2007年08月03日
旅の記録 松本へ 飯山街道 3
2005年5月13日 5日目
上越市から松本市へ、 飯山街道 その3
だんだん標高が高くなる。分岐点から18号線に向かっていく前回のときと同様だ。まだ天気が回復していないこともあり、山はモヤがかかっている。上に上がっているということは天気が回復するということを示してはいるものの、これから越す峠ではどういった状態だろう?
途中におそらく旧道なのだろうと思われる細い道があちらこちらに見受けられる。こんな旧道のようなところを走らされたら、困ることになるが、それだけは回避していると思う。それにしても一時あった人家や学校の環境が途切れてから人家が見当たらない。国道18号線の沿線では、中郷インターに入るあたりには確かに人家はあまりなかったが途中にはぽつぽつと点在していたように思うが、こちらの道には人家がなかなかみあたらないのだ。
人が歩いて峠越えをするには人家があるほうが安心だ。今の時代歩くことはないにしても、人家のある道とない道では精神的な安定度に差が出る。迷っても確認ができる環境と、できない環境では、初めて走る道はストレスがかなり違ったものになる。
先日の埼玉県の場合は、地図も見ないでとにかく走ったが、あれは周りには人の生活があふれていたから、迷っても心配はないという精神的に楽な走りだったにもかかわらず、結構なストレスで体調を崩した。この飯山街道の場合には、人気がない、対向車も後続車もない。ここで道を間違えようものなら、とんでもないことになるのは必定だ。とはいえ、そんな道を間違える心配だけはなさそうだ。昔ならいざ知らず、今のこの道はこの広さで道なりになっているのはこの国道だけのようだ。
上越・高田の今朝は結構涼しい、いや寒かったというほうがいいかもしれないが、少し窓を開けて走っていた。しかし、だんだん本当に寒くなってくる。窓を閉めざるを得ないのだ。5月の13日金曜日、この時期にこの寒さだ。「おそらく子供連れでこの時期に峠を越えるなんて難しいだろうなぁ」と親鸞の気持ちに立ってみる。
トンネルを通り過ぎた。トンネルがあるということは、そこには旧道の困難な険しい道があることを示している。このトンネルを抜けると、県境の標識だ。ここまでそんなに時間がかかっているわけではない。国道18号線を走るよりも、距離的はかなり近いように思うくらいだ。人家のないところをこんなに短く感じるとこはそんなには多くはない。現実はどうなのか。地図を見る限り県境への到達は、この飯山街道のほうが早いのは確かだ。それは、飯山市が野尻湖などのある信濃町よりも北に位置するからだが。
国道18号線は県境から野尻湖付近を南下して、峠を越してから一旦中野市の方角に向かって下りていく、北国街道はそれとは違って長野市のほうに向かう。この飯山街道は、ここから飯山市の中央から少し北に出て、国道117号線に合流し、さらに中野市で18号線に合流する。
地図を見る限りの距離的な問題としては、飯山街道の方がなんとなく短いように思うのだ。
県境で、車を止めて写真を撮る。ここでん??? 大体県境は、峠の頂上が多いのだが。この道まだ登っていく。。。。。それにしても、車が来ない。。。。 ん? でも標識の向こうには人家が見える。長野県側は人家があるようです。 新潟・長野県境
さて、気分一新。まだ走りましょう。走らねば飯山にはいけないのです。
まだ、確かに上ります。どこまで上るのか?それにしても冷えてくるなぁ。ぽつぽつある人家の間を抜けていく。時々人家は道路よりもうんと高いところにある。どうしてなのかは、おそらく聞いてみないことにはわからないかもしれない。
人家が待たなくなって、まだ上るところで、雪を発見。まだあちこちに残っている。ということはここはまだ北斜面なのだ。確かに、上越では妙高などの山々に雪のあるのは確認していた。アア、まだ解けていないのだ。という感覚だった。いま上越の日本海が白く見えるのは、雪解け水が関川を下り、海に流れ込んでいることが原因という話も聞いた。魚津市あたりの蜃気楼もこの雪解け水の影響があるから見ることができるのだ。おそらく上越あたりでも天気がよくて本当に無風状態という環境ができれば
佐渡あたりが蜃気楼で浮かび上がるかもしれない。何にしても、雪がまだあるということは、冷えてくるのも当然といえば当然。
** 次回も 飯山街道の峠越えです。 新幹線工事現場に遭遇します**
上越市から松本市へ、 飯山街道 その3
だんだん標高が高くなる。分岐点から18号線に向かっていく前回のときと同様だ。まだ天気が回復していないこともあり、山はモヤがかかっている。上に上がっているということは天気が回復するということを示してはいるものの、これから越す峠ではどういった状態だろう?
途中におそらく旧道なのだろうと思われる細い道があちらこちらに見受けられる。こんな旧道のようなところを走らされたら、困ることになるが、それだけは回避していると思う。それにしても一時あった人家や学校の環境が途切れてから人家が見当たらない。国道18号線の沿線では、中郷インターに入るあたりには確かに人家はあまりなかったが途中にはぽつぽつと点在していたように思うが、こちらの道には人家がなかなかみあたらないのだ。
人が歩いて峠越えをするには人家があるほうが安心だ。今の時代歩くことはないにしても、人家のある道とない道では精神的な安定度に差が出る。迷っても確認ができる環境と、できない環境では、初めて走る道はストレスがかなり違ったものになる。
先日の埼玉県の場合は、地図も見ないでとにかく走ったが、あれは周りには人の生活があふれていたから、迷っても心配はないという精神的に楽な走りだったにもかかわらず、結構なストレスで体調を崩した。この飯山街道の場合には、人気がない、対向車も後続車もない。ここで道を間違えようものなら、とんでもないことになるのは必定だ。とはいえ、そんな道を間違える心配だけはなさそうだ。昔ならいざ知らず、今のこの道はこの広さで道なりになっているのはこの国道だけのようだ。
上越・高田の今朝は結構涼しい、いや寒かったというほうがいいかもしれないが、少し窓を開けて走っていた。しかし、だんだん本当に寒くなってくる。窓を閉めざるを得ないのだ。5月の13日金曜日、この時期にこの寒さだ。「おそらく子供連れでこの時期に峠を越えるなんて難しいだろうなぁ」と親鸞の気持ちに立ってみる。
トンネルを通り過ぎた。トンネルがあるということは、そこには旧道の困難な険しい道があることを示している。このトンネルを抜けると、県境の標識だ。ここまでそんなに時間がかかっているわけではない。国道18号線を走るよりも、距離的はかなり近いように思うくらいだ。人家のないところをこんなに短く感じるとこはそんなには多くはない。現実はどうなのか。地図を見る限り県境への到達は、この飯山街道のほうが早いのは確かだ。それは、飯山市が野尻湖などのある信濃町よりも北に位置するからだが。
国道18号線は県境から野尻湖付近を南下して、峠を越してから一旦中野市の方角に向かって下りていく、北国街道はそれとは違って長野市のほうに向かう。この飯山街道は、ここから飯山市の中央から少し北に出て、国道117号線に合流し、さらに中野市で18号線に合流する。
地図を見る限りの距離的な問題としては、飯山街道の方がなんとなく短いように思うのだ。
県境で、車を止めて写真を撮る。ここでん??? 大体県境は、峠の頂上が多いのだが。この道まだ登っていく。。。。。それにしても、車が来ない。。。。 ん? でも標識の向こうには人家が見える。長野県側は人家があるようです。 新潟・長野県境
さて、気分一新。まだ走りましょう。走らねば飯山にはいけないのです。
まだ、確かに上ります。どこまで上るのか?それにしても冷えてくるなぁ。ぽつぽつある人家の間を抜けていく。時々人家は道路よりもうんと高いところにある。どうしてなのかは、おそらく聞いてみないことにはわからないかもしれない。
人家が待たなくなって、まだ上るところで、雪を発見。まだあちこちに残っている。ということはここはまだ北斜面なのだ。確かに、上越では妙高などの山々に雪のあるのは確認していた。アア、まだ解けていないのだ。という感覚だった。いま上越の日本海が白く見えるのは、雪解け水が関川を下り、海に流れ込んでいることが原因という話も聞いた。魚津市あたりの蜃気楼もこの雪解け水の影響があるから見ることができるのだ。おそらく上越あたりでも天気がよくて本当に無風状態という環境ができれば
佐渡あたりが蜃気楼で浮かび上がるかもしれない。何にしても、雪がまだあるということは、冷えてくるのも当然といえば当然。
** 次回も 飯山街道の峠越えです。 新幹線工事現場に遭遇します**