2007年07月30日
旅の記録 上越3日目 その7 ガソリンスタンドを探す
2005年5月12日 4日目 (上越3日目)
ガソリンスタンドを探す
むなしさを感じた建築中の恵信尼廟を後にホテルに戻ることにした。途中、これまで立ち寄ったことのない板倉の元の町役場を訪れようと思いたった。先ほど来た道を引き返すだけでいいのだ。
板倉町は上越市と合併した。平成の大合併の一端だ。この合併は行政の圧縮を狙うものなのだが、この板倉の立派な町役場はどうなるのだろう。もう町議会は不要になったし、市の行政とダブるものは町としての担当職員も不要になってくる。そうしたいろいろの部分が不要になるのだが、不要になればなったで、今度は、その入れ物としての役場も中身がなくなるのだから、空に近い状態になるとすると、一体どういうことになるのだろう。何もこれは、上越と板倉の関係だけではない。全国いたるところに存在する問題でもある。
しかし、これまで板倉の観光資源としてきたものを上越市はそのまま観光資源とするのだろうか。恵信尼廟はその観光資源のひとつである、昨日話をしてきた教育委員会のNさんも恵信尼廟の現況を知らなかった。西本願寺は、そうした行政との連携なしにことを進めたのだろうか?もしそうなら、相も変らぬ本願寺の独走ということになるのか。。。ただ、これは真偽のほどはわからない。
町役場もお昼でした。ただ一人ぽつんと立っている私に誰一人として声をかける人はいませんでした。外も寒かったのですが、中も寒いものでした。
ホテルに戻るのだが、戻るコースは前回走った道をと思い、そのコ-スに車をむけた。町内の幹線道路以外は、いわゆる田舎道なのだが、多少整備されているから走るには支障はない。しかし、標識、案内の類は期待できないのだ。しかし、まあ何とか目指す道に戻ってきた。そういえば前回は早朝に通ったところなので、生活感はなく、スーパーマーケットがあるにもかかわらず気づいていなかった。その交差には、前にはなかった建物・店舗が幾つか建っている。だんだん都会化されているわけだ。
スーパーマーケットの駐車場に車を入れて、食料品売り場やいろんな売り場を歩いてみる。思いもよらないものも売っている。地元の名物を名物として大々的に売るというのは、名古屋では経験したことないだろうとおもうのだが。
おなかが空いた。昼のセット・うどんと稲荷のセット500円とのことだ。かなり時間がかかった。その間に雨が降り出した。天気予報通りにやっとなったか。しかし、たいした雨ではない。そして明日まで続くことはないだろう。
食事を終えて、薬屋を探す。まだ体調が戻っていないので、薬が必要だ。見当たらないので店員に聞くと、今はこの店の中にはなく、国道の反対側に薬局ができているという。その指示に従うために車で移動。薬を買ってそのままホテルに移動だ。
見回して薬屋は見つけたが、道路の反対側、駐車場に入るのに、フェンスの切れ目を見つけたのではいろうとして、対向車線にハンドルを切り、駐車場の下りようとして、わぁ~~~~~~段差がある。急ブレーキだ。対向車線に車がいっぱい。邪魔にならないように路肩には止めたのだが、反対方向を向いた車を好奇の目で見ていく。信号が赤になるのを待たねばならない。こんな悲しいこともそんなにはないだろう。それにしても事故を起こさなくてよかった。
国道292号線。これが上越市と飯山市を結ぶ国道だ。通称飯山街道という。私は、ひょっとしたら親鸞は家族を連れて、この道で長野に移動したのかもしれないと思うのだ。それは、まだこの道を走ったことのない私が考えることだ。その可能性を探るために、明日の松本への移動では、この飯山街道・国道292号線を走るのだ。
今日は、この道で高田に戻る。高田に戻って、明日の移動のためにガソリンの補給やら、お土産を買わねばならない。
上越市は、海岸から離れるほどガソリン代が高かった。これは前回の学習の結果である。そこで北陸自動車道に近いほうに走ってみた。セルフと書かれた看板がある値段は書いていない。不思議なことに今回の上越は、どのスタンドもガソリンの価格表示がない。ということは、なにか後ろめたい理由が隠されていそうな感じだ。それでも聞いて見なければわからないのでスタンドに入って、聞いてみる。
「いくらで入れてくれるの?」。即返事があるかと思ったら、一呼吸置いて、人の顔色見ながら「229円」と来た。それはないだろう、いくら他府県ナンバーでも、その上越の近辺の価格は走りながら見てききている。これまでの最高金額だ。私は「たっけー。止め」の言葉を残して、ほかのスタンドに行くべく国道へ戻る。
この3日間の私の上越での動き方は、私自身にも理解できない部分がある。体調を崩していることと、それに加えてとにかくたくさんのものを見て記憶に残さねばならないということから、思いつくたびに行き先を変えている。スタンドを出て、どこに私は向かったのか?
どうもかすかな記憶では、また北国街道=加賀街道に戻っている。そして、その道を高田の駅前まで走っている、そして駅前通りを上越南署のほうに走りスタンドを探しているが見つからず(あっても高いブランドだったり)そのまま高田公園の北側に入って国道18号線にまで走っているが、みつからない。
この道と国道18号線の交差点が、また稲田だったのだが。18号線に乗り北、直江津港に向ける、どうしたことかJASCOのあるインターのもうひとつ南のインターを降りてしまったのだ。理由はわからない。ところが、このインタを降りたところにガソリンスタンドがある。しかも価格表示があって120円と書いてあるのだ。なにかまた導かれたような思いだ。 地図はこちら
満タンにして、もらった。話を聞くと、このあたり一番安いスタンドとのこと。ついでに、タイヤのエアーチェックをしてもらう。どうも左前が少ないように思うのだ。ハンドルが左にとられる傾向にあるのからだが。実際に見てもらうと、その通りだった。よくまあ高速を走ってきたものだ。
**次回は JR越後高田駅 (上越最後の夜)**
ガソリンスタンドを探す
むなしさを感じた建築中の恵信尼廟を後にホテルに戻ることにした。途中、これまで立ち寄ったことのない板倉の元の町役場を訪れようと思いたった。先ほど来た道を引き返すだけでいいのだ。
板倉町は上越市と合併した。平成の大合併の一端だ。この合併は行政の圧縮を狙うものなのだが、この板倉の立派な町役場はどうなるのだろう。もう町議会は不要になったし、市の行政とダブるものは町としての担当職員も不要になってくる。そうしたいろいろの部分が不要になるのだが、不要になればなったで、今度は、その入れ物としての役場も中身がなくなるのだから、空に近い状態になるとすると、一体どういうことになるのだろう。何もこれは、上越と板倉の関係だけではない。全国いたるところに存在する問題でもある。
しかし、これまで板倉の観光資源としてきたものを上越市はそのまま観光資源とするのだろうか。恵信尼廟はその観光資源のひとつである、昨日話をしてきた教育委員会のNさんも恵信尼廟の現況を知らなかった。西本願寺は、そうした行政との連携なしにことを進めたのだろうか?もしそうなら、相も変らぬ本願寺の独走ということになるのか。。。ただ、これは真偽のほどはわからない。
町役場もお昼でした。ただ一人ぽつんと立っている私に誰一人として声をかける人はいませんでした。外も寒かったのですが、中も寒いものでした。
ホテルに戻るのだが、戻るコースは前回走った道をと思い、そのコ-スに車をむけた。町内の幹線道路以外は、いわゆる田舎道なのだが、多少整備されているから走るには支障はない。しかし、標識、案内の類は期待できないのだ。しかし、まあ何とか目指す道に戻ってきた。そういえば前回は早朝に通ったところなので、生活感はなく、スーパーマーケットがあるにもかかわらず気づいていなかった。その交差には、前にはなかった建物・店舗が幾つか建っている。だんだん都会化されているわけだ。
スーパーマーケットの駐車場に車を入れて、食料品売り場やいろんな売り場を歩いてみる。思いもよらないものも売っている。地元の名物を名物として大々的に売るというのは、名古屋では経験したことないだろうとおもうのだが。
おなかが空いた。昼のセット・うどんと稲荷のセット500円とのことだ。かなり時間がかかった。その間に雨が降り出した。天気予報通りにやっとなったか。しかし、たいした雨ではない。そして明日まで続くことはないだろう。
食事を終えて、薬屋を探す。まだ体調が戻っていないので、薬が必要だ。見当たらないので店員に聞くと、今はこの店の中にはなく、国道の反対側に薬局ができているという。その指示に従うために車で移動。薬を買ってそのままホテルに移動だ。
見回して薬屋は見つけたが、道路の反対側、駐車場に入るのに、フェンスの切れ目を見つけたのではいろうとして、対向車線にハンドルを切り、駐車場の下りようとして、わぁ~~~~~~段差がある。急ブレーキだ。対向車線に車がいっぱい。邪魔にならないように路肩には止めたのだが、反対方向を向いた車を好奇の目で見ていく。信号が赤になるのを待たねばならない。こんな悲しいこともそんなにはないだろう。それにしても事故を起こさなくてよかった。
国道292号線。これが上越市と飯山市を結ぶ国道だ。通称飯山街道という。私は、ひょっとしたら親鸞は家族を連れて、この道で長野に移動したのかもしれないと思うのだ。それは、まだこの道を走ったことのない私が考えることだ。その可能性を探るために、明日の松本への移動では、この飯山街道・国道292号線を走るのだ。
今日は、この道で高田に戻る。高田に戻って、明日の移動のためにガソリンの補給やら、お土産を買わねばならない。
上越市は、海岸から離れるほどガソリン代が高かった。これは前回の学習の結果である。そこで北陸自動車道に近いほうに走ってみた。セルフと書かれた看板がある値段は書いていない。不思議なことに今回の上越は、どのスタンドもガソリンの価格表示がない。ということは、なにか後ろめたい理由が隠されていそうな感じだ。それでも聞いて見なければわからないのでスタンドに入って、聞いてみる。
「いくらで入れてくれるの?」。即返事があるかと思ったら、一呼吸置いて、人の顔色見ながら「229円」と来た。それはないだろう、いくら他府県ナンバーでも、その上越の近辺の価格は走りながら見てききている。これまでの最高金額だ。私は「たっけー。止め」の言葉を残して、ほかのスタンドに行くべく国道へ戻る。
この3日間の私の上越での動き方は、私自身にも理解できない部分がある。体調を崩していることと、それに加えてとにかくたくさんのものを見て記憶に残さねばならないということから、思いつくたびに行き先を変えている。スタンドを出て、どこに私は向かったのか?
どうもかすかな記憶では、また北国街道=加賀街道に戻っている。そして、その道を高田の駅前まで走っている、そして駅前通りを上越南署のほうに走りスタンドを探しているが見つからず(あっても高いブランドだったり)そのまま高田公園の北側に入って国道18号線にまで走っているが、みつからない。
この道と国道18号線の交差点が、また稲田だったのだが。18号線に乗り北、直江津港に向ける、どうしたことかJASCOのあるインターのもうひとつ南のインターを降りてしまったのだ。理由はわからない。ところが、このインタを降りたところにガソリンスタンドがある。しかも価格表示があって120円と書いてあるのだ。なにかまた導かれたような思いだ。 地図はこちら
満タンにして、もらった。話を聞くと、このあたり一番安いスタンドとのこと。ついでに、タイヤのエアーチェックをしてもらう。どうも左前が少ないように思うのだ。ハンドルが左にとられる傾向にあるのからだが。実際に見てもらうと、その通りだった。よくまあ高速を走ってきたものだ。
**次回は JR越後高田駅 (上越最後の夜)**