2007年07月11日
旅の記録 関越・花園-上信越・佐久
2005年5月10日 関越・上信越道を走る
または、 日本横断 その5
道を間違え、右往左往したものの、何はともあれ花園インターから関越自動車道に乗った。ここも結構交通量は多いものの、広い。関東はこんなにも広い高速道路網かと思うとちょっとうらやましい気持ちだ。みんな飛ばしている。100キロなんていう制限はどこにあるのか。
本庄インターを過ぎ関越自動車道と信越自動車道のジャンクションで左・長野方面に向かう。3時を15分くらい過ぎたころだった。(なんと2時間を迷いながら走ってきたのだ。)
この先は、長野まで130キロくらい、1時間半くらいで走ることができるから、長野でゆっくりできるという気持ちがある反面、少しずつではあるがこのまま上越まで走ってしまおうかという気持ちがむくむくと頭の中に出てくるではないか。・。
関越道の高速の藤岡ジャンクションで上信越道に入り、甘楽パーキングエリアで一休み。といっても目的はハイウェイカードを買うこと。ここで1万円のカードを買う。もうここでは上越まで走ることを考えてしまっている。理由は、書いている小説では夜中にこの道を上越まで走ることになっているのだ。
藤岡から、高田まで200キロ弱。ごく当たり前に走れば、3時間かからない。6時前にはつける行程だ。6時前なら、ひょっとして夕日が見えるかもしれない。というこれまでの夢の実現もかかっているのだ。天気のいいのは水曜日1日だけ、木曜日は雨になる。となれば、今日火曜日は夕方には雨は上がっているかもしれない。
気持ちは、もう上越まで走ることを決めている。実は、このとき、すでに腰が痛いことになんとなく気づいたのだが。あのどこをどう走ったかわからないドライブのせいと思って、上越まで走っても問題ないと判断している。確かにいつもなら200キロくらいの高速ドライブは、どうということはないのだが。
甘楽パーキングエリアを出た。そして上信越道を軽井沢方面に上っていく。松井田を過ぎるまではそんなにきつい上りとは思わなかった、この分なら楽に行けるだろうと思ったものだ。しかし、だんだん勾配がきつくなる。さすがに旧18号線の碓氷峠を登るわけではないにしても、あの高さはあるのだから、勾配がきつくなるのは当然といえば当然。
高速道路だからカーブは国道のようなことはない。大きなカーブなので気分的には楽だが、だんだん車のパワーが落ちてくる。新車の時から68000キロしか走ってはいないにしてももう12年もたつ、老体と言われそうな車だ。フルアクセルにしてもあえぐところが出てきた。
これまでにはこんなことはなかったぞ。昨日400キロ、今日はもう250キロは走っているから、こんな使われ方に車が抵抗しているのか知れないが。まあ、今日はちょっと過酷だったか。細い道を右左にハンドルを切られて、アクセルも全開にならない中途半端に開いたり閉じたりで。(実はそうではなく、この信越自動車道は、かなり長い、緩和の少ない上り坂になっているのではないかと思うのだ。)
書いている小説の中には、どう表現するべきかを考えなければならない、重い荷物を積んで、この上信越道を最高・妙高高原まで上っていくのである。確かに軽井沢を越えれば、中野インターまでは、下りのようなもの(本当は違って、佐久平まで道は登るのだ)、だから、軽井沢・碓氷インターを過ぎると楽になる。。。。。
ところが、実際には楽にならないのだ、上にも書いたが、佐久までは、車がどれだけあえいだか。100キロのスピードがどうしても出ないのだ。80キロいっぱいのところも何度となくあった。これで重い荷物を積んでいたらどういうことになるのだろう、そこに雪でも降れば、最悪だろうなぁ。。。 などと小説のストーリーを描いてみる。
車は、西を向いている。少しずつまぶしいときも出てきた。今日はなぜか太陽に向かって走っているような感じだ。
前日佐久平方面から軽井沢に向けて国道を走っているときは、速度も遅く、道路の見晴らしがいいので、結構景色を楽しんだのだが、高速は、景色を楽しむことは難しい。誰かの運転で横に乗っているのなら少しは記憶に残すこともできるだろうが、速度と防護フェンスに邪魔されて高速道路では運転者は景色を楽しむことはまずできないのだ。
親鸞ゆかりの旅のレポートには、やはり国道なり国道の旧道をせめて自転車くらいで移動しないとレポートにはならないのではないかと思う。少なくとも、国道をゆっくり走っていれば、それなりに記憶に残せるのだが、いかんせん高速道路の運転では、景色のレポートはまず難しい。
今、こうして高速を走っているのは、高速を走る必要があってのこと。いずれの書きかけの小説の一面を埋めるために。。
佐久平から、小諸を過ぎると印象としてはすぐに更埴ジャンクションといった印象だ。とにかく思っていたよりも近いのだ。このまま長野に入ったら、長野では時間をもてあましそうな時間だ。まだ4時半だよ。
**次回は 上信越道 中野インターまで**
**
過去の記録
2005年5月9日
名古屋から軽井沢 その1
名古屋から軽井沢 その2
軽井沢から達磨寺
達磨寺から高崎・前橋
前橋から専修寺 R50号線
栃木県真岡市で宿泊
2005年5月10日
栃木県二宮町の朝
朝のお勤め 高田・専修寺
高田・専修寺 その2
稲田・西念寺
水戸市河和田 報佛寺
報佛寺 坊守さんのお話
筑波山麓を走る
下妻市 小島草庵後
下妻から長野に
または、 日本横断 その5
道を間違え、右往左往したものの、何はともあれ花園インターから関越自動車道に乗った。ここも結構交通量は多いものの、広い。関東はこんなにも広い高速道路網かと思うとちょっとうらやましい気持ちだ。みんな飛ばしている。100キロなんていう制限はどこにあるのか。
本庄インターを過ぎ関越自動車道と信越自動車道のジャンクションで左・長野方面に向かう。3時を15分くらい過ぎたころだった。(なんと2時間を迷いながら走ってきたのだ。)
この先は、長野まで130キロくらい、1時間半くらいで走ることができるから、長野でゆっくりできるという気持ちがある反面、少しずつではあるがこのまま上越まで走ってしまおうかという気持ちがむくむくと頭の中に出てくるではないか。・。
関越道の高速の藤岡ジャンクションで上信越道に入り、甘楽パーキングエリアで一休み。といっても目的はハイウェイカードを買うこと。ここで1万円のカードを買う。もうここでは上越まで走ることを考えてしまっている。理由は、書いている小説では夜中にこの道を上越まで走ることになっているのだ。
藤岡から、高田まで200キロ弱。ごく当たり前に走れば、3時間かからない。6時前にはつける行程だ。6時前なら、ひょっとして夕日が見えるかもしれない。というこれまでの夢の実現もかかっているのだ。天気のいいのは水曜日1日だけ、木曜日は雨になる。となれば、今日火曜日は夕方には雨は上がっているかもしれない。
気持ちは、もう上越まで走ることを決めている。実は、このとき、すでに腰が痛いことになんとなく気づいたのだが。あのどこをどう走ったかわからないドライブのせいと思って、上越まで走っても問題ないと判断している。確かにいつもなら200キロくらいの高速ドライブは、どうということはないのだが。
甘楽パーキングエリアを出た。そして上信越道を軽井沢方面に上っていく。松井田を過ぎるまではそんなにきつい上りとは思わなかった、この分なら楽に行けるだろうと思ったものだ。しかし、だんだん勾配がきつくなる。さすがに旧18号線の碓氷峠を登るわけではないにしても、あの高さはあるのだから、勾配がきつくなるのは当然といえば当然。
高速道路だからカーブは国道のようなことはない。大きなカーブなので気分的には楽だが、だんだん車のパワーが落ちてくる。新車の時から68000キロしか走ってはいないにしてももう12年もたつ、老体と言われそうな車だ。フルアクセルにしてもあえぐところが出てきた。
これまでにはこんなことはなかったぞ。昨日400キロ、今日はもう250キロは走っているから、こんな使われ方に車が抵抗しているのか知れないが。まあ、今日はちょっと過酷だったか。細い道を右左にハンドルを切られて、アクセルも全開にならない中途半端に開いたり閉じたりで。(実はそうではなく、この信越自動車道は、かなり長い、緩和の少ない上り坂になっているのではないかと思うのだ。)
書いている小説の中には、どう表現するべきかを考えなければならない、重い荷物を積んで、この上信越道を最高・妙高高原まで上っていくのである。確かに軽井沢を越えれば、中野インターまでは、下りのようなもの(本当は違って、佐久平まで道は登るのだ)、だから、軽井沢・碓氷インターを過ぎると楽になる。。。。。
ところが、実際には楽にならないのだ、上にも書いたが、佐久までは、車がどれだけあえいだか。100キロのスピードがどうしても出ないのだ。80キロいっぱいのところも何度となくあった。これで重い荷物を積んでいたらどういうことになるのだろう、そこに雪でも降れば、最悪だろうなぁ。。。 などと小説のストーリーを描いてみる。
車は、西を向いている。少しずつまぶしいときも出てきた。今日はなぜか太陽に向かって走っているような感じだ。
前日佐久平方面から軽井沢に向けて国道を走っているときは、速度も遅く、道路の見晴らしがいいので、結構景色を楽しんだのだが、高速は、景色を楽しむことは難しい。誰かの運転で横に乗っているのなら少しは記憶に残すこともできるだろうが、速度と防護フェンスに邪魔されて高速道路では運転者は景色を楽しむことはまずできないのだ。
親鸞ゆかりの旅のレポートには、やはり国道なり国道の旧道をせめて自転車くらいで移動しないとレポートにはならないのではないかと思う。少なくとも、国道をゆっくり走っていれば、それなりに記憶に残せるのだが、いかんせん高速道路の運転では、景色のレポートはまず難しい。
今、こうして高速を走っているのは、高速を走る必要があってのこと。いずれの書きかけの小説の一面を埋めるために。。
佐久平から、小諸を過ぎると印象としてはすぐに更埴ジャンクションといった印象だ。とにかく思っていたよりも近いのだ。このまま長野に入ったら、長野では時間をもてあましそうな時間だ。まだ4時半だよ。
**次回は 上信越道 中野インターまで**
**
過去の記録
2005年5月9日
名古屋から軽井沢 その1
名古屋から軽井沢 その2
軽井沢から達磨寺
達磨寺から高崎・前橋
前橋から専修寺 R50号線
栃木県真岡市で宿泊
2005年5月10日
栃木県二宮町の朝
朝のお勤め 高田・専修寺
高田・専修寺 その2
稲田・西念寺
水戸市河和田 報佛寺
報佛寺 坊守さんのお話
筑波山麓を走る
下妻市 小島草庵後
下妻から長野に