2007年08月02日
旅の記録 松本へ 飯山街道 2
2005年5月13日 5日目
上越市から松本市へ、 飯山街道 その2
ホテルを出て、朝食を買い、上越南署(近いうちになくなるのだそうだ、上越北署=旧・直江津署と統合されるとのこと)の前を広い通りに出る。もうこの交差点はいやというほど通っている。この交差点を右折すると上越大通り(国道292号線)だ。道なりに進めば長野に行き着くことはもう十分すぎるくらい承知だ。前回は、この道から板倉町の恵信尼廟に立ち寄った。今回は昨日恵信尼廟を見てきているので、直接国道を通過するだけだ。 **上越の警察は2006年に一つなりました**
何度も走ると、周囲の風景に慣れてくるので距離感が変わる。前回は昨日のスーパーマーケットで左折するまでの遠く感じた過去は記憶にまだ鮮明残っている。今回は昨日の今日ということもあるが、何かすんなりと来てしまった感じがする。このまま直進。
平成の大合併で妙高市になった旧新井市の市街地を通り抜ける。この国道を直進するのは初めてのことだ。過去2回は板倉町を経由していたので、市街の中央で292号からそれていた。そのため直進することはなかったのだが、その体験が国道を直進することになんとなく違和感があった。
板倉から来る道との交差点では、前回は多くのダンプカーに挟まれた。2年近く前のことだが、飯山から板倉に抜けてくる北陸新幹線の飯山トンネルの工事の最盛期だったのかもしれない。今回はそのダンプカーの姿はかなり少ない。まあ、私が走るにはありがたいことではあるが。
これは、まだ時間がかなり早いということからだろうか。まだこのあたりでは7時半を少し回ったところだ。世の中まだ仕事として動き始めていないのかもしれない。
この近くの道路に面した民家は、1階をガレージにして、階段で1階分上に上がったところが居室になる住宅が多い。上越は平野部で雪があるとはいえ。この妙高の麓の山に入るもしくは山にかかったところとは雪の量がかなり違うのだろう。
上越だけではなく日本海側の道路両側には「雁木」というアーケード状のものがある。今は、文化財的に残されているが、昔はこれがなくては雪国は歩けなかったのだ。その名残というか、まだ現実に雪の影響を住宅の出入りに受けるため、人の出入りだけを確実に確保する狙いが今の住宅の建築方法なのだろうと思う。(もっともこの方法は、板倉町では見かけないのだ。板倉はもう平野部になっているという証明なのだろうか。いや、板倉町は住宅がまとまった町並みがないということか?)
なんとなく走りなれたような錯覚の中を走っていく。だんだん登りがきつくなるのだ。本当に急激にきつくなるという印象。前回は、直進したが中郷インターまでかなりの上ったように思う。飯山へという国道292号線の分岐点だ。信号は青。左折して未知の道に入っていく、山道に入るときは、半分以上不安が付きまとう。期待は、その不安で半分消される、いや押しつぶされているというのが私の気持ちの中の表現だ。 分岐点
左折して、「えっ」、一瞬だが、違和感を。やはり山の中の3桁国道だ。これは先に問題がある可能性は否定できないなぁ。などと不安な気持ちが大きくはなる。しかし、前回あれだけの車が進んでいった道なのだからという期待が、不安を押す。引き返したのでは今回の旅行の本当の目的がなくなってしまうのだ。とにかく山道だ。とはいえちゃんと舗装されているので問題はない。まだ朝早くて、仕事始めになる時間ではない。まだ8時を回っていないのだから。
** 次回は、 飯山街道no峠越え **
上越市から松本市へ、 飯山街道 その2
ホテルを出て、朝食を買い、上越南署(近いうちになくなるのだそうだ、上越北署=旧・直江津署と統合されるとのこと)の前を広い通りに出る。もうこの交差点はいやというほど通っている。この交差点を右折すると上越大通り(国道292号線)だ。道なりに進めば長野に行き着くことはもう十分すぎるくらい承知だ。前回は、この道から板倉町の恵信尼廟に立ち寄った。今回は昨日恵信尼廟を見てきているので、直接国道を通過するだけだ。 **上越の警察は2006年に一つなりました**
何度も走ると、周囲の風景に慣れてくるので距離感が変わる。前回は昨日のスーパーマーケットで左折するまでの遠く感じた過去は記憶にまだ鮮明残っている。今回は昨日の今日ということもあるが、何かすんなりと来てしまった感じがする。このまま直進。
平成の大合併で妙高市になった旧新井市の市街地を通り抜ける。この国道を直進するのは初めてのことだ。過去2回は板倉町を経由していたので、市街の中央で292号からそれていた。そのため直進することはなかったのだが、その体験が国道を直進することになんとなく違和感があった。
板倉から来る道との交差点では、前回は多くのダンプカーに挟まれた。2年近く前のことだが、飯山から板倉に抜けてくる北陸新幹線の飯山トンネルの工事の最盛期だったのかもしれない。今回はそのダンプカーの姿はかなり少ない。まあ、私が走るにはありがたいことではあるが。
これは、まだ時間がかなり早いということからだろうか。まだこのあたりでは7時半を少し回ったところだ。世の中まだ仕事として動き始めていないのかもしれない。
この近くの道路に面した民家は、1階をガレージにして、階段で1階分上に上がったところが居室になる住宅が多い。上越は平野部で雪があるとはいえ。この妙高の麓の山に入るもしくは山にかかったところとは雪の量がかなり違うのだろう。
上越だけではなく日本海側の道路両側には「雁木」というアーケード状のものがある。今は、文化財的に残されているが、昔はこれがなくては雪国は歩けなかったのだ。その名残というか、まだ現実に雪の影響を住宅の出入りに受けるため、人の出入りだけを確実に確保する狙いが今の住宅の建築方法なのだろうと思う。(もっともこの方法は、板倉町では見かけないのだ。板倉はもう平野部になっているという証明なのだろうか。いや、板倉町は住宅がまとまった町並みがないということか?)
なんとなく走りなれたような錯覚の中を走っていく。だんだん登りがきつくなるのだ。本当に急激にきつくなるという印象。前回は、直進したが中郷インターまでかなりの上ったように思う。飯山へという国道292号線の分岐点だ。信号は青。左折して未知の道に入っていく、山道に入るときは、半分以上不安が付きまとう。期待は、その不安で半分消される、いや押しつぶされているというのが私の気持ちの中の表現だ。 分岐点
左折して、「えっ」、一瞬だが、違和感を。やはり山の中の3桁国道だ。これは先に問題がある可能性は否定できないなぁ。などと不安な気持ちが大きくはなる。しかし、前回あれだけの車が進んでいった道なのだからという期待が、不安を押す。引き返したのでは今回の旅行の本当の目的がなくなってしまうのだ。とにかく山道だ。とはいえちゃんと舗装されているので問題はない。まだ朝早くて、仕事始めになる時間ではない。まだ8時を回っていないのだから。
** 次回は、 飯山街道no峠越え **