はちょっと違って、栃木県に実は1箇所残しているのだ。というのは、地図によると小山市と結城市の間に「玉日姫墓」とかかれたところがあるのだが、ここは通過してしまっている。誰の本にも出てこないところなのだが。
そして、目下ところの本当の目的、小山市、小山駅の写真を撮ること。これができていないのだ。しかし、今から小山に戻るとなるととても今日の夕方までの長野に到着することが難しくなる。
書いている小説の筋から行けば、小山から上越までの道のりは国道50号線を使うことですむ。これは、もう昨日反対方向で走っているから何とか処理できる。まさかストーリーと同じ時間帯に走るわけにも行くまい。ただでさえ疲れているところに、追い討ちをかけることはできはしないのだ。
草案跡を出て、筑波山の写真を1枚とって、元の国道に戻る道をたどる。さっきの細い道に戻るかと思ったら、なんとついさっき軽乗用車が出てきた方に出口になる道があるではないか。その道をたどると、踏切がある、どうもこれは関東鉄道のようだ。これを超えると分岐になり、右方向は国道に下になっているようなので左に折れて直進。そして広い道は、なんと私が行き過ぎてユーターンに使った道ではないか。わかっていれば、こちらのほうがどれだけ楽に入っていけたことかと、悔しく思ったものだ。
といって、すんだことを悔やんでいる時間はない。これからはひたすら、西を向いて走るだけなのだ。国道へ出るT字路で左に折れる。これで国道125号線に戻った。そして車は西を向いている。道なりに西に向かえばいい。前回はこの逆の道を走ってきたのだ。そのときの記憶に寄れば確か、古河市に入ったときに川を渡るときに変な道をたどったように記憶している、地図を見ても今一変だ。気をつけねばとは思っている。
確かに古河の駅前までは、片側1斜線の細い道ながら、どうということもなく走ってきた。古河に入ったところで本当は市街を敬遠して、国道4号線を南下して、国道354号線に出るのがわかりやすいのだろうが、地図を見ている暇がないから、ついつい市街地に突っ込んでしまった。そして案の定一方通行などにつかまって、ぐるぐる回って余分な時間を費やすことになってしまった。
それでも何とか市街地を抜け出して、橋を渡ることができてほっとした。しかし、このほっとしたのがいけなかった。ここまで走ってきたのは国道125号線だが、川を越えると国道354号線。しかし、私の頭には国道125号線しかなかった橋を渡って、道が分岐する。そこで国道354号線の案内を無視してしまったのだ。通り越してしばらくしてから、「ん??」とおもい、元に戻ろうとして左に道を曲がったのが運の尽き。なんとそのまま利根川を渡って、埼玉県に入り込んでしまったのだ。道を間違えていなければ「板倉町」を通過していたのにと、名古屋に帰ってから後悔することになった。
道を間違えてからは、どこどう走ったのか、正確なところはまったくわからない。行田市の浄水場だ、なんだかんだ町の名前がいろいろ出てきたし、まるっきり田んぼ道だったり、利根川の土手に行き当たったり、土手の細い道の行き止まりから工場の中に入り込んだり、とにかく利根川の堤防が見える、そして方向は西(と思われる)という道を見つけて走ったのだが、結局は行き着いたのは、目標とした藤岡インターではなく2つ南の花園インターなのだ。
もっとも下妻から真西の方向としては間違いではなかったものの、南に下がりすぎ、高速代がそれだけ無駄であり、それよりももっともっと時間を無駄にしたのが痛かった。
最後の花園インターの前には、深谷市に入ったのだが、ここではなんと国道17号線を東京方向に向いていた。つまり、方向がまったく逆になっていたのだ。北西を向かねばいけないのに。とはいえ、深谷の市役所前で方向がおかしいことになんとなく気づいて、交差点を右折したことが、花園インターに向かうことになったのだが。あの交差点ででユーターンしていればもうひとつ北の本庄インターもしくは目標の藤岡インターに行くことができていた。悔しいい。。。。。。。。
深谷市役所を超えた交差点で右折して、道を尋ねるべく、そしてこの先の高速に乗ることを考えて、ガソリンの補給をすることにした。ガソリンスタンドで満タンにしてそして、インターの場所を尋ねる。教えてもらったとおりに走ったのだが、後で地図を見たら、なんとその道は南を向いていたのだ。気が急いていたのだが、まさか真南を向いているとは。
**次回は 上信越道を長野に向けて走ります。**
**
過去の記録
2005年5月9日
名古屋から軽井沢 その1
名古屋から軽井沢 その2
軽井沢から達磨寺
達磨寺から高崎・前橋
前橋から専修寺 R50号線
栃木県真岡市で宿泊
2005年5月10日
栃木県二宮町の朝
朝のお勤め 高田・専修寺
高田・専修寺 その2
稲田・西念寺
水戸市河和田 報佛寺
報佛寺 坊守さんのお話
筑波山麓を走る
下妻市 小島草庵後
または、 日本横断 その4
時間は、もう1時をだ。予定よりも1時間以上遅れているのだ。これから長野までたどり着くには国道を走ると5時間以上かかる。前日は碓氷峠の下りだったが、今日はあの高さを上ることになる。来るときと同じ時間では上ることはまず無理だろう。つまりは5時間ではたどり着く事はできないだろうということだ。
これで、関東の目標は、親鸞関係は終わったことになる。本当はちょっと違って、栃木県に実は1箇所残しているのだ。というのは、地図によると小山市と結城市の間に「玉日姫墓」とかかれたところがあるのだが、ここは通過してしまっている。誰の本にも出てこないところなのだが。
そして、目下ところの本当の目的、小山市、小山駅の写真を撮ること。これができていないのだ。しかし、今から小山に戻るとなるととても今日の夕方までの長野に到着することが難しくなる。
書いている小説の筋から行けば、小山から上越までの道のりは国道50号線を使うことですむ。これは、もう昨日反対方向で走っているから何とか処理できる。まさかストーリーと同じ時間帯に走るわけにも行くまい。ただでさえ疲れているところに、追い討ちをかけることはできはしないのだ。
草案跡を出て、筑波山の写真を1枚とって、元の国道に戻る道をたどる。さっきの細い道に戻るかと思ったら、なんとついさっき軽乗用車が出てきた方に出口になる道があるではないか。その道をたどると、踏切がある、どうもこれは関東鉄道のようだ。これを超えると分岐になり、右方向は国道に下になっているようなので左に折れて直進。そして広い道は、なんと私が行き過ぎてユーターンに使った道ではないか。わかっていれば、こちらのほうがどれだけ楽に入っていけたことかと、悔しく思ったものだ。
といって、すんだことを悔やんでいる時間はない。これからはひたすら、西を向いて走るだけなのだ。国道へ出るT字路で左に折れる。これで国道125号線に戻った。そして車は西を向いている。道なりに西に向かえばいい。前回はこの逆の道を走ってきたのだ。そのときの記憶に寄れば確か、古河市に入ったときに川を渡るときに変な道をたどったように記憶している、地図を見ても今一変だ。気をつけねばとは思っている。
確かに古河の駅前までは、片側1斜線の細い道ながら、どうということもなく走ってきた。古河に入ったところで本当は市街を敬遠して、国道4号線を南下して、国道354号線に出るのがわかりやすいのだろうが、地図を見ている暇がないから、ついつい市街地に突っ込んでしまった。そして案の定一方通行などにつかまって、ぐるぐる回って余分な時間を費やすことになってしまった。
それでも何とか市街地を抜け出して、橋を渡ることができてほっとした。しかし、このほっとしたのがいけなかった。ここまで走ってきたのは国道125号線だが、川を越えると国道354号線。しかし、私の頭には国道125号線しかなかった橋を渡って、道が分岐する。そこで国道354号線の案内を無視してしまったのだ。通り越してしばらくしてから、「ん??」とおもい、元に戻ろうとして左に道を曲がったのが運の尽き。なんとそのまま利根川を渡って、埼玉県に入り込んでしまったのだ。道を間違えていなければ「板倉町」を通過していたのにと、名古屋に帰ってから後悔することになった。
道を間違えてからは、どこどう走ったのか、正確なところはまったくわからない。行田市の浄水場だ、なんだかんだ町の名前がいろいろ出てきたし、まるっきり田んぼ道だったり、利根川の土手に行き当たったり、土手の細い道の行き止まりから工場の中に入り込んだり、とにかく利根川の堤防が見える、そして方向は西(と思われる)という道を見つけて走ったのだが、結局は行き着いたのは、目標とした藤岡インターではなく2つ南の花園インターなのだ。
もっとも下妻から真西の方向としては間違いではなかったものの、南に下がりすぎ、高速代がそれだけ無駄であり、それよりももっともっと時間を無駄にしたのが痛かった。
最後の花園インターの前には、深谷市に入ったのだが、ここではなんと国道17号線を東京方向に向いていた。つまり、方向がまったく逆になっていたのだ。北西を向かねばいけないのに。とはいえ、深谷の市役所前で方向がおかしいことになんとなく気づいて、交差点を右折したことが、花園インターに向かうことになったのだが。あの交差点ででユーターンしていればもうひとつ北の本庄インターもしくは目標の藤岡インターに行くことができていた。悔しいい。。。。。。。。
深谷市役所を超えた交差点で右折して、道を尋ねるべく、そしてこの先の高速に乗ることを考えて、ガソリンの補給をすることにした。ガソリンスタンドで満タンにしてそして、インターの場所を尋ねる。教えてもらったとおりに走ったのだが、後で地図を見たら、なんとその道は南を向いていたのだ。気が急いていたのだが、まさか真南を向いているとは。
**次回は 上信越道を長野に向けて走ります。**
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過去の記録
2005年5月9日
名古屋から軽井沢 その1
名古屋から軽井沢 その2
軽井沢から達磨寺
達磨寺から高崎・前橋
前橋から専修寺 R50号線
栃木県真岡市で宿泊
2005年5月10日
栃木県二宮町の朝
朝のお勤め 高田・専修寺
高田・専修寺 その2
稲田・西念寺
水戸市河和田 報佛寺
報佛寺 坊守さんのお話
筑波山麓を走る
下妻市 小島草庵後