2007年07月27日
旅の記録 上越3日目 その4 JR直江津駅
2005年5月12日 4日目 (上越3日目)
JR直江津駅 のホームに立つ
おそらくかなり昔に直江津の市街地を国道が走っていたときの名残の細い道を駅に向かい、JR直江津駅に到着した。
コイン駐車場に車を入れて駅に入っていく。長い上り下りのエスカレータがある。これで3度目だが、人がいない。と思っていたら、今回は、年を召された女性が私の前に割り込まれた。上りエスカレータをゆっくりと自力でも上られる。追い越す必要もないので、そのままついていく。
出札で、「入場券を」というと珍しいのか怪訝な顔をされた。「見送りに来れば入場券くらい買うよなぁ」と思ったものだ。最も土地の人間でない雰囲気が、怪訝かこの原因かもしれない。旅行者が入場券を買うというのは、駅員にしてみれば変だろうなぁ。
改札を入って階段を下りホームに。私の降りたホームには電車が止まっている。普通電車だが。通称ほくほく線=北越急行の電車だ。隣のホームには特急電車が止まっている。越後湯沢行きの「はくたか」だ。孫への土産に写真を撮る。孫はこれを何だと思うだろう。
(メールで送ったところ、すぐに 「はくたか」 といったそうだ。孫の親、私の息子もなぜか喜んだとのこと。鉄道マニアの親子。そんな風に育てたつもりはないが。)
帰ろうと歩いていると制服の乗務員がこちらに歩いてくる。どうもJR西日本の乗務員のようだ。ここで東日本の乗務員、北越急行の乗務員と交代なのだ。直江津は、北陸線の終点、信越線の通過駅でもある。ここで担当会社が変わるので必ず乗員は交代になる。迂闊だった。乗務員が出てきたところを見ると、特急が東から到着するはずなのだ。それを鉄道マニアでない悲しさ。頭に浮かばないので、階段を上ってしまったのだ。階段を上がり、改札で係員と話をする。改札の人々はJR東日本の人だということだ。
上越市は、数年後北陸新幹線がJR高田駅の少し南の駅(脇野田)に停車する。新幹線が通るということは、これまでの鉄道での人の流れが完全に変わることを意味する。現在の北陸線は新幹線に取って代わるかもしれない。信越線もどうなることか。長野新幹線ができたとき、高崎から軽井沢の間、あの碓氷峠を越える部分が廃線になってしまっている。それと同じことがおきると、高田から長野の間が下手をするとなくなってしまうなんてことにもなりかねない。
現在では人気のあるトワイライトエキスプレスのような長距離寝台特急を除くと、昼間の特急は新幹線に変わってしまうかもしれない。現時点では、富山、金沢などから東京に向かうには、特急「はくたか」を利用して越後湯沢に行き、ここで上越新幹線に乗り換えるのが早くて安いのだそうだ。
しかし、この線がなくなってしまうのではないかと思われるのだ。金沢から東京まで北陸新幹線が通る。かなり交通手段に変更が出るだろう。そうするとこの直江津の駅はただ単に長距離夜行列車の通過駅、乗務員乗換駅になってしまいそうだ。北陸新幹線は、この駅は通らないのだ。
改札の係員は、そんな将来の不安を感じているようだ。しかし、時代の流れとあきらめているのか、あっけらかんと笑っていた。
**調査で知ったことは、北陸新幹線開業後は、直江津から妙高高原まではJRから営業が分離されるとのことだ。そのほか、北越急行と羽越線のいずれかの残留問題が論議されているようだ。いずれにしても地元民には、大きな関心事であろう。また、上越新幹線の運転本数にも大きく影響を及ぼすとのことだ。**
車を止めたのは北口で、直江津のメインの出入り口だ。南口方面は、この駅の建て方は船を模していると聞いていた。そこで南口に回って写真を撮ろうと思い足を向けたが、また戻ってくるのが面倒なので、車で移動できないかと外を見ると少し東に踏切があるのが見えた。そこで、北口に戻ることにした。駐車場に向かおうとしたら、東から特急が来た。さっきは迂闊だったのだ。
乗務員がいるということは乗り換えする特急が来るのだ。いまさら遅いので、フェンス越しにその特急の写真を撮る。腹の線の色が違うのはなぜ??(所有会社が違うようだ。ブルーはJR、赤は北越鉄道ではないか)
** 次回は、JR直江津駅 北口と南口 **
JR直江津駅 のホームに立つ
おそらくかなり昔に直江津の市街地を国道が走っていたときの名残の細い道を駅に向かい、JR直江津駅に到着した。
コイン駐車場に車を入れて駅に入っていく。長い上り下りのエスカレータがある。これで3度目だが、人がいない。と思っていたら、今回は、年を召された女性が私の前に割り込まれた。上りエスカレータをゆっくりと自力でも上られる。追い越す必要もないので、そのままついていく。
出札で、「入場券を」というと珍しいのか怪訝な顔をされた。「見送りに来れば入場券くらい買うよなぁ」と思ったものだ。最も土地の人間でない雰囲気が、怪訝かこの原因かもしれない。旅行者が入場券を買うというのは、駅員にしてみれば変だろうなぁ。
改札を入って階段を下りホームに。私の降りたホームには電車が止まっている。普通電車だが。通称ほくほく線=北越急行の電車だ。隣のホームには特急電車が止まっている。越後湯沢行きの「はくたか」だ。孫への土産に写真を撮る。孫はこれを何だと思うだろう。
(メールで送ったところ、すぐに 「はくたか」 といったそうだ。孫の親、私の息子もなぜか喜んだとのこと。鉄道マニアの親子。そんな風に育てたつもりはないが。)
帰ろうと歩いていると制服の乗務員がこちらに歩いてくる。どうもJR西日本の乗務員のようだ。ここで東日本の乗務員、北越急行の乗務員と交代なのだ。直江津は、北陸線の終点、信越線の通過駅でもある。ここで担当会社が変わるので必ず乗員は交代になる。迂闊だった。乗務員が出てきたところを見ると、特急が東から到着するはずなのだ。それを鉄道マニアでない悲しさ。頭に浮かばないので、階段を上ってしまったのだ。階段を上がり、改札で係員と話をする。改札の人々はJR東日本の人だということだ。
上越市は、数年後北陸新幹線がJR高田駅の少し南の駅(脇野田)に停車する。新幹線が通るということは、これまでの鉄道での人の流れが完全に変わることを意味する。現在の北陸線は新幹線に取って代わるかもしれない。信越線もどうなることか。長野新幹線ができたとき、高崎から軽井沢の間、あの碓氷峠を越える部分が廃線になってしまっている。それと同じことがおきると、高田から長野の間が下手をするとなくなってしまうなんてことにもなりかねない。
現在では人気のあるトワイライトエキスプレスのような長距離寝台特急を除くと、昼間の特急は新幹線に変わってしまうかもしれない。現時点では、富山、金沢などから東京に向かうには、特急「はくたか」を利用して越後湯沢に行き、ここで上越新幹線に乗り換えるのが早くて安いのだそうだ。
しかし、この線がなくなってしまうのではないかと思われるのだ。金沢から東京まで北陸新幹線が通る。かなり交通手段に変更が出るだろう。そうするとこの直江津の駅はただ単に長距離夜行列車の通過駅、乗務員乗換駅になってしまいそうだ。北陸新幹線は、この駅は通らないのだ。
改札の係員は、そんな将来の不安を感じているようだ。しかし、時代の流れとあきらめているのか、あっけらかんと笑っていた。
**調査で知ったことは、北陸新幹線開業後は、直江津から妙高高原まではJRから営業が分離されるとのことだ。そのほか、北越急行と羽越線のいずれかの残留問題が論議されているようだ。いずれにしても地元民には、大きな関心事であろう。また、上越新幹線の運転本数にも大きく影響を及ぼすとのことだ。**
車を止めたのは北口で、直江津のメインの出入り口だ。南口方面は、この駅の建て方は船を模していると聞いていた。そこで南口に回って写真を撮ろうと思い足を向けたが、また戻ってくるのが面倒なので、車で移動できないかと外を見ると少し東に踏切があるのが見えた。そこで、北口に戻ることにした。駐車場に向かおうとしたら、東から特急が来た。さっきは迂闊だったのだ。
乗務員がいるということは乗り換えする特急が来るのだ。いまさら遅いので、フェンス越しにその特急の写真を撮る。腹の線の色が違うのはなぜ??(所有会社が違うようだ。ブルーはJR、赤は北越鉄道ではないか)
** 次回は、JR直江津駅 北口と南口 **